真・ミソシルファイト3壱-53 | 元祖!神脳味噌汁「世界」

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おれがいく。がんそ!かみのみそしる「ざ・わーるど」!

・真・ミソシルファイト

第三部第一章~風雲竜虎編~

第五十三話「あれは強力過ぎる」

 
 
<前回>

かばん一行の前に現れたのはガイアメモリによってドーパントに変身したサイサリス、ターンX、バンシィと元ハンター軍団のオブシディアン・フューリーだった。
強敵達との戦いの火ぶたが切って落とされる。
 
 
 

 

ターンX「知るがいい…「ターンX」の真の能力は…まさに!「世界を支配する」能力だということを!」

 

 

 

ダンッ!

 

アクア「跳んだ!」

ダクネス「来るぞ!アクア!」

 

 

 

鼻毛神拳奥義・出来る男のオレスキー

 

アクア&ダクネス「「ぎゃーーっ!!」」

 

 

 

鼻毛神拳奥義・私の伝説は12世紀にはじまった

 

アクア&ダクネス「「ぎゃーーっ!!」」

 

 

 

鼻毛神拳奥義・オプティマス”私が主役”プライマル

 
アクア&ダクネス&黒子「「「ぬわーーーっ!!!」」」
 
かばん「待って!知らない人巻き込んでる!」
 
 
 
ターンX「さぁてぇ…お主らの生体反応のデータを取りつつ、神の国へのインド王を渡してやる!」(ビビッ…!)
 

 

 

アクア「な…何なのよコイツ…強いとかそう言う前に変よ!変態だわ!」

ダクネス「神の国…わ…私にどんな責め苦を与えようというのだ…!」(ワクワク)

 

 

 

 

 

モードレッド「おおおあっ!」(ゴォッ!)

 

 

 

ガガガッ!

 

サイサリス「甘い!」

モードレッド「チッ…!」

 

 

 

サイサリス「貰った!」

 

 

 

シュシュシュッ!

 

モードレッド「くそ…!」(ガガガッ…!)

 

 

 

ガチィッ!

 

モードレッド「…!」(ヒュッ…)

 

 

 

サイサリス「何と他愛のない、鎧袖一触とはこのことか。」

モードレッド「うるせぇ黙れ!」

 

 

 

サイサリス「勇者一行のメンバーは百戦錬磨の強者と聞いていたが、この程度とはな。どうやらお前達人間の運命は「滅び」と決まっていたようだ。」

モードレッド「…言うじゃねーか。」

サイサリス「…折角だ、一つ話をしようか。人類に復讐を誓った、ある一人の女の話だ。」

モードレッド「復讐…?」

 

 

 

サイサリス「我らの同志であるバンシィは…先ほどオブシディアン・フューリーも触れていたが、元々は人間だった。
だが、彼女は強大な魔力を持っていたせいで人々から恐れられ、迫害されていた。
 
ある時、隣国の兵士達が彼女の暮らす村に攻め入り、全てを焼き尽くした。
彼女は捕虜にされ、奴隷として売り飛ばされた。その後の彼女の人生は…まさに地獄だったと聞く。
 
我々魔王軍がその国に攻め入り、彼女を拾った時彼女の心は人間達への怒りと憎しみで満ち溢れていた。
そしてその憎しみが彼女の強大な魔力を更なる高みへと導いたのだ。
 
今、魔王陛下を除けば我らの軍で最も強大な力を持つのは彼女、バンシィだ。」
モードレッド「へっ…それが何だってんだ…!」
 
サイサリス「彼女はお前達人間を決して許さない…つまり、貴様らに勝ち目はないということだ。」
 
 

 

長門「てーっ!!!」(ドドドドドッ!)

 
 

 

フワッ…

 

長門「!?」

 

 

 

ドドドドドドドドドッ!

 

長門「くっ…シールドか…!」

 

 

 

フューリー「これ以上はやらせない!」(ダッ!)

長門「!」

 

 

 

ガキィィィッ!

 

長門「ユージオ!」

ユージオ「く…何て力…!」

 

 

 

ドゴォッ!

 

ユージオ「がっ…!」

 

 

 

キィィーン!

 

ユージオ「うわああああっ!」

長門「ユージオッ!」

 

 

 

ドドドドドドッ!
 
 

 

ユージオ「く…!」(ザッ…!)

 

 

 

ユージオ「!」

 

 

 

ドゴォォォォォォン!

 

ユージオ「く…!」

 

 

 

長門「ユージオ!大丈夫か!」

ユージオ「な…なんとか!」

 

 

 

バンシィ「退路など与えない!殺してやる!!」

 

ジャキン!

 

 

 

ジャンヌ「!」

かばん「あああ…!」

 

 

 

長門「マズイ…!かばん殿!」

 

 

 

フューリー「やらせん。」

長門「くっ…!邪魔をするな!」
 
 

 

サイサリス「いかん!あれは危険すぎる!」

モードレッド「!?…ただの銃じゃないのか…!?」

 

 

 

ギュオオオオオオッ…!

 

 

 

ズギャアアアアアアン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドグァアアアアン!

 

 

 

 

 

 

バタリ…

 

「…?」

 

 

 

ジャンヌ「えっと…今…何が?」

かばん「わかりません。」

 

 

 

バンシィ「ほう、この距離でよくかわせたな。流石勇者と言った所か。」

かばん「微動だにしてないんですけど。」

 

 

 
モードレッド「…どういうことだ?」
サイサリス「彼女は銃火器の扱いが苦手なのだ…百発撃って百発とも的に当たらん。」
モードレッド「さっきの哀しい過去補って余りあるほどのポンコツじゃねーか。」
 
 

 

 

次回、ちょっと間を開けます。

<つづく>