つまり、クルマをその本質ではなく、見栄えで選ぶようになったと言ってもいい。
この考え方で作られた国産"高級車"の中には、フルオートエアコンはもちろん、
加湿器や、バイブレーターつきのシートを備えたクルマさえあった。

今、輸入元では、自社の商品を外車ではなく、輸入車と呼んでいる。
それは、かつての特別視されることによって商品価値を高めるという手法ではなく、
「外国で作られた、質の高いクルマ」としてそれを売ろうという、
彼らの戦略によるものだ。