SAO感想!今回はあまりに非道な上級貴族達相手にとうとうユージオ、キレました。
中々強烈なトラウマ回!
・ソードアートオンライン
アリシゼーション
第十話
ぼんやりしてきた明日の輪郭
集めたピースも今じゃちぐはぐ
世に蔓延る見えない不条理を
照らし出す太陽
この胸に滾る熱い炎
ティーゼの相談を受け、ライオスとウンベールの二人に注意をしたユージオとキリト。だが、貴族二人に反省の色は無かった。
ある日、キリトとユージオは時間になっても部屋の掃除に来ないロニエとティーゼを心配していた。
二人のいる初等修剣士の寮へ向かうキリト。ユージオが部屋に待っていると、いつか話に出たウンベールの付き人であるフレニーカ(声:伊藤未来)がやって来る。
その話によると、ウンベールのフレニーカへのセクハラはまだ終わっておらず、ロニエとティーゼはそのことで抗議に向かったのだという。
嫌な予感を感じたユージオは急いでライオスとウンベールの部屋に向かう。そこでユージオが見たものは二人に縛られたロニエとティーゼの姿だった。
貴族の権利を持ってロニエとティーゼにお仕置き(性的な意味で)をしようとするライオスとウンベール。
法律を前に身体が動かなくなるユージオだったが、目の前の光景にとうとう我慢が限界を迎えた。
その時、あの時のようにユージオの右目に異変が起こり…。
ここは分厚い氷の真ん中
水蒸気に湿る心の殻
にじみ出てきた光が乱反射
この宇宙の全てを照らす
<この回この台詞>
「友達のために…勇気を振り絞ったティーゼとロニエに…残酷な罰を与える法…!
その彼女達を罠にかけ、辱めようとしているライオスとウンベールを止められない法…!
そんな法を守ることが善だというのなら…僕は…僕は…!」
―ユージオ、上級剣士
<今日の一枚>
胸糞シーンの最中だというのにやたら綺麗なルパンダイブ決めるライオス殿。
<ポイント>
○物語
・ユージオ君、ブチ切れる。
・最後の一線を越える者達。その代償は大きく…。
・人間とは何か、人工フラクトライトは人間なのか、色々悩む回。
・全体的に刺激が強すぎる回。
○ぷっつん
・目の前の非道にとうとうユージオ、キレる。
・ロニエとティーゼの姿に怒りを感じるも、禁忌目録や貴族の権利の前に身体が動かなくなるユージオ。「怖い」からだと思ってたけど、実際は「法律を破ってはいけない」という人工フラクトライトの本能的なものだったのかも。
・目の前で行われる残虐な行為にとうとうブチ切れたユージオ。右目にいつかと同じ変化が現れ…爆発。…爆発!?え!?あれ無茶すると爆発すんの!?どんだけ不親切な仕様!?
・ウンベールの片腕を切り落とすユージオ。むしろよく腕だけで済ませたな。…手を切る…フフ。
→殺してたら大塚芳忠ボイスで「オメデトウ坊や、童貞を捨てたな」って言ったのに。
・大切な物を守るために剣を抜いてしまったユージオ。しかしその結果キリト君まで、むしろキリト君の方が重罪人になってしまった。まぁ、仕方ないさ、うん。
・罪を犯したユージオ。しかしキリト君はそんなユージオを「人間」と言った。罪を犯す「人間」と法を守った「人間もどき」…。
・禁忌目録を破ったユージオの前に現れるいつかのハゲ。…こいつ、もしかして確認して報告する以外役に立たない?
・アザリア先生に目を治してもらったユージオ。そして彼女に「出来なかったこと」を期待された。この後のキリト君への言葉を考えると、アザリア先生、ユージオには「この世界の存在として期待すること」、キリト君には「この世界の外の存在として期待すること」を伝えたのかも。
・アザリア先生には激励され、ロニエとティーゼには心配され…色々あったけど、最後に支持されたのはユージオの方だったな。
・罪を犯すという超イレギュラーな状況になってしまったが、何の陰我かそのお陰で目的が一気に近づいたユージオ。目の前に現れた姫騎士は…!
○慣れてますので
・本当に大切なものを守るために戦い続ける「黒の剣士」、その名はキリト君。
・ロニエとティーゼを心配して初等修剣士寮へ向かうキリト君…なんで窓から出るんだw。外クソ雨だっつーのにw。いつかお土産買ってきた時といい、君にはドアを使うという習慣がないのかw。
・ユージオのピンチに助けに来たキリト君。さて、キリト君は最初に剣を置いて外に行きましたが、助けに来た時は普通に剣を持っていました。おそらく、最初に寮に向かう→ロニエとティーゼの不在を確認→部屋に戻りフレニーカに話を聞く→助けに来たぜ!(今ここ)って感じだったんだろうな。
→フレニーカ、キリト君が窓から入ってきてビックリしただろうな。
・法律についてあれこれ言われるも、それを一蹴するキリト君。ここが人間と人工フラクトライトの一番の違いかもしれない。
・ライオスをゴブリン以下と言うキリト君。トカゲ殺しのウガチも悪い奴ではあったけど、ゴブリンとしての誇りを持ち、傷ついても最後まで戦い抜いたもんな。あれはあれで立派なとこもあったよ、うん。
・vsライオス。剣に力を集めさらに太く立派に。…状況が状況だけに下ネタにしづれぇなヲイ。
・剣に力を集めパワーアップさせるキリト君。ウォロ先輩戦でコツを掴んでいたか、それとも誰も見てない所で練習していたか。
・ライオスの両腕を斬り落とすキリト君。…君ら、腕なら斬っても即死しないしギリ大丈夫ぐらいに思ってないか?死ぬもんは死ぬぞ。
・一応止血のためにロープを用意してあげるキリト君。…両腕無いんで、結んであげてください。
・ユージオに対し、「人間」と言うキリト君。いくつもの「間違い」…君が言うと中々の説得力ね。
・アザリア先生はキリト君の正体がわからなかった。でも、彼がもたらす良い変化を信じていた。その予想はきっと当たるぞ。何せ前例がありすぎる。
○勇気ある少女達
・友達のために立ち向かった少女の悲劇。
・前回話題に上がったウンベールの傍付き、フレニーカまさかの登場。あ、ちゃんと出番あったんですね。名前だけじゃなかったんですね。
・フレニーカのため、今度は直接文句を言いにいくことにしたロニエとティーゼ。なんでここでキリト君達通さなかったのかと思ったけど、「一度ユージオ達に頼んで駄目だったから」「平民であるユージオ達が駄目だったので今度は貴族である自分が行こうと思った」「一度頼んでおいて結果駄目でしたというのは気が引けた」からのどれかだろうな。ライオスに「貴族の誇り」について語っていたあたり、多分2番目だ。
・ライオス達に捕まり、ユージオの目の前でヤられそうになるロニエとティーゼ。本気で嫌がってる奴ですやん。オカズにしづらいやつですやん。
・ヤられそうになるロニエとティーゼ。正直、二人がここで最後までヤられても「ただ可哀想なだけ」にしかならないからなぁ…アスナさんとかリーファちゃん、シノのんならなんか百人単位でヤられても大丈夫感あるんだけどな…風格?
・襲われかける、目の前で腕が切り落とされる、返り血がかかる、変なバグりかたして人が死ぬというトラウマ必至のフルコース受けながらユージオを気遣う優しさを見せるティーゼとロニエ。…修剣学校来ているだけあって君ら、結構強い子ね。
○人ならざる者
・色んな意味で人では無かった存在、ライオスとウンベール。
・ユージオへの復讐としてロニエとティーゼを狙っていたライオスとウンベール。元々狙ってたのか。この時名前が出たからそれで狙ったのかと思った。
・「学園規則」の上にある貴族の権利や禁忌目録を利用してロニエとティーゼに手を出そうとしていたライオスとウンベール。小賢しい奴め。
・ロニエとティーゼがクソ貴族に襲われる胸糞シーンだっつーのにやたら綺麗なルパンダイブ決めるライオス。ごめん、ちょっと笑ったw。
・ティーゼに手を出そうとしている時の長い舌といい、キリト君と戦っている時の表情といい、なんか人間よりもゴブリンみたいなモンスター感があるライオス。そんだけ性根がねじ曲がっているってことなんだろうな。
・ライオスとウンベール、細身かと思ったら脱いだら結構筋肉質だったのね。一応真面目に鍛錬してたのかね。
・ユージオに腕を斬られ、ライオスに助けを求めるウンベール。ライオス、神聖術や天命を分ける術も一応使えたんだろうか。セルカ結構苦労してたのに。
・ロニエを縛っていたロープで止血するウンベール。一応こういう最低限の知識は持ってたのね。
・ウンベールが斬られたのにまったく動じず、むしろ罪人となったユージオとキリト君を殺せることを喜ぶライオス。自分さえ傷つかなければオールオッケーってタイプか。ウンベールすら「友人」じゃなくて利用する相手としか見てなかったのかもな。
・キリト君とユージオを殺せることをステイシアに感謝するライオス…そのステイシア、実質キリト君の嫁さんだぞ。
・自分もまた腕を斬り落とされたライオス。ウンベールに紐で止血しろと命じるも、それをしたらウンベールが死ぬということで「禁忌目録に反する」ために出来ないという。ここで普通の悪人ならそんなこと気にせずウンベールの紐を奪ったり、最悪天命を奪って自分を生かそうとするものですが、あくまでも「禁忌目録」を守ってそれをしないあたりが人工フラクトライトの限界なんだろうな。
→そう考えると、「大切な物を守ろうとして法を破るユージオ」と「法律を守って何かを壊そうとするライオスとウンベール」は対になっているし、そのお陰で大切な物を失わずに済んだユージオと命まで奪われたライオスは真逆の結末を迎えた訳だ。
・自分の命と禁忌目録の間でとうとうバグを起こすライオス。絵面とか色々キツすぎるのですが。トラウマになりそうなのですが。
→そういやこの場合死因はなんなんだろう。バグって命が止まったか、普通に出血多量か。
・そのまま死んでしまうライオス。皮肉だな、法律を利用して色々してきたライオスだったけど、最後に彼の命を否定したのはその法律自体なんだから。
・ラスト、キリト達を迎えに来た女騎士。金色の髪と鎧、そしてかやのんボイスで喋る高貴な騎士…まさか、ダクネス!?←
<一言>
ようやくメインヒロイン出てきたんですけど。
もう話数二けたなんですけど。
一挙放送終盤なんですけど。