※この遠征記は現在進行形で書いていますが、実際は2012年6月30日から7月5日の話です。
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「アメリカ遠征記、始める前に。」




試合終了後、しばらく待っていると、
坪井選手がグラウンドに出てきて
予想通り外野でランニングを始めました。



やっぱりね!(>ω<)ー♪


私もグラウンドに入っているので、
そばに行くことも出来ますが、
坪井選手の邪魔をしたくないので、
私はダグアウト席前あたりで遠目に見学です。
目の前に柵や網がないだけでも随分ありがたいです。

そうしていると、
テレビ用の機材とおぼしき荷物等を持った日本人3名
グラウンドに入って来ました。

坪井選手の取材にきたのかなー?

と思って見ていると、
そのうちの一人が私に話しかけてくれました。

その人達はフジ系列の関西テレビのスタッフで、
坪井選手と同じ年代の野球選手の取材をして回っているのだとか。
同じ年代というと、イチロー選手や小笠原選手ですね。
放送時期は未定だそうですが、
どのみち関西テレビじゃ、北海道では見られないかもなー。
残念。


「坪井選手のどんなところが好きですか?」

と雑談のようなちょこっと取材のようなことを聞かれたのですが、


全部、です。うーん……、
全部としか言いようがないですね」



はい、役に立たない返答でごめんなさい。

いやー、だって、色々考えたんですけど、言い始めると長いしね?
とどのつまり「全部」なんですよ。


さてはて、グラウンドを走る坪井選手を眺めながらそんな話をしているうちに、
坪井選手はランニングを終え、ライト外野でストレッチを始めました。
取材クルーも坪井選手の元へ。
坪井選手はストレッチが終わったら、
今度はブルペン横にあるベンチに座って取材応対をしております。

私はその様子も遠目で見学です。

取材中


距離があるので話し声は全然聞こえませんが、
坪井選手が時々身振り手振りを交えて何かを話しています。

どんな取材を受けてるのかなー。
(´ω`*


と思って眺めていると、
今度はジャージ姿の日本人に声をかけられました。
異国で同郷の人に会うと、見知らぬもの同士でも声かけたくなるもんですよね。
声をかけてくれたのは、
SRパシフィックスでトレーナー(の修行)をしている方でした。

おお!いたんだ、日本人スタッフ!

トレーナーさんは、
先ほど守備で激突した選手の具合や、
本日の対戦チーム「ソノマ・グレープス」にも日本人選手がいるんだよ、
という話をしてくれました。

「明日は試合がないから、坪井選手も球場には来ないですよねー?」

と、せっかくなので探りを入れてみましたが、(←おい。(笑))

「休みですからねー。来ないでしょうねー。」

ですって。
やっぱり明日は来ないのか、残念。


しばらくおしゃべりをして、
トレーナーさんはベンチ内に戻っていきました。
お話ありがとうございましたー!


さて、取材中だった坪井選手は……、
あ、終わったのかな?
こっちに向かって歩いてきますよ!!
(・v・)


……はっ。Σ(°v°;)

どうしよう、こっちに来る!!!(当たり前だ)
じゃ、邪魔にならないように避けなくちゃ……!
ヾ(°Д°;≡°Д°;)ノシ

はっ!隠れる場所がない!!!
(動揺中)


と、アワアワしてる間に目の前まで坪井選手と取材陣がやってきました。


ひょーーっ!近いよ!!!
目の前だよ!フェンスもないよ!!
(◎w◎;)
ドキドキ



と、縮こまって直立不動待機し、
通り過ぎるのを待っていたのですが。


坪井選手、なんと私の目の前で立ち止まって
取材陣とおしゃべりし始めましたーーーっ!!



会話がバッチリ聞こえる距離です。
話の内容丸聞こえです!


こ、これは、私がこの場を離れなくてはいけないのか?!
いや、でもせっかくだから坪井選手の話聞きたい!

っていうか、

近過ぎて動けません。
|||(°v°;)|||カッチコチ(直立不動)



坪井選手は、
「アメリカの食事は体に合わないから外食は行けない」
というようなお話をしてました。
坪井選手は、アスリートとして食事にすごーく気を使っている選手なので、
そりゃあ大変だろうなぁ、と思ったり。
内心ドキドキしながらも、話の内容は妙に冷静に聞いている私。(笑)


やがて、坪井選手は
「まだ終わってないし、着替えるから」と、話を切り上げて
また歩き始めました。

そうですよね、まだユニフォーム姿だし、
バットもグローブも持ったままだし、
着替えたり片付けしたりクールダウンしたり、
色々ありますよね。

サヨウナラ坪井さん。
(´ω`)


と思ったのもつかの間、
信じられないことが起こりました。

歩き始めた坪井選手が、
ふと私を振り返ったのです!!

のみならず、



「あ……えっと、何かありますか?」



きゃーーーーーっ!!!
はっ、はっ、
話しかけられたぁぁぁーーーっ?!
≡≡≡∑(〇ロ〇´ノ)ノ
雷ビシャーーーン!!



な、何かって?!
お土産は全部昨日渡しちゃいました!
お渡しできるものは何もありません!!

いやっ、そういうこと言われた訳じゃないよ!!
えっと、えっと、何か何か何か………!!
(;@Д@)


そうだ!!ひらめき電球


「あ、あのっ!写真撮らせてください!!」



この紺色ユニフォーム姿で、バシッと写真を!!


すると、そばにいた取材クルーの人が、
「一緒に撮りましょうか?」
と声をかけてくれました。

えっ?!一緒?!
ど、どうしよう?!あせる


と、坪井選手とクルーの人を交互に見やって狼狽えていると、
坪井選手が「一人が良いですか?」と助け舟を出してくれたので、
コクコクとうなずき、
「一人でお願いします!」(>ω<)ノ
とお願い。


せっかくの申し出でしたが、この写真は
坪井選手へのプレゼントを託してくれた
ファン仲間へのお土産しようと思いまして。


あとね、隣に立つの、無理。
よしんば立てたとして、
ものすごく緊張して変な顔になっちゃうから!(笑)
せっかくの坪井選手写真なのに、
もったいないことになっちゃうから!


そんなわけで、撮らせて頂きました。
ばっちり真正面カメラ目線のユニフォーム姿
バット&グロープ付き写真ですよ!

きゃーーーーーっ♪
(>▽<)ノシ


帰ったら加工して携帯の待ち受けにしよう!
(*`・ω・´*)



えーーー、どうしようか悩んだのですが、
やっぱりその写真はもったいなくてUPできません。
ごめんなさい。



写真を撮らせてくれた坪井選手は、
今度こそベンチの中に引き上げていきました。


ありがとうございましたーー!
ありがとうございましたーーーー!!
この感激は一生忘れません!!




最後の最後で、ものすごい体験をしてしまいました。
まさか、坪井選手に話しかけてもらえるなんて!
はわわわわ。
(*>ω<*)



「アメリカ遠征記(25)グラウンド見学」に続く。