1907年からの不況は、比較的短期におわり、景気も上昇局面に入った。
自動車の販売は、再び右肩上がりになり、ゼネラルモータースの業績は上向いた。
金融グループのほうでは、投入した資金の回収と新しく発行した株の売買などで
大きな利益を生むことに成功した。

1910年の暮れにデトロイトをあとにして故郷のフリントにもどったデュラントは、
馬車時代の資産とゼネラルモータース時代に貯めた資金をもとに、
再び自動車メーカーとしての道を歩み始めた。