~見えているぞ!新条アカネ!~
バジャックの夢から目覚めた裕太達。六花は以前アカネに言われたことをみんなに伝える。
自分達は作られた存在であるという事実に内海は激しく動揺する。
このことについてアカネ本人に確認しようとする裕太達だったが、アカネは既に姿を消していた。
一方追い詰められたアカネはコンピューターワールドに潜んでいた。戦いに敗れ、夢の世界も否定され、完全にやる気を失ったアカネ。
アカネが作り出した怪獣は今までの様なクオリティを失っており、フルパワーグリッドマンの前にあっさり倒される始末だった。
そんな中、アンチは打倒グリッドマンのために戦い続けていた。だが、サムライキャリバーの言葉を受け、自分の生きている理由について疑問を持つようになる。
そんな中、倒された怪獣の中から異形の存在が現れ、街を管理していた怪獣達を次々殺害し始める。
それはこの世界の終わりの始まりだった…。
<登場怪獣>
・????怪獣ナナシ
精神的に追い詰められたアカネちゃんが作り出した怪獣。
アンチ君とキャリバーの戦いが終わったあたりで登場し、街を破壊し始めたが、フルパワーグリッドマンの前にあっさり倒される。
相当追いつめられていたらしく、かなり適当なデザインとなっており、アレクシスすら「これでいいの?」と疑問を持っていた。
しかしながら適当なデザインの中で「のぞき穴」はちゃんと作っているあたりアカネちゃんの消せない特ヲタのサガを感じる…気がする。
・????怪獣ナナシ
アカネちゃんが作り出した怪獣達の中の人。メトロン星人カラーで動きがグリーザ、見た目はサタンビゾーっぽい。
武器は目から放つ光線。雑魚だったナナシAと違い、アクロバティックで予測不可能な動きでフルパワーグリッドマンを圧倒した。アレか、怪獣のガワが無くなったことで身体能力をいかんなく発揮できるようになったJACのアクターさんみたいな感じか。
倒されたナナシの死体から登場。ベノラ達を殺害しながら街を彷徨っていた。
しかしこの中の人、今までの怪獣達の中にも入っていたんだろうか。ゴングリーとかゴーヤベックとかどうやって入ってたんだ。
・毒煙怪獣ベノラ
街を管理していた怪獣。神経性ガスを街に充満させ人々の記憶を操っていた。
結局グリッドマンと直接戦うことなくナナシによって全滅させられてしまった。
もしグリッドマンがベノラに直接攻撃仕掛けていたらどうなっただろうか。
・臥薪嘗胆怪獣アンチ
ご存知アンチ君。
アカネちゃんに見捨てられようが、アレクシスに殺されかけようが、グリッドマン打倒のため戦う頑張り屋さん。
登場時はグリッドマンを圧倒していたが、どんどん強くなるグリッドマンを前に戦力差は開いていき、とうとう普通に戦っても負けるように。
そんな戦いの中、彼の中に芽生えた「心」が彼自身に思わぬ変化をもたらすことになる。
そういや、アンチ君の中にもナナシ入ってたんだろうか。
<今日の一枚>
留守かどうか確かめるため、ドアをぶち破るマックスさん。
<ポイント>
○物語
・終わりの始まりの物語。
・追いつめられ、壊れて行くアカネちゃん。だんだん可哀想になってくる。
・「心」を知ったアンチ君。ツンデレを極め、新ヒーロー「グリッドナイト」爆誕!
・「エヴァ」「Gガン」の雰囲気を感じる物語。
・遂に対峙するグリッドマン同盟とアカネちゃん。その衝撃の結末…。
○SCENE 01:消えたアカネ
アカネから聞いた真実をみんなに伝える六花。それは内海を激しく動揺させる。
・消えたアカネちゃん。それを追うグリッドマン同盟。
・六花ちゃんの情報に一番動揺したのは内海君。今までの記憶さえも作られたものだとしたら、もう信じられるもの無いよな…。
・六花ちゃんもあの情報は相当ショックだったらしい。でも、その後も一緒に戦い続けているんだから立派だよ六花ちゃん。
・学校の中、友達と話していたら殺したはずの問川さん達バレー部員達が。問川さんここでまさかの再登場。マジで予想以上に影響デカいぞこの子。
・さらにアカネが今まで殺してきた人達まで。「アルカトラズ」のメンバーとか覚えてる人、いる?
・目を覚ましたアカネちゃんに怪獣製作を急かすアレクシス。アレクシスの方が楽しんでない?
・何で自分が怪獣を作っていたのかの理由もわからなくなっていたアカネちゃん。インガオホーとはいえここまで追い詰められると逆に可愛そうだおっぱい。
・うじうじ悩む内海君の脛を蹴るボラーちゃんくんさん。…そろそろ折れないw?
・とにかくアカネちゃんに話を聞くため、自宅に突撃することにする裕太君達。行動力ありすぎだろ。
・アカネちゃんについて、アレクシスに操られていると考えている裕太君。「アカネちゃんを嫌いになれない」というプログラムのせいか、それとも…。
・アカネちゃんの家に突入するため、ドアを破るマックス。あんた意外と脳筋ねw。
・家に突入したらまさかの別空間だった。懐かしい建物が…。
・グリッドマンの正体を知りながら、それでも勝てないことをボヤきながら、第五話ですぐにグリッドマンが来なかったことに疑問を持つアカネちゃん。回想シーンで一瞬でも輝く水着姿…。
○SCENE 02:触らぬ神に…
アカネは一週間も行方不明になっていた。グリッドマン達はそんな中、アカネやこの世界の謎を考えていた。
・繋がって来た点。見えてきた秘密。
・1週間ほどアカネちゃんは学校を休んでいた。そのことについて、「怪獣が出ないから良い」ではなく、自分達の消滅の危機を感じていた内海君。内海君、結構マイナス思考だよね。
・とうとう内海君、グリッドマン同盟を休む。一番ノリノリだったのに…。
・リセットについて、その原因が怪獣の出す霧、神経性毒ガスであることに気づいたグリッドマン。「毒煙怪獣」のことを思い出したか。
・裕太君の記憶がないのはおそらくアカネちゃんが原因じゃない。この辺の謎はまだまだ不明か。
・フルパワーグリッドマンのことから、グリッドマンと新世紀中学生達は元々一つの存在だったと考える一行。それがアレクシスによってバラバラにされた…裕太君の見た夢と繋がったな。あとは第一話最初のあのシーンか。
・まだグリッドマンの言う「危機」は去っていないと警戒する裕太君。この戦い、どう転ぶか。
・一方アカネちゃんはスランプからか、手抜き怪獣をアレクシスに渡す始末。アレクシスもこれにはビックリ。
・アカネちゃんの他の怪獣案、三つ首とか球体型とか、目玉とか微妙に凝ってる奴もあったのね。何でそんな一番微妙な奴にw。
・一方内海君はテストに向けて勉強中だった。とりあえず元気になって良かった良かった。
・そんな内海君について笑う六花ちゃんと裕太君。この夫婦感。
・アカネちゃんがこの世界を作った理由を考える裕太君達。六花ちゃんはそれを「神様の世界」から逃げてきたと考えていた。「弱かったから」じゃなくて「繊細だったから」。六花ちゃんの親友設定、めっちゃここで役に立ってる。
・「明日も怪獣出ないといいね」…フラグ。
○SCENE 03:心ある者
打倒グリッドマンのために戦うアンチ。だが、戦いを経て彼の中で何かが変わろうとしていた。
・グリッドマンを倒す者、アンチ。その変化。
●BATTLE:サムライキャリバーvs臥薪嘗胆怪獣アンチ
・「心」を知ったアンチ君。自分の生き方を見つめ直す。
・キャリバーと戦い、敗れるアンチ君。グリッドマンどころかキャリバーさん一人にすら勝てないか。
・「怪獣の癖に飯を食って風呂に入る」…いいじゃねぇか別にそんぐらい。バードンやマガジャッパだって風呂入るぞ。正式には水浴びだけど。
・グリッドマンを倒してどうするのか、そのことはまだ考えてなかったアンチ君。一時期はアカネちゃんの友達の予定もあったけどな。
・アンチ君を「人間と怪獣の間でぶれている」と言うキャリバーさん。そんな迷いを断ち切るように叫ぶアンチ君。不器用な奴。
・そんな二人の後ろで怪獣出現。苦しそうな声で鳴いてるな、ナナシ。
・まだ怪獣がいる。つまりまだアカネちゃんはこの町にいる。グリッドマンの戦いはまだ終わってない!
・六花ちゃん達を見て「楽しそう」と言うはっす。…楽しそうかなぁ?
●BATTLE:超合体超人フルパワーグリッドマンvs????怪獣ナナシ
・絶好調のグリッドマンvs超絶不調のアカネちゃんの怪獣。
・斬ってどついてブレストスパーク!…あれ終わり?クソ弱ぇなんだこいつ。
●BATTLE:超合体超人フルパワーグリッドマンvs臥薪嘗胆怪獣アンチ
・打倒グリッドマンのために戦い続けてきたアンチ君。もはやグリッドマンの「敵」ではなかった。
・名無しを倒したフルパワーグリッドマンに飛び蹴り仕掛けるアンチ君。久々の直接対決。
・「こういうことね。」「その通りだ!」…いや、違うと思う。
・アンチ君のフルパワー光線もフルパワーグリッドマンの前には効果なし。ワンパンでめっちゃぶっ飛んだな。
・かつては強豪怪獣として苦戦したアンチ君も今のフルパワーグリッドマンの前には敵じゃなかった。剣を地面にぶっ刺して蹴り!…良く持ったなキャリバーさん。
・「パクってばかリの奴が勝てると思うな!」…内海君、すっかり元気にw。
・トドメ!…と思いきやグリッドマンはそのままアンチ君を見逃した。もうグリッドマンにとってアンチ君は「敵」じゃなかった。
・ナナシの死体が残っていることを不気味に思う内海君。ベノラが仕事してないから?
・アンチ君にトドメを刺さなかった理由。それは「心」を持ったから。そしてグリッドマンは「心ある生き物」は殺せない。だからグリッドマンはアカネちゃんに直接攻撃出来ないことになるのか。
・この世界での「怪獣」とはアカネちゃんの悪意であり、生き物としての活動はしていない。この辺は「生き物」としての側面もあるウルトラ怪獣との違いですな。
・負けたことを淡々と受け入れるアカネちゃん。負けて死ぬだけの怪獣に自分自身の姿を重ね合わせたのだろうか。
・雨に打たれるアカネちゃん。濡れたワイシャツ…透けは…←。
・久々のアンチ君とアカネちゃん。アカネちゃん、もはや怒りすらなくなって…。
・アカネちゃんとアンチ君が再会したのはかつて二人で食事したレストラン。その思い出の場所も、今じゃボロボロで…。
・雨に濡れるアカネちゃんに傘を渡すアンチ君。そういや、最初にグリッドマンに勝った時も雨に濡れてたなアカネちゃん。
・怪獣は人間の心を読んだり、都合を合わせたりしない。いるだけで日常を奪っていく存在、それが怪獣。アカネちゃんの怪獣観。その怪獣に憧れた理由は…誰かに合わせたり、人の顔色を窺う日々に疲れたからかもしれない…。
・アンチ君を人間みたいといい、完全に切り捨てるアカネちゃん。でもそこには怒りも哀しみもなく、ただただ無…。
○SCENE 03:崩・壊
終わりが始まった。倒した怪獣の中から出てきた中の人はこの街を管理する怪獣ベノラを殺していく。
・壊れ始める世界。それは神様の心のように…。
・ナナシの中から出て来る中の人。今までの怪獣の中にも入っていたんだろうか。ゴングリーとかゴーヤベックとかバジャックとかどうしたんだ。
・中の人が出てきたことに驚くアレクシス。てか中の人言うなし。
・フラフラと彷徨いながらベノラを殺していく中の人。かなりホラー映像なんですけど。
・合唱曲「心の瞳」に乗ってベノラを殺していく中の人。この辺エヴァンゲリオン風味。
・壊れて行く街。死んでいくベノラ。正気を取り戻したアカネちゃんが見たのは死んじゃった自分の街…。
・ベノラはまた作ればいいというアレクシス。この期に及んでまだやるのか、神様ごっこ。
・アレクシスの言葉も届かず、再び彷徨い始めるアカネちゃん。アレクシス、今鼻で笑った?
・街を彷徨っていたら裕太君達を見つけたアカネちゃん。そして知る真実。
●BATTLE:超合体超人フルパワーグリッドマンvs????怪獣ナナシ
・めっちゃ強いぞ中の人!フルパワーグリッドマンすら圧倒!
・めっちゃアクロバティックな動きでフルパワーグリッドマンを攻撃する中の人。スーツと言う制約が無くなって自由に動けるようになったからか軽い軽い!
・ミサイル攻撃も華麗にかわし、さらに弾むような動きでフルパワーグリッドマンを圧倒する中の人。物理法則若干無視してない?
・目からビーム!結構器用な真似できるのね中の人。
・動きが読めない中の人。フラフラと舞い、ビルぶっこ抜いて凶器攻撃!自由な奴。
・倒れたフルパワーグリッドマンにトドメのビーム!最強形態に勝っちゃったよ中の人。
・完全に倒したグリッドマンのアシストウエポンを引っぺがしていく中の人。そんな無理やり外して良いもんなのかソレ。
→引きちぎった後は普通に戻ってきました。
・さらにグリッドマンの首を絞める中の人。親指立てているあたり殺意が凄い。
○SCENE 04:新たなる輝き!グリッドナイト誕生
中の人に倒され絶体絶命のグリッドマン。それを助けたのは敵であるはずのアンチだった。
・心を知り、ツンデレを極めたライバル。新たなヒーローに大変身!
●BATTLE:グリッドマン&臥薪嘗胆怪獣アンチvs????怪獣ナナシ
・ツンデレここに極まれり。心を知ったアンチ、遂にデレる。
・絶体絶命のグリッドマンを助けたのはアンチ君!ゴングリー戦でも見たなこの光景。
・めっちゃ吹っ飛ばされるグリッドマン。バウンドしてたぞ。
・ツメ攻撃で中の人と戦うアンチ君。意外と善戦してるぞ。その理由は後程…。
・最後は突き攻撃からビームを受けてしまうアンチ君。しかし、その身を挺してグリッドマンを守った…!?
・アカネちゃんにどこでも好きなところへ行けと言われ、アンチ君が出した答え。それは…自分に与えられた命の意味を探すこと。
・アンチ君はあくまでもグリッドマン打倒のために生きている。だからそのためにグリッドマンと共に戦う!ベジータだ…貴様を倒すのはこの俺だって奴だ…。
・そんなグリッドマン打倒の想いがアンチ君に新たな力を与えた!ビルの上に立つその姿は…!
●BATTLE:グリッドナイトvs????怪獣ナナシ
<一言>
グリッドマン、グリッドナイト、六花ちゃん、アカネちゃん以外でfigma出るならアレクシスか中の人欲しいな。