東日本大震災で『震災孤児』となった児童らへの支援のため「全国里親会」が受け入れ可能な先の里親家庭調査を行なったり、震災孤児への支援のため里親登録の申し出が殺到してるそうです。

いい傾向なんですが…
ここでも当事者の『震災孤児』の意思が忘れられてる様な気がします…。

「全国里親会」が受け入れ可能な里親を家庭調査段階に留めてるのは…
その辺りにある様な気がするのです。

前回、私は…
【公的な援助はさる事ながら、地縁血縁とも離れ離れになってしまった「震災孤児」に対し、これまで一緒に生活して来た地域住民の方々が震災孤児の成長を見守りながら、震災孤児を育てて行くコミュニティの形成は出来ないものか……】と考えを提案しました。


できれば「全国里親会」が『県単位(その中の複数ブロック単位も可)の「里親会」』を組織して、そこへ全国里親会の職員が出向するかたちをとり、運営資金の援助を里親登録の申し出をした人々が出資する…
というようなプランは如何なものでしょう…
(震災孤児のグループホームみたいな方法です)

この方法なら…

①震災孤児たちが住み慣れた場所を離れず、地域住民の方々も一緒の生活圏で孤児の成長を見守りながら手助けもできる。

②震災孤児への支援のため里親登録の申し出をした人々は、「県単位の里親会」に支援出資する事で、金銭面での協力になるが、機会ある毎に震災孤児たちと接する事で互いの距離を縮めて『真の里親(=養子縁組による実子)』となることもできる。

里親登録の申し出をした人々以外にキザ兄ちゃんの『伊達直人』さんが震災孤児のグループホームにやっ来て、沢山のプレゼントを渡す…
なんて事もできそう。

震災孤児への救済は…
金銭的な援助・成長を見守る思いやり・孤児たちの意思尊重……
が大切と考える次第です。