・真・ミソシルファイト
第三部第一章〜風雲龍虎編〜
第二十一話「ザギの弱点」
<前回>
孫悟空を追い詰めるダークザギ。だが、悟空はどれだけ攻撃されても立ち上がり、不敵に笑う。
そんな悟空に不安を感じるハンター軍団。
果たして悟空が見つけた「ダークザギの弱点」とは何なのか…?
ザギ(…受け手に回るのは不利だ!この人は想像の斜め上の作戦を立ててくる!)
ザギ(ラッシュで一気に押し潰す!パワーとスピードならこっちが上だ!破れるものじゃない!)(ゴォッ!)
ス…
ズドドドドドドドドドドッ!
ドドドドドドドドドドッ!
ザギ(ジャブ!フック!アッパーと見せかけてのワンツー!…ダメだ、全部受けられる!)
ドドドドドドドドドドッ!
ザギ(さっきまで受けるのが精一杯だったはずなのに今度は全部しっかりと捌かれる…!特に何も変わってないはずなのにどうして…!?)
ピタッ…
ザギ「!?」
グッ
ドゴォッ!
悟空「もらった!」(ダッ!)
ゴォォォォォォォ…!
ガッ
パッシィア…
「捕まえた。」
「そいつはどうかな?」
「界王拳!!!」
ズォォォォォォォォッ!
ザギ「ッ!?」
悟空「でりゃあ!」(バッ!)
ザギ「あ…!」
メキッ…!
ドガァァァァン!
ヒュウウウウウウウ…
ズドォォォン!
ザギ「う…!」
悟空「…。」(シュウウウウ…)
ザギ「…痛つつ…!側頭部もろ入った…!」
スタッ
ザギ「!」
悟空「…。」(スゥ…)
悟空「ふう…。」(シュウウ…)
悟空「…。」
ザギ(…変身を解いた…?まだ戦いは終わってないのに…。
それに、気の感じがどんどん穏やかになっている気がする…まるで戦いの中じゃないみたいに…。)
悟空「…。」
アーツ身勝手、持ってました。
<つづく>