振り返ってみた。
今年は、釣りにかけられる時間が減ったことや、
住居が、変わったため、
主戦場が、
これまで、通っていた霞ヶ浦や小貝川から、
涸沼に変わった。
涸沼の魚影の濃さ、サイズ感は、
今までのそれとは、全く違った。
また、決定的に違ったのは、
アメリカナマズがいないこと。
アメリカナマズを気にせずに鯉を釣ることが
できた。
涸沼は、水温、潮の状態を見極めれば、
簡単に鯉を釣ることができる。
計算通りに、釣りが展開できる。
ひょっとしたら、何も考えずエサを入れただけでも、
釣れたかもしれない。
ただ、何かが物足りなかった。
霞ヶ浦で、ナマズを避けながら鯉を釣り上げた
感動がなかった。
北浦で、手が氷るような思いでアカムシを縛って、
鯉を釣り上げたときのような感動がなかった。
河川で藪をかき分け新規開拓したときの、
初鯉を釣り上げた時のような感動がなかった。
鯉釣りは、サイズや量より、納得のいく一本を
釣り上げるまでのプロセスがとても大切だと
改めて気づかされた一年だった。
来年は、那珂川、涸沼川の汽水河川で
鯉を釣るスキルを身につけたい。