とある方のこんなツィートを見つけた。
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小劇場の俳優も、ノルマがあります。
ノルマが無い劇団でも公演予算=チケット収入なので、売れる人しか呼ばないか赤字覚悟かのどちらかです。
(スポンサーがつくか物販がバカ売れしない限り)
集客力は俳優の評価に直結なので応援してる俳優がいたらその人のチケットを買ってあげてください。
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そのとおりです。
小劇場ではよく目をそむけがちだけど、
チケット収入=予算であり、売上なのです。
この人の言ってることはだいたいあってるから、是非好きな役者は応援(チケットを、買ってお芝居を見に行くこと)してあげてほしいし、
役者は応援(チケットを買って劇場に足を運んで頂く)される役者になるべき。
ただ、うちの劇団の考え方はこれとちょっと違う。
うちのボス中山の考えに基づき、
ノルマはありません。
だけど、チケットの売れる役者 しか呼ばないわけじゃない。
もちろん、チケット売れる役者は重宝されるし、それはとってもとっても大事なことですが!
うちは、一言でいうと、
『頑張る』のです。
チケット売れようが売れなかろうが、キャリアがあろうがなかろうが、
自分達の劇場を自分達で埋めるべく『頑張る』んです。
そして、『頑張らせる』んです!
だから、皆が自信もって『頑張れる』面白い作品を作らなきゃいけないと、耳にタコができるくらい言われます。
そして、面白かったら、チケットを売って、と『頑張らせる』のです。
チケットが売れれば、
本人にもそれに応じたギャラが入るし、
たくさんのお客様に見ていただけるし、
劇団も赤字かぶる必要がないのだから、誰も損しないのだから。
そうやって、チケット売れなかった子が売れるようになる様を見てきました。
逃げずに今は苦しみなさい。
それが、アフリカ座の教えです。
これ、本当に苦しい時には悪魔の言葉のように辛いです。
でも、本当の悪魔は優しいことを言いますから、
辛いことこそ、神の言葉なのです。
あれ?なんか宗教っぽい?(笑)
でも、真実ですね。
逃げたいくらい辛い時に、逃げていいよって言うのは簡単だし、
それに甘えるのも簡単だけど、
逃げてばかりでは何も解決はしないから。
頑張るというシンプルなことをモットーにしているうちの劇団はいい劇団だなとわたしは思うのです。
そうやって、頑張った役者がちゃんと食えるようになって、
その時も今みたいに馬鹿しあえたら、最高だと思う。
だから、
頑張ろう!!!