牙剥くお姫様 | 元祖!神脳味噌汁「世界」

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そうぞうりょくをときはなて!がんそ!かみのみそしる「ざ・わーるど」!

 
けものみち感想!今回は尻姫様ことアルテナ姫が久々登場!身体張りまくります!
そして徐々に近づいてくる源蔵さんとMAOの決戦の時…?
 
 
・旗揚!けものみち
第九話
 
 
 
今日も今日とて源蔵は筋トレしたり働かないカーミラにお仕置きしたりと金にはならないけど忙しい生活を送っていた。
そんな中、源蔵達の前に一人の女性が現れる。何とそれは第一話で源蔵にジャーマン決められたアルテナ姫だった。
 
最初は思い出せなかったけど、何とかアルテナ姫のことを思い出した源蔵は再びジャーマンスープレックス!姫様の尻を晒し者にする。
そんな目に遭わされながらもアルテナ姫は源蔵に勇者としての責務を果たさせること、すなわち魔王討伐をさせることを諦めてはいなかった。
 
だが獣を愛する源蔵は「魔獣の長」である魔王を討伐する気にはならない。だが、異世界召喚された勇者は元の世界に送り返すか、死なない限り新しい勇者を呼ぶことは出来ない。とうとうアルテナ姫は実力行使にでるが…。
 
 
一方、MAOとイオアナもアユティー等様々な魔獣達を配下に加え、大軍勢を率いるようになっていた。
ケモナーマスクを探すMAOは彼に関わりのあるオークの村を襲撃し…。
 
 
<この回この台詞>
「私は諦めませんからね!」
―エドガルド・ラティス・アルテナ、エドガルド王国王女兼姫巫女
 
 
<きょうのけもの>
 

 

 

・アユティー

 

猿のような魔獣。軍隊ザルと比べると言葉を話したり道具を使うなど人間に近い。

野蛮な種族らしく、山賊のようなことをしていた。MAOやイオアナを襲撃するが、MAOによってあっさり返り討ちにあい、その後は彼の軍勢に加わった。

元ネタは謎。情報求む。

ワーウルフをモフった源蔵さん的にはこれもきっと獣なんだろうな。

 

 

 

 

・ガルム

 

魔獣の犬。どっかで見たような愛らしい姿をしている。

アユティーを蹴散らしたMAOの前に現れた。MAOに懐いているようだが当の本人は…?

元ネタは北欧神話の冥界の番犬で、ケルベロス的な立ち位置。

「エースコンバットゼロ」では主人公が参加した部隊の名前が「ガルム隊」だった。円卓の鬼神!幸運を祈る!

 

 

<今日の一枚>

 

 

 

源蔵さんに自首を勧める内縁の奥様、シグレさん。

 

 

<ポイント>

 

 

 

 

 

 

 

○物語
・源蔵さんとMAO、二人のレスラーが異世界で大暴れ。
・近づいてくる因縁。勇者と魔王、遂に互いを認識!
・パンツ大サービス回。
・姫様かわいい。
・今日のこっちみんなはシグレとカーミラ。これで向いてないのはあと「シグレと花子」か。
 
○勇者
・俺は勇者ではない。プロレスラーだ!柴田源蔵王国を蹴散らす。
・働かないカーミラに恥ずかし固めを喰らわす源蔵さん。セクハラで訴えられたら絶対負ける奴w。
・スクワットをしている源蔵さん。筋トレも欠かしてなかったのか。
・信頼の無さから、ヒロイン勢に捕まってしまう源蔵さん。ある意味ざまぁw。
・最初姫様を色町の娼婦だと思っていた源蔵さん。源蔵さん、性欲に興味なさそうに見えて意外とそういうとこも行くんですね。
→まぁ、クエスト帰りにたまたま近くを通るだけかもしれませんが。
・最終的にちゃんと姫様のことを思い出す源蔵さん。いや、思い出せるだけでも十分凄いわw。
・王国最強の兵士たちを蹴散らす源蔵さん。個人的には膝蹴りで相手の頭を蹴飛ばして壁に叩きつけたのが一番エグいと思いました。
・諦めないアルテナ姫にプロレス技で返り討ちにし続ける源蔵さん。尻は良い。なんで頭から落とす技ばっかりなんだよ!殺意高すぎない!?
→一般の人に仕掛け続けたら確実に1,2回、もって3回で死ぬかめっちゃ重い障害残ると思われます。
・最初は魔王討伐に興味を持たなかったけど、「魔獣の王」である魔王がどんな姿なのか興味を持ってきた源蔵さん。こう言っちゃなんだけど、花子やイオアナの例を考えて、多分人型だと思うぞ。
・ギルドで魔王の情報を求めるも、魔王討伐のために立ち上がると勘違いされ、「勇者」として祭り上げられてしまう源蔵さん。あくまで「勇者」ではなく「レスラー」と言っていますが、それでも嬉しそうなのはやっぱレスラーとしてこういうコールを浴びるのが好きってのもあるかもしれませんね。
・オークの村を訪ね、遂にMAOも異世界召喚されたことを知る源蔵さん。MAOはケモナーマスクに執着してましたが、源蔵さんは何を思ったのか…。
・今日のシグレ。姫様が本物であることにいち早く気づく。勘が良いよね、この子。
・源蔵さんに対し、自首を勧めるシグレ。まるで聖母みたいな笑顔…w。
・魔王に興味を持つ源蔵さんに興味を持たないシグレ。興味を持て、ストーリーが進まないw。
・陽炎の刀を回収するシグレ。とうとう落ちる前に回収してやがる。
・今日の陽炎の刀、妖刀村正。…デザインかなり凝ってますねw。
→元ネタは刀鍛冶、村正さんが作った刀のこと。権力者だった徳川一族と何かと悪い縁があったので「妖刀」扱いされるようになったそうです。
・今日のヒロユキ。希少種故カーミラより立場が上に。「さん」を付けろよデコ助野郎!
・今日のアリ。姫様の悲鳴を聞きながらも気にせず玄関掃除。
 
○尻姫様
・久々登場アルテナ姫。めっちゃ可愛い人でした。
・とにかくぶん投げられて尻を晒したり、源蔵さんに触れられてドキドキしたり、無礼者!と怒ったり、尻姫様めっちゃ可愛いじゃないッスかw。
・あれだけの目に遭わされながらもあくまで源蔵さんを勇者として敬って魔王討伐を頼み、いざとなれば実力行使に出る決断力を持ち、さらにそれもダメならどんなひどい目に遭わされてもとにかく頭を下げ続けて頼み込む。しかもこの時権力を笠に着ることなく、あくまで姫様個人で頭を下げ続けるという…結構立派な人物じゃないッスか。
・「人間」代表の姫様。カーミラとの言いあいは「人間」と「魔族」の立ち位置がわかる地味に大切なシーンかも。
・源蔵さんにとにかく酷い目に遭わされ続けますが、。それでもちょっと身体が触れ合うだけでドキドキしちゃう姫様。貴方もしかして源蔵さんみたいな人がタイプとか?
・とにかく技を受けまくり、尻を晒し続ける姫様。普通の人は姫様の尻に注目し、毎回違うパンツをはいていることに気づきますが、プロレスについてかじったことのある人は首に注目し、「あんだけ危険な技を受け続けているのにピンピンしている姫様の首どんだけ丈夫なんだ」とか思ってそう。
・どれだけ尻を晒しても、コートのお蔭で顔は隠されていた。ナイスコーディネート!
・アルテナ姫は姫であり姫巫女だった。でも花子やカーミラのような魔族が傍にいても全然気づいてないんだよな。気配の察知能力とかは無いのか。
・「ペットショップ」を「魔獣を人々の家に送り込む」施設と勘違いしてしまった姫様。あぁ、価値観の違いからの哀しい誤解…。
→ホマレ「訳のわからないものは怖い。それが人間だ。」
→ピリカ「自分とは違う。理解できないものは退けようとする。ある意味自然な反応だよね~。」
→ヒロユキ「なんだか悲しいです…。」
・異世界召喚についてのルール。勇者は一人召喚したらそれを送り返すか、勇者が死ぬまで新しい勇者を呼び出すことは出来ない。だから源蔵さんに頼るほかないのか、成程。
・諦めず源蔵さんに頼み込む姫様。なんか、主人公の気をひこうとする勝気系お嬢様ヒロインに見えてきた。
・姫様が受けた技の一つ、ローリングクレイドル。相手を捕らえてグルングルン回る技。多分、姫様が受けた技の中で一番優しい奴。
 
○魔の娘達
・大事な仲間は最大の敵?「勇者」を前に動き出す魔。
・保存食を食べる花子。…いや、保存しておくべきものを今食うなよw。有事までとっとけよw。
・カーミラと共に源蔵を取り押さえる花子。あ、角や尻尾をエロい目で見られているって自覚はあったんですねw。顔ちょっと赤くなってますねw。
・話の中で源蔵さんが勇者であることに気づき、魔王の正体を明かさせないよう対策を打とうとする花子。珍しく花子が真面目だ。そして結構有能だ。
・カーミラの作戦で源蔵に偽りの魔王様の姿を植え付けることに成功したが、その姿があまりにアレだったためカーミラに往復ビンタする花子。花子、魔王に対してちゃんと忠誠心持ってるのね。
・冒頭、やたら気合の入った絵で描かれるイチゴとラズベリーを食べるカーミラ。美味しそう。
・希少種であるヒロユキの方が上と知り、「さん」を付けるカーミラ。素直だなw。
・恥ずかし固めを受け、パンツを晒されたせいで「黒パンツのおねーちゃん」と子供達に馬鹿にされるカーミラ。子供相手にムキになるなしw。
・子供達に馬鹿にされたので小遣いを上げて欲しいとか花子に添い寝を求めるカーミラ。うん、同情しなくていいやw。
・勇者を「極悪人の虐殺者」と言うカーミラ。人間にとっては「英雄」だけど魔族にとってはそんな扱いか。
・「尻姫様」アルテナと「黒パンツのねーちゃん」カーミラ…話の内容だけなら分かり合えそうなものだけどな。この差が人と魔の壁なんだろうか。
・魔王について調べる源蔵さんに対し、「あえて別の姿を勝手に妄想させることで自己完結させ、魔王の真の姿にたどり着かせない」という作戦を立てたカーミラ。意外と悪い作戦じゃないというw。
・「頭が3つ、翼があって、めっちゃデカい」…キングギドラじゃん。
→結構本気でこの後「身体は金色、尻尾は二つ、口から電撃を吐く」って続くと思ったw。
・「触手が生えてる、目からビーム、シュペペペペーって鳴く」…シュペペペペーってなんじゃいw。
→色々考えた結果、魔王様ってゴクアーク様なんじゃないかって思うようになりました。。
・クエストに出ていた魔獣の群れがいなくなり、「源蔵と出会えなくて幸運だった」とか言っちゃうカーミラ。うん!意外と否定できないw!
 
○MAO軍侵攻
・異世界MAOの成り上がり。野獣のようなレスラー、大暴れ。でも意外な弱点…?
・大暴れするMAO。鋭い歯もあって、まるで獣のよう。そして源蔵さんの兵士無双と言い、やっぱスタッフさんこういう荒々しいシーン作る方が好きだろ。
・目の前の敵は全てねじ伏せるMAO。しかしながらどうやら犬は苦手な様子。もしかしてケモナーマスクに勝てない理由って…。
・背伸びして知ったかぶりしちゃうイオアナ。でもウィンク可愛いから8割は許しちゃう。
・「グリフォンの群れが全滅した」「オークを全員奴隷にした」…多少盛っているとはいえ、グリフォンの群れを全滅させたのは多分花子の方だぞ。
・アユティーにDDT、ウラカン・ラナ、飛びつき腕ひしぎ逆十字を決めるMAO。楽しそうに暴れるなぁ。
・MAOの腕ひしぎに思わずタップするアユティー。ギブアップはタップってのは万国共通なんですね。
・MAO軍は猿のマユティーと犬人間と雉人間と言う桃太郎な構成。どう見ても「鬼」側なんだけどな。
・MAOの強さは認められていたけど、実際MAO軍が従っていたのはドラキュリアス家のイオアナだった。何か虎の威を借りる狐だったけど実際は狐の方が威があったみたいな。
・ケモナーマスクを追うMAO、オークの村を襲撃。あのオーク達、ジャーマンスープレックスとバックドロップの違いがわかるのか…。
・ケモナーマスクの正体は「柴田源蔵」だと知っていたMAO。あ、正体は知ってたんだ。源蔵さん、ファンや一般の人々には正体隠すけど
、同業者のプロレスラーや裏方には結構普通に正体明かしていたんだろうか。
・MAOvsオークキング。カットされちゃったけど、これは見たかった好カード。
 
 
前回、完全に源蔵さんのせいで心を壊されてしまったボンちゃん。そんなボンちゃんの仇を討つために立ち上がるエドガーとミーシャ。どう動くかこの二人。
 
 

 

 

 

 

 
 
<一言>
残り2、3話ぐらいか。
次回がミーシャ決着編で、残りでMAO軍との最終決戦かな?