※この遠征記は現在進行形で書いていますが、実際は2012年6月30日から7月5日の話です。
▼アメリカ遠征記の最初のページはこちら
「アメリカ遠征記、始める前に。」



そんなわけで!
サンフランシスコ観光です!!
(≧▽≦)/


ヒメ姉さんの車で、今日も良く晴れ渡ったマリンカウンティを南下し、
虹の描かれたトンネルをくぐると、
アメリカ到着初日と同じく、霧に霞む世界に。

ほんと、面白いなぁ、マリンカウンティの晴天の世界と、
トンネル1つ隔てただけのサンフランシスコの霧の世界。
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった。」
的な情緒がありますな!

そのまままっすぐ行けばゴールデンゲートブリッジですが、
車はちょいと横道にそれて坂道をあがります。


ヒメ姉さん
「地元の人しか知らない名所に連れて行ってあげる。
ゴールデンゲートブリッジを見下ろせる唯一の丘があってね、
観光バスは規制されてて入れない場所なの」


おぉ、あの大きなブリッジを見下ろせる丘!

ジャーン!!

GGBを見下ろす
(映り込んでいる人は他の観光客の人です。
人が入っていた方がスケール感が掴みやすいかと思い)


てっぺんは霧に隠されてしまっていますが、
下の方は向こう岸まで見通せますよ!

でもその丘の上からですら、鉄柱のてっぺんは更に上!
ふぉぉ、堪らん!このスケール!!
ヾ(≧▽≦)ノシ

(大きいもの&鉄塔系建造物大好き人間)



この丘は、バッテリー・スペンサー (Battery Spencer)といって、
外海・太平洋からやってくる敵を撃退するために建造された要塞の跡地があります。
「バッテリー」というのが、「砲台」「要塞」という意味だそうです。
投手と捕手のことではないのですね。(野球脳)

バッテリー・スペンサー 要塞跡地

観光客向けに案内板もあります。

要塞案内板

まあ、案内文は勿論英語ですよね。
興味のある方はこちらをどうぞ。

要塞案内板文章

英語万年赤点のワタクシが頑張って解読したところによると、
1840年から1940年の約100年間に使用されていた、
西海岸で最も重要な港・サンフランシスコ湾を守るために作られた最西端の砲台で、
ここの大砲の射程距離とその精度はすごかったんだぜ。
的なことが書いてある模様。(ざっくり)


まあ、私が頑張って読む前に、
ヒメ姉さんが教えてくださったんですけどね!


確かに太平洋とサンフランシスコ湾を結ぶ海峡・ゴールデンゲートは
外敵の侵入を阻止するために最も重要な拠点だったというのは当然ですね。


なんて、ちょっと歴史のお勉強も挟みつつ、
お次ぎは、そのゴールデンゲートにかかる巨大な橋、
ゴールデンゲートブリッジを渡ってサンフランシスコへ!

橋を渡りながら、ヒメ姉さんに
ブリッジは片道だけ通行料金がかかるという話や、
瀬戸大橋姉妹橋関係を結んでいるという話、
そのつながりで子供たちが短期留学に来てホームステイするという話など
色々教えてもらいました。
ヒメ姉さんのうちも、ホームステイを受け入れたりしてるんですって。
ほほー、そんな交流もあるのですねー。

そして、こんな話も……


ヒメ姉さん
マリンにはねー、ゴキブリがいないの。
だからこっちに来たのよね。
ロサンゼルスにはゴキブリいるんだけどねー」



「へー。こっちにはゴキブリいないんですね。
あ。ところで、
ヒメ姉さんはどうしてアメリカに移住したんですか?
(・▽・)


ヒメ姉さん
「え?だから、ゴキブリがいないから
(´・_・)



「えっ?!
ほんとにそれが理由なんですか?!」
∑(゚Д゚)



私はてっきり「アメリカの中でマリンを選んだ理由」なのかと!
それ、本気で日本脱出理由だったんですね!!


「え、でも、ゴキブリが嫌なら
北海道にもゴキブリいませんよ?


Come to 北海道!ヾ(・▽・)ノ

ヒメ姉さん「でも北海道は雪降るじゃない。雪は嫌

「………ヾ(ー▽ー)ノ………なるほど」



それを言われるとぐうの音も出ません。
マリンと北海道の決定的な違いですわ、雪。
(気候的な面で)


さて、そんな話をしながらブリッジを渡り、
そのすぐ先にヨーロッパ調の立派な建物が見えてきました。


ヒメ姉さん
「あの建物はね、万博跡地で、今は気象博物館になってんの。
中には竜巻発生装置とかあって、
竜巻体験できるんだよ



なんと!!それ見てみたい!!

しかし、サンフランシスコ観光は午前中だけ。
時間がないので、残念ながらここはスルーです。


ちなみにここは映画のロケでもよく使われてるそうで、
有名どころではショーン・コネリー主演の「ザ・ロック」で
娘との再会シーンがここだったんだとか。


この建物、車の中から見ただけなので、写真は撮らなかったのですが、
「パレス・オブ・ファイン・アーツ」で検索すると色々出てきます。

▼ここには色々写真載ってました。
トリップアドバイザー>パレス オブ ファイン アーツ

▼あと、こっちは博物館の紹介。
エクスプロラトリアム(ウィキペディア)

調べたら、余計行ってみたくなりました。
ここだけで、1日あっても足りなさそうな施設です。



さ、そんな素敵な建物を横目に通り過ぎ、
サンフランシスコの街に入りました。

サンフランシスコの街並

車線が広いです。

車が沢山です。

都会だ!


そして、前にサンフランシスコに住んでいたと言うヒメ姉さんから、
衝撃のアメリカ都会話を教えてもらったのでした。


「アメリカ遠征記(31)坂の道サンフランシスコ」に続く。