我らゴブリン村② | 元祖!神脳味噌汁「世界」

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そうぞうりょくをときはなて!がんそ!かみのみそしる「ざ・わーるど」!

・真・ミソシルファイト外伝
我らゴブリン村
第二話「決戦!ゴブリン村!」
 
 
<前回のあらすじ>
アスナを狙うゴブリン達!しかしその実力差は歴然!
果たしてスケブンまで持っていけるのか!?期待せずに待て!
 
 

 

ゴブリンB「すんません。ホントすんません。すぐ終わりますんでもうちょい待ってくださいね。」

アスナ「…早くしてほしいんだけど。」

 

ゴブリンC「押して駄目なら引いてみろだ!」

ゴブリンA「とりあえずやってみるか…。」

 

 

 

ゴブリンA「いや~お姉さん、すみませんでした!ホント、失礼なことばっかり言っちゃって…。」

ゴブリンC「ごめんなさい。謝ります。」

ゴブリンB「えと…その…すんません。」

アスナ「…どういう風の吹き回し?」

 

 

 

ゴブリンA「確かにちょっと欲望駄々洩れでしたが…でも、お姉さんが美人で、仲良くしたいな~って思ったのは本当なんですよ?」

ゴブリンB「そ…そうそう!俺達、ちょっとバカだから相手の気持ちとかよく考えられなくて…!」

ゴブリンC「だから…一度やり直させてください!」

アスナ「うーん…本当に反省しているなら許してあげるけど…。」

 

 

 

ゴブリンC「まず、その気品のある雰囲気!柔らかな中にも強さを秘めた美しくも凛とした感じ!

そんな雰囲気の女をねじ伏せると悔しさや恥ずかしさで良い表情するんですよ!」

 

 

 

ゴブリンB「玉のような肌!整った顔立ち!宝石のような瞳!柔らかそうな唇!そしてサラサラの髪…。

それを乱暴に扱ってボロボロのグチャグチャにした時の征服感!満足度!」

 

 

 

ゴブリンA「何よりこの身体!人間の身体ってのは俺達ゴブリンにとって一番具合が良いからな!いいオナホになるんだよ!

俺の経験じゃあんたは恐らく歴代1,2を争う名器だろうからな…是非欲しい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴブリンA「馬鹿野郎!全然駄目じゃねぇか!」(ゲシゲシ!)

ゴブリンB「おだてれば言うこと聞くなんて、それが出来たら苦労してねーよ!」(ドカバキ)

ゴブリンC「いや…この場合折角褒めてやってるのに言うこと聞かないあの女に問題あるだろ…!」

 

アスナ「人を褒める才能無さすぎるよね、貴方達。」

 

 

 

アスナ「…貴方達、いい加減にしないと…!」

 

ゴブリンABC「「「!!!」」」

 

 

 

ゴブリンA「ごめんなさい!ホント、すいませんでした!」

ゴブリンB「マジで…反省してます!もうしません!」

ゴブリンC「二度と人前に姿は見せません!だから命だけは!」

 

 

 

アスナ「…はぁ…わかった。それじゃ、もう二度と悪さしちゃ駄目だよ?」

ゴブリンA「あ…ありがとうございます!」

ゴブリンB「やっぱりいい人だあんた!」

ゴブリンC「それじゃ…お言葉に甘えて…!」

 
 

 

ゴブリンA「もう二度と悪さはしませーん!」

ゴブリンB「反省してまーっす!」

ゴブリンC「お前ら人間のそのバカな所は大好きだぜーっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴブリンA「わかりました!じゃあ最後に一つ!一発ギャグやるんでそれが面白かったら俺達の所有物になってください!」

アスナ「なる訳無いでしょ。」

ゴブリンA「一発ギャグ!行きます!」

 

 

 
ゴブリンA「戦士の誇りを忘れるな~!」
ゴブリンB「オークかよ!」(バシッ)
ゴブリンC「ぶっ…ひゃっひゃっひゃっ…!」(ドンドン)
 
 
 
 
 
 
 
 
アスナ「…最後に言い残したことはある?」
ゴブリンA「ご…ごめんなさい!マジごめんなさい!」
ゴブリンB「もうしませんから許して!」
ゴブリンC「し…死にたくない!命だけは!」
アスナ「さっき貴方達はそう言って私に不意打ちを仕掛けたよね?同じ手はもう食わないよ?」
 
 
 
ゴブリンA「ひ…ま…待ってお願い!」
ゴブリンB「助けてくれって!頼むよ!あんた人間だろ!?」
ゴブリンC「許してください!何でもしまむら!」
 
アスナ「貴方達は自分の欲望のままに生きている。もしここで貴方達を逃がしたら他の人が犠牲になるかもしれない。」


 
アスナ「だから…ここで終わらせる!」
 
ゴブリンABC「「「お…お助け~っ!!!」」」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アスナ「あぅっ…!」(ドサッ)
カランカラン…
 
ゴブリンD(棍棒舌出し)「ゲヒヒ…隙あり~っ!」
 
 

ゴブリンE(素手立)「やっと出番か!」
ゴブリンF(素手座)「ヘヘヘ…随分やられてたなおめぇら。」
 
ゴブリンA「うるせぇ!おめぇらも突かれてみろってんだ!」
ゴブリンB「とはいえ、これで状況逆転だな!」


 
アスナ「…っ!どういうこと…!?」
ゴブリンA「どうもこうもねぇぜ?」
 
 
 
ゴブリンA「俺達は最初っから6体いたんだよ!」
ゴブリンB「まさか3体しかいないと思ってたのか?」
ゴブリンD「俺達はお前とこいつらが戦っているのをずっと見てたんだよ!」
ゴブリンE「で、チャンスだと思って攻撃に出たって訳だ!」
 
 

ゴブリンA「さぁーて…まずは俺達に散々好き勝手してくれたお返しといこうか…。」
ゴブリンD「いいねぇ…俺達も混ぜろよ。」
ゴブリンF「楽しませてもらおうぜ~!」
 
アスナ「…わかった…貴方達のこと…もう絶対許さない!」
 
 

実は「わくわくゴブリン村」ですが、武器を持つ手が1セットに左右それぞれ一つずつしか付いてこないんですね。

だから、最初のABCの三体が全員武器を持っていることで「実は2セット購入していた」というのを暗に示していたんです。

<つづく>