被災地の復興に向けた政府の足並みの遅さ、原発事故処理の対応のまずさ…
イライラ憤懣が蓄積しそうなので、お読み頂く皆様に心が洗われるエピソードをご紹介します…

先般行なわれたゴルフのマスターズ…日本人の参加者に若者が加わり、活躍が目覚ましいなか、そのゴルフを通じて、世界が称賛した二人のさわやかな19歳の話です。

①ひとりめは…
アマチュアとして参加した東北福祉大2年生の「松山英樹」くん。

被災地出身の為、マスターズ参加を躊躇っていたが、被災地の方たちの声援に後押しされてのマスターズ参加でした。

成績は、通算‐1の27位タイ。アマ最優秀のローエストアマになりました。
最終ホールのグリーンでは観客からスタンディング・オベーションの歓待を受けました。
優勝者と並んでのインタビュースピーチにおいては、『まだまだ被災地は大変ですが、マスターズでのプレーが少しは喜びや励みを与えられたと思います。オーガスタの皆さんに感謝します。仙台に帰ったらボランティア活動します。』と言ったそうです。
観客からは絶大な拍手が返されました。

近くに座布団あれば、放り投げてたでしょう!
天晴れ、日本男児!

②ふたりめは…
皆様ご存じの『石川 遼』くん。

成績は、通算‐3の20位タイ。
しかし、遼くんのすごいところは…
マスターズでのプレーだけではなかった。
マスターズの試合前に「今期の獲得賞金を全額被災地に寄付する。バーディ毎に10万円も寄付する。」と宣言。
(大阪人なら…『なんちゅう無茶な事をいいよるんやぁ~』と突っ込みが入るところ)

でも、遼くんの心意気は「復興には長い時間がかかると思う。被災地の皆さんと一緒に闘っていくかたちにしたかった」との談話に現われてました。

プロゴルファーは獲得賞金のうち、経費などで実質の身入りが半分位だそうです。いくら沢山のCMスポンサーがいるとは云え、遼くん…貴方さまは思い切りが良く、太っ腹です!
将に日本のサムライです。

この二人の清々しい若者に対して…

頭に血が昇ると後先顧みずに問題企業に乗り込んだりして物議を醸し…、TVの報道会見では、口先ばかりの綺麗事を並べてばかり…、国会答弁では「自分の正当性」ばかりを主張するため側近スタッフからも呆れられ…、被災地への顔出しポーズでは『何しに来とるんや。早よ帰って法案のひとつでも可決させるか、潔くサッサと辞任せんかい!(大阪弁での表現)』と睨まれたお方…。

世間では…
「カミサンに尻を叩かれっぱなし…」と云われてますよ(苦笑)。

イライラ首相…あんさんの事でっせ…。


英国のオックスフォードやケンブリッジの大学では…
『ノーブレス・オブ・リージュ(→「指導者たる者には地位に見合った責任が伴う」との意味)』

を学生の時に口を酸っぱくして教えられるそうです。

イライラ首相さん、
「あんさんは立派な大学出はったのに…政治を混迷させて、何してはりますねん…」

マスターズで活躍した二人の若者の爪の垢でも貰って飲んだらどないだすかぁ~。
そしたら国民から見なおして貰えるかもしれまへんでぇ……。
でも、もう遅いかも!