12/20(日)の振り返り。
オルフェ産=3勝
ゴルシ産=2着2回・3着1回
Wブライト産=1勝
Sバッハ産=3着1回
母父ステゴ=3着1回
母父オルフェ=3着1回
母母父ドリジャニ=1勝
今日の馬券圏内 中京=4頭/中山=4頭/阪神=3頭
単勝回収率142.6%・複勝回収率119.7%
まず一頭入魂勝負馬に挙げていた
中京12R=5着レーヴジーニアル(単勝1番人気5.3倍/18頭)は
1頭だけ出遅れほかはまずまず揃ったスタートから
グイグイ押しながら先行するバンブルビーを前に遣って
出たなりに中団馬群の前につけていき固まった馬群を引き連れ
3・4角中間でジワリと先行勢を射程圏に入れ前を窺い
4角から直線は馬群の中から捌き外へと切り替えて追い出すも
前走のようなスパッとした切れ味とはいかず
後方から追い込む上位争い2頭の併せ馬の勢いに屈しながらも
3着争いの攻防に際どく食い込もうとするも掲示板確保までに。
長期休養明けの激走に中1週で反動なく出走してきた印象で
この後も左回りや距離芝1400mだけにこだわらず臨戦できれば。
中山1R=1着ホウオウヘッセン(単勝1番人気2.2倍/16頭)は
内枠から発馬はそう早くなかったが楽にダッシュついて
ハナを奪い切って2番手の馬がガッチリ引っ張るのを
半馬身差で抑え込んで3・4角中間も手応えよく立ち回り
4角で後続が接近してくるも直線向いてスーッと引き離すと
2着馬の追撃を悠々と振り切って2戦目で勝ち上がり!
デビュー戦から中7週と間隔開けて馬体重14k増も重め感なく
落ち着いたレースぶりで最後までシッカリ駆け抜けた印象。
昇級してもダートや短距離にこだわることなく可能性は広そう。
阪神1R=3着ドメイン(単勝9番人気153.4倍/12頭)は
フワッと発馬出てダッシュも確かに好位争いから中団へ下げ
道中はやや手綱を押し促しながらも前進気勢旺盛に進んで
3・4角中間も手綱を押しながら食らい付くように前へ迫り
4角で先団3頭の外から前を窺って直線向いて
先行抜け出す勝ち馬には大きく千切られたが
圧倒的人気の逃げ馬が粘り苦しくなるところに
少しずつ差を詰めてクビ差迫った所がゴールに。
デビュー戦がレースのことを解からな過ぎて大失速したが
序盤抑える形で勝負処からの進出ぶりは嬉しい誤算の変貌ぶり。
後続4着以下も大きく引き離していて年明けすぐに勝機が。
中山3R=4着ジャストビコーズ(単勝5番人気9.9倍/15頭)は
これも内目の枠からポンと好発決めたのだが
外枠の馬に前を行かせて好位の内3番手で抑え込んで
2頭並走でリズムよく運んで行き3角手前で隊列凝縮して
3・4角中間も内々の立ち回りで脚を溜めていく格好で
直線向いて後続の接近と先行勢との壁に塞がれてしまい
まともに追えずに最後まで上位勢の後ろで馬券圏に割り込めず。
後方から伸びてきた2着馬が馬体を寄せてきて
抜け切ってもくれずに進路を外へ持ち出せずに不完全燃焼に。
道悪馬場でスローのヨーイドンで戦績数字も見た目地味だが
本来の走りはさせてもらえてない分、次走の反撃は要注目。
中京4R=5着シェーロドラート(単勝3番人気5.3倍/18頭)は
ほぼ綺麗に揃ったスタートから手綱を抑えながらも
前進気勢旺盛にハミを噛みながら先行し3番手内で落ち着かせ
淀みなく流れた先団前で運んでジワリと前の2頭を窺いながら
4角から直線向く所でも手応え良く運んで
先行2頭の外へ切り替えながら追い出してジワジワ脚を使うも
前との差がなかなか縮まらずにゴール前で後方から伸びてきた
3・4着馬の決め手に屈して掲示板どまりに。
今日は前走で奏功した後方待機策ではなく
デビュー戦のような前々での運びで追ってからが案外に。
先行前残りの決着ではあったのだが
決め手を活かす格好ならもう少し際どい勝負してた可能性も。
中京6R=3着ショウナンラウール(単勝11番人気35.4倍/16頭)は
大きく出遅れる馬が居たがこの馬もダッシュ一息に後方から
隊列の流れについて行けないように置かれポツン最後方を進み
道中も中団は固まるも後方がバラけた展開に
4角手前でも内目を立ち回りながらも前へは程遠く
直線も内ラチ沿いに進路を決め切ったかのように
他馬が通らない内々を進み前へと忍び寄って
先行し粘る2着馬を目掛けてグイグイと迫っていき
勝ち馬は外からの決め手で突き抜けたが
4着馬の追い上げに3頭際どい2着争いにハナ・クビの僅差で
クビの上げ下げのタイミングで馬券圏内の激走に。
鞍上もこの馬自身が使う一瞬の切れ脚を信じ切った
腹をくくったレースぶりでなかなか安定して走れないが
冬場の癖のある馬場で何かに徹したレース運びが嵌まるかも。
中京7R=1着エメラヴィ(単勝2番人気5.3倍)&
=15着インユアアイズ(単勝4番人気5.8倍/16頭)は
大きく出負けする馬が居る中で
インユアはガシガシ手綱を押し先行2番手につけて
エメラヴィは先行争いから手綱引き上手く好位4番手集団につけ
4角ではインユアも含めた3頭雁行の先行争いから
直線で一気に脚色バタバタにインユアが沈む一方で
エメラヴィが鞍上の叱咤に応えるようにグイグイ伸び脚を使い
内外広がった競り合いから抜け出すと
併せ渋太く食い下がる2着馬との競り合いにハナ差競り落とし!
前走が初ダートで人気で裏切る形も適性感触は掴めていて
序盤から控え揉まれ込んだ形でも終いまで渋太さ発揮する
戦法も含めて適条件をハッキリ探り当てられた感じに。
昇級し相手が強くなってさらに揉まれ込んでからが試金石かも。
中山7R=3着バレンタインビスタ(単勝9番人気22.8倍/16頭)は
五分のスタートからスッと加速ついてハナを主張し
2馬身のリードで隊列を引っ張り2角から向正面にかけて
気分良く更にリードを広げ淀みないラップを刻んで
4角でも先行2番手の勝ち馬しか迫って来ずに
直線も押し切りを図ろうとするも勝ち馬の決め手に屈して
末脚バタバタになりながら後続の追い上げに抵抗する粘りをみせ
2着馬には交わされたものの馬券圏に残す健闘の内容に。
デビューから2戦ダートで見せ場作れない結果だったが
芝替わりで好発も決められて変身を示した形。次走も楽しみに。
阪神7R=3着サンライズバブル(単勝7番人気14.0倍/18頭)は
内枠からソロッとした発馬の出で行き脚も一息に
隊列の内中団でその中でも手綱を押しながらの追走で
ようやく行き脚がついた1角では逆にやや引っ掛かり気味になり
向正面でも仕掛け動く馬たちが居て出入り激しい展開になって
3・4角中間は後方で置かれる形となってしまい
4角で隊列の大外の外を大きなロスを覚悟に進出を図り
直線は隊列の離れた大外から際立つ伸び脚で前へと迫り
隊列内目で伸びあぐねる各馬を交わし去って馬券圏を確保。
前走で人気を裏切り大敗したが今日は人気を落とし巻き返し。
立ち回りの不器用は確かなのだが流れが嵌まれば激走も。
中京8R=1着ミトノオルフェ(単勝5番人気12.8倍)&
=2着ゴールドブレス(単勝2番人気3.8倍)&
=5着元MyPOGレベルスルール(単勝1番人気2.8倍/16頭)は
3頭共まずは出遅れなくスタート出て
ブレスがスッと先行争いから下げる所を
ミトノとレベルスも加わって好位集団を形成する形となり
道中は前2頭が引っ張っていく流れに好位集団はごった返し
殺到する展開となり3・4角中間も固まった隊列のまま
4角では1頭大逃げで直線に向いてミトノが内々の立ち回りで
前へと接近してその内からブレスも忍び寄って渋太い脚を使い
大逃げから粘り込もうとする3着馬をミトノとブレスの2頭で
併せ馬でグイグイと迫り寄ってハナ・クビ・アタマ・クビの
際どい大接戦でミトノオルフェが勝利を掴み獲り!
ミトノオルフェは前走休み明けで不甲斐ない大敗だったのだが
人馬とも落ち着いたレース運びで見事な反撃ぶり。
昇級し相手が強くなってからは慣れてくれば通用見出しても。
ゴールドブレスも連闘でも疲れなくロスないレース運びで
4戦連続の惜敗も決して崩れることなく安定堅実な走りそのもの。
レベルスルールも縺れ合う上位争いに後から加わった格好だが
前々が残る決着であそこまで迫り寄るのが精一杯だったか。
3頭共来年の飛躍に期待して見守っていきたい馬たち。
中山9R=1着シャドウメテオ(単勝1番人気3.2倍)&
=2着オルノア(単勝6番人気15.3倍/11頭)は
内枠から2頭共ポンと好発決めて
オルノアが出ムチ入れながら先手を主張し
メテオは中団馬群の内でジックリと脚を溜める形を選択し
道中もオルノアはペースを落とし過ぎずに淡々とラップを刻み
3・4角中間も先行勢は縦長にメテオは中団馬群の後ろのまま
4角から直線に向く所でもオルノアが後続を引き付け
固まった隊列の中の追い比べで進路をうまく確保したメテオが
坂を駆け上がるごとに加速の勢いを増していき
先行勢2頭の競り合いを鮮やかに捕らえメテオが勝ち切り!
オルノアも3着馬との競り合いに盛り返すように連対確保。
2頭共雨で水を含んだタフな馬場を味方に
長く持久力を発揮して好結果を出せた印象。
シャドウメテオは1戦ずつ着実に全力投球で相手が強くなっても
相手なりに怯まないレースぶりに期待できそう。
オルノアは今日は相手が悪かっただけで渋太い踏ん張りは
こちらも冬場に調子を上げてきた印象でこの後も目が離せない。
阪神9R=1着トリリオンボーイ(単勝7番人気32.1倍/16頭)は
外から今日も発馬失敗しポツンと離れた最後方から
序盤から完全に流れから取り残されるように5馬身離され
3角にかけて脱落して行く馬に流れ乗せられる形となり
4角でも馬群の後ろのままだったのだが
残り1Fで綺麗に前の進路が開くと
1頭だけ次元の違う豪脚を使って鮮やかに突き抜けて
前をまとめて飲み込んで前走に引き続き連勝に!
今日は進路選択に迷うことなく鞍上も馬の癖を完全に掴み
信じ切ったレースぶりでこれまでの使い詰めてきた分の奏功も。
オープンに入って他馬の速さに臆する面も出てきそうだが
この鞍上共々腰据えたレース運びなら案外通用しても。
中京10R=6着元MyPOGフルレゾン(単勝2番人気4.4倍/10頭)は
まずまず揃ったスタートから少頭数なりに固まった隊列で
淡々とスローな流れに向正面半ばでバンフィエが早めにマクリ
仕掛けて3番手外まで浮上するのをジックリ追い出しを待ち構え
3・4角中間も隊列の外々を回りながら後方へ置かれ気味になり
直線は先行2頭が引き離す隊列の大外の外から追い出して
先行抜け出す勝ち馬を目掛けて横並びの競り合いから
前へと迫り5頭6頭拡がった3着争いに加わったものの
ハナ・アタマ・アタマ・クビ・アタマの大接戦で
掲示板にすら乗ることができずもどかしい不完全燃焼に。
道中スローな流れと分かっていてもバンフィエのように
早めロングスパート仕掛けるような勝負に挑んでいれば
もっと上位争いに際どく残せていた可能性も。
馬体重12k減は前走増やしていた分を元に戻して
もう少し前々を意識したレース運びで変わり身に期待。
最後にGⅠ
阪神11R=5着リアライズシリウス(単勝4番人気4.9倍/14頭)は
外枠からやや立ち遅れ気味のスタートもスッとダッシュつき
好位4番手集団の外につけて淀みない流れについて行く格好で
4角でズラッと横並びの攻防に直線に向く所では
1頭だけ手応え怪しくズルズル沈んでも可笑しくない所を
上位争いの4頭の決め手には屈したが5着争いで
再度盛り返すように最後まで走り通して掲示板を確保。
デビューから2戦よりは落ち着いたゲートの出で
回りの出方を見ながらレースを運べたのだが
勝負処で馬自身が他馬の動きに戸惑い怯んだのか
グイッとはエンジンを掛け切れずに
これが相手が強化された分なのかと思わされるほど。
この時期に馬体重12kは成長分と輸送した分も考慮しても
調整途上な面もあったのかも。
当然2歳戦だけで終わるはずなく明け3歳での成長に期待したい。
今年最後の3場開催の今日は3場で5勝も挙げてくれました!
人気に応える勝利あり。人気薄の激走もあり。
ワンツーフィニッシュもあり。
まさに久しぶりのステゴ祭り状態でしたね!
そしてリアライズシリウスはあれで良く掲示板確保した健闘。
コルテオソレイユも含めて来年へ期待を持ち越せる内容でした。
さて来週はいよいよ年内のラストウィーク。
土日に有馬記念・ホープフルS・中山大障害と盛り沢山!
時間順に
中山大障害にはアルデドゥオーモ&メイショウアツイタが挑戦。
ホープフルS&阪神カップには登録はありませんが
グランプリ有馬記念には4頭登録があり、
メイショウタバル&マイネルエンペラーの
ゴルシ産駒2頭が出走枠内でしょうかね。
そんな年内最終週も今週の勢いを引き継いで
来週もステゴ血ならではの激走・快走が多くありますように
信じてひたすらひたむきに応援しましょ!