裏垢まで作って熱く語れるところ作ったのだが
新しいアニメ
新しい腐探しに夢中になり、、
全然更新しないblogになってしまった。
でもね、
去年から買って温めに温めた作品、
コレ
八田てき 作
「遥か遠き家」
もうずーーーっと気になってはいたのだけど、
タイトルも表紙もなんだか、こう儚げというか
切なさとかあってここぞとゆう時に読もう
って
思ってた作品。
もうね、めちゃくちゃよかった
3日〜1週間は引きずるね。
いいよ！いいよ！
これぞこころに残る作品！
率直な感想としてはBL界のスティーブン・キング。
スティーブンキングの怖さって
目に見えないものの怖さなんだけど、
ソレがお化けやそう言ったものでなくて
”信仰心“だと思うんですよね
「ミスト」「it」「キャリー」
本当にいるかいないかの存在、
目に見えないものの存在
それらに対抗しようとする信仰心。
あとは「ショーシャンクの空に」のように
希望から絶望への、、
そう言ったものが胸くそ悪さと、どうにもできない
傍観者の私に、
のしかかるわけで、何年たってもこころに
残るわけですが、どんな形であれ
こころに残る作品って
いい作品なんですよね。
うわぁ。最悪。って思っても
考えさせられるし、
作った側の視点「ここに目をつけるのか、、」
ていう凡人には気が付かない部分とか
そう言った事も含めて素晴らしい！
と評価されるんだと思うんです。
で、今回私が「これだからBLやめられん！」
って思ったのがコレ。「遥か遠き家」
アランとエイデンのお話。
2人は過去〜現在に置いて闇を抱えていて
家を飛び出して街を転々と
自分たちの安らぐ場所、帰る家を探す旅に
出るんです。でもね、アランの育った家は
完全なるカトリック。
育って来た環境や植え付けられた信仰心(救いを求める)は
簡単には、、
エイデンはそんな彼を救ってあげたい。
そんな彼にも過去に、、
そして出会う大人がソレを許さない。
コレはもう、、怖いくらいに
スティーブンキング映画に出てくるソレなんです。
「神は！」「主よ！」って。
あぁ！それ以上やめてーーー！ってこころ中で
叫ばずにはいられない、、
読後、読んでよかった。
と同時に「私には本当に彼ら、
この作品を理解できる事はない」
と思いました。
なぜなら、神も仏も何も信じてない。
何も信仰していないから。
ただただ、人の作り出した神、
いるかいないかもわからない存在に
ここまで人は振り回されるのか、、と怖い。
お察しの通り、
完全なるハピエンではないです。
でも私の中ではハピエン。
果たしてふたりの旅は？！安寧の地はどこに？！
気になってきました？？
読みたくなって来ました？？
これだからBLはやめられん〜
これ以上はネタバレになってしまうのでお終い
おすすめメリバ作品
「お兄ちゃん」 はらだ
「カラーレシピ」 はらだ
「依存の契り」 akabeko
「月影」 SHOOWA
「60億分のふたり」 でん蔵
「踊る阿呆と腐れ外道(下)」 あかねソラ
「レンタルたまちゃん」 らくたしょうこ
「運命と赤い糸」 日乃チハヤ
「薔薇とヘドロ」 天河藍
「モノポライズ」 ともち
「心中するまで、待っててね」 市梨きみ
ざっとこんな感じで
軽いものから重いものまで色々な
ラスト、作品の数だけ彼らの人生があるわけで。
是非ぜひ🙏一緒に沼りましょ