ミソスーププロダクション劇場⑲「魔法少女たちのお茶会(前編)」 | 元祖!神脳味噌汁「世界」

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おれがいく。がんそ!かみのみそしる「ざ・わーるど」!

 

 
さやか「たのもおおおおおおおおお!」

 

 

 

さやか「暁美ほむら!出て来ぉぉぉぉぉぉぉい!」

 

卯月「え…えええっ!?何何!?」

ゆんゆん「ド…ドッキリ!?ていうか何かすっごく怒ってないですか!?」

 

 

 

さやか「あ、そこの人!」

卯月「ひっ!?」

ゆんゆん「な…何ですか!?」

 

 

 

さやか「もしかしてアイドルの島村卯月さんじゃないですか!?いやー!!あたし大ファンなんですよ!!」

卯月「あ、それはどうも…。」

ゆんゆん「あの!ゆんゆんは!?ゆんゆんはどうですか!?」

さやか「え?あ、えーっと…ごめんなさい、知らないです…。」

ゆんゆん「がーん!」

 

 

 

クウラP「相変わらずやかましいな…今度は何だ?」

卯月「あ、プロデューサーさん!」

ゆんゆん「じ…実は…!」

 

 

 

さやか「あ…あんた何者だっ!?」

クウラP「オレはこの事務所のプロデューサーだ。貴様、この事務所で随分と騒動を起こしてくれたようだな?」

 

 

 

さやか「だったら何だってのよ!邪魔するなら…あんたも斬るっ!」(ゴォォッ!)

 

 

 
クウラP「…。」

 

 

 

ドカッ!バキッ!ボコッ!ドゴッ!ベキッ!ガスッ!ベキャッ!ボゴッ!ゴスッ!バカッ!ベゴッ!ビキッ!ズゴッ!ベギョッ!ドガッ!ビギッ!ボグッ!ゴボッ!ズドッ!ズギャッ!メギッ!

 

 

 

 

 

ドゴォォン!

 

 

 

ゴシャッ!

 

 

 

クウラP「どうした?さっきまでの勢いはどこに行った?」(グググ…)

 

卯月「プ…プロデューサー!流石にやり過ぎです!流石にやり過ぎですって!」

ゆんゆん「死んじゃうから!その子死んじゃうから!プロデューサー!」

 

 

 
マミ「み…美樹さん!?何でここに!?」
クウラP「何だ、マミの知り合いか?全く、後輩のしつけぐらいはちゃんとしておくんだな。」

 

 

 

マミ「もう…美樹さん!ダメじゃない!」

さやか「いやぁ~…面目ない…プ…プロデューサーさんも…。」

クウラP「ふん、これからは気を付けるんだな。」

 
卯月「無事に済んでよかったね、ゆんゆんちゃん。」
ゆんゆん「そ…そうですね!」
 
 

 

さやか「お二人も…驚かせてしまってすみませんでした…。」

卯月「あ、気にしなくていいよ?」

ゆんゆん「そうだね、悪い人じゃなさそうだし。」

 

マミ「美樹さん、多分ゆんゆんと同じぐらいよ?」

 

 

 

さやか「えっ!?同年代!?」

卯月「あ…気づいてなかったんだ。」

 

 

 
ゆんゆん「うん、そうだよ。」
卯月「慣れてるね、ゆんゆんちゃん。」

 

 

 

 

 

 
さやか「あ、そうだ!マミさん!ほむらいませんか!?」
マミ「暁美さん?」

 

 

 

マミ「どうしたの?何かまた弱味握られて脅された?」

さやか「違いますよ!」

 

 

 

さやか「あいつは…まどかの…私達の大切なものを奪ったんです!あいつは…あいつは悪魔だっ!」

 

 

 

マミ「…そう、とうとう貴女達も彼女の毒牙に…。

 

…とりあえず、犬に嚙まれたと思って。」

さやか「待ってください。何か話が全然かみ合ってない気がするんですけど。」

 

 

 

?「急にそんなこと言ったってわからないよ、さやかちゃん。私達はこの世界の住民じゃないんだから。」

さやか「あ!」

 

 

 

さやか「まどか!」

マミ「鹿目さん?その恰好…。」

まどか「驚かせてごめんなさい、マミさん。」

 

 

 

マミ「…鹿目さん、どうして…貴女はもう魔法少女にはならないって言っていたのに。
貴女は「魔法少女」では叶えられない夢を見つけて、そのために今頑張っているはずなのに…。」
 
まどか「そうですか…「そっちの私」はそういうことになっているんですね…。」
 
 

 

マミ「あ、でもワルプルギスの夜倒したから鹿目さんが魔法少女になってもあんま困らないって暁美さん言ってたわね。」

まどか「えぇ!?」

さやか「倒したの!?あれ!!てか倒せんの!?あれ!!」

マミ「ええ。すっごい助っ人が来てくれて、それで何とか。」

 

 

 

まどか「改めて…私達はマミさんがいる世界の鹿目まどか、美樹さやかとは別の存在です。

これから詳しく説明します。私達がどういう運命をたどったのか…。」

 

 

 

まどか「この、「魔法少女まどか☆マギカ本編と劇場版「叛逆の物語」のブルーレイディスクで。」

マミ「ブルーレイ!?」

さやか「メタくてすんません…。」

 

 

<視聴>

 

 

 

マミ「鹿目さん…こんな…こんなことって…!」

ゆんゆん「うわぁああああん!ひどいよ!こんなのってないよ!」

 

 

 

マミ「鹿目さん…苦労したのね…!大丈夫!これからは私も力になるから!」(ギュッ)

まどか「あ…ありがとうございます。」

 

ゆんゆん「グズッ…まどかちゃん…凄すぎるよ…!」

卯月「よしよし。」

 

 

 

まどか「私は願いによって「円環の理」となり魔法少女を導いていましたが、悪魔となったほむらちゃんによって力の一部を奪われ、ただの人間、魔法少女になってしまったんです。

 

それでもなんやかんやで記憶が戻って、私達は何とか力を取り戻そうとしたんですが…逃げられてしまって…。」

さやか「それで、あれやこれやあってこの世界のほむらを見つけたんです。この世界にはまどかの願いによって消滅したはずの「魔女」がいる…その世界にいるほむら…もしかしたらと思って会いに来たんですけど…。」

 

マミ「一番大事な所端折られている気がするんだけど、まあいいわ。」

 

 

 
マミ「魔女ならうちの事務所にも…ほら、そこに。」
 
シャルロッテ「マジョモットカマンベール♪」(トテテテテ…)
 
まどか「うわぁ!お菓子の魔女!」
さやか「何かほかにも変なの一杯いない!?」

 

 

 

獄長「くぉ~ら待たんかお前ら~っ!」(ドスドスドス…)
 
まどか「うわぁ何か凄い人来た!」
マミ「ウイグル獄長さんね。」
さやか「獄長ってなんだよ!マミさん何でそんなに落ち着いてるんですか!?」
 
 

 

マミ「獄長、今度は何があったんですか?」

獄長「うむ、あいつら、わしがおやつ時に食べようと思っていたゴルゴンゾーラチーズをくすねていったのだ。

折角いいワインが手に入ったから楽しみにしていたのに…!」

 

まどか「マミさん、落ち着いてるね。」

さやか「てかあの人、あの見た目でワインにチーズとかお洒落な趣味してるね。」

 

 

 

マミ「まぁ、この世界基本こんな感じだから。」

マミ「えぇ~…。」

さやか「何だろう、色んな世界の中でここが一番ヤバい気がする。」

マミ「アメブロブンドド界隈ではよくあることよ。大丈夫、そのうち慣れるから。」

さやか「こんな世界が他にもあんのかよ…。」

 

 

 

マミ「それに、暁美さんだけど、確かに変わってはいるけど鹿目さん達の言う「悪魔」ではないと思うわ。」

まどか「そうなんですか?」

さやか「とりあえず、会ってみないとわかんないかな~。」

 

 

 

「はいおはようございまぁ~す!!!」

 

 

 
まどか「えっ!?キュウべえ!?」
マミ「何でキュウべえがこんなところに!?」
さやか「てか、今の声何?」
 
 
「ミソシルギャラクシーファイト」、幕間のお話です。さやかちゃんが参戦する直前辺りのお話です。
<つづく>