(前編)
少年探偵団に隣のクラスの松中ユリコが協力を依頼する。ユリコによると、曾祖父で荒ぶる牛と畏れられた相場師、伊勢川剛三が亡くなる前に秘書の時計に遺言を残したという。それは謎を解いた者に宝を与えるというもの。謎解きの猶予は24時間で、時間が過ぎれば相続権は消滅。相続権の高い者から挑戦でき、父母を亡くしたユリコに17番目の挑戦者として順番が回ってきたらしい。
謎解きが行われる場所は曾祖父の家「天使の館」。ユリコが母も暮らしていた家を見たいと話していると、そこへ時計が現れ、一同を森の奥にある館へ案内する。敷地内には東西南北の位置に4つの尖塔があり、その上に天使の像。伊勢川が息を引き取ったのは北の館で、東の館は仕事場、南の館は移住した当時は子供と使用人が使用し、薄汚れた西の館には近づいてはいけないという。
各館の屋根裏にミノタウロスの彫刻があるほか、ドアノック、窓の飾りなど、館の至る処に牛を使用。敷地の中心には荒ぶる牛の館が建てられている。時計が館の案内を一通り終えたところで、コナンは謎に関する話をして欲しいと要求する。が、時計はまだその時ではないと話し、一同は夕食を済ませる。
そして、午後9時になると、時計は「ウシのツノが消え、尾が頭となる時、天使が舞い降りて笛を吹く。その調べこそ、我が宝なり」と謎について一同に説明する。タイムリミットは翌日の午後9時。時計の言葉を頼りに元太と光彦が謎を解こうと単独行動を始めた頃、灰原と歩美も謎解きに動き出すが…。
 
(後編)
少年探偵団と灰原は、ユリコの曾祖父、伊勢川剛三が残した財宝を見つけるため、「天使の館」へ。秘書兼遺言執行人の時計から聞いた剛三の言葉をヒントに一行は謎解きを進める。そしてコナンは北の天使の塔で黒水晶を発見。次の手掛かりは南の天使の塔にあると推理するが、塔の仕掛けによってコナンらは地下へ転げ落ちる。時計はそのドサクサに紛れ、ユリコを連れ去ってしまう。
地下に広がるのは鍾乳洞のような迷路。少年探偵団は仲間割れを起こすが、すぐにユリコを助けるために団結。この後、コナンは迷宮が西の館まで続くと推理する。そして、コナンらはミノタウロスの神話から糸を垂らしながら進めば、迷わずに出口まで辿り着けると考え、洋服から毛玉を作って実行に移す。
黒水晶を見つめていたコナンが次の謎を解いたと言った直後、ようやく出口を発見する。迷宮の出口、西の館の暖炉から出てきたコナンらを待っていたのはユリコと時計だった。コナンらは時計がユリコを誘拐したと思っていたが、時計は塔の仕掛けからユリコを助けただけと弁解し、一同の誤解を解く。
時刻は午後6時。タイムリミットの午後9時まで3時間しかない。次の謎を解いたコナンだったが、財宝を拝むのは不可能だと発言。南の天使の塔を開けるには今夜の午前0時を待たなければならないと説明する。そして、時間が経過して午後8時に。一行は南の天使の塔の扉を開ける方法を思案するが…
 
 
 
 
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喧嘩シ‐ン
はじめて見たビックリマーク
 
 
 
 
ちょっと最後感動的だよねッ
 
 
 
 
また見よおファイル1261.gifファイル1261.gifファイル1261.gif