夏の電力重要を確保するために、自動車業界が土日休日から平日休日の変更をしたり、「サマータイム」を導入して、始業時間を1時間早め終業時間を1時間早くしたりと、「節電」に苦慮しているようです。
サマータイムとは、夏で日が長い時期に、昼の時間を1時間長くする制度。「太陽の出ている時間帯を有効に利用する」という考え方が基本にある。緯度が高く夏の間の日照時間が長い欧米を中心に、世界中の約70カ国で実施されている。
今回、東電の原子力問題で「節電」が必要になったことで、「サマータイム」が取り上げられることが多くなりましたが、「節電」という意味ではどうなんでしょうかね?早く家に帰れば、各家庭で照明を点けたり、エアコン、扇風機の使用が早く始まるような気もします。
「明るい時間を有効に使う」という目的のサマータイムならいいですけどね。
人体的にも、サマータイムは 不健康という研究発表もありましたし、どうなんでしょうか。
節電という目的であれば
・企業ごとの「休日分散」
・「夏休みの加算(通常の期間より増やす)」
・「定休日の確定(交代休みから完全定休へ)」
など、企業単位で一斉に稼働を停止するような時間を増やすしかないのではないでしょうか。当然、稼働日数を減らせば企業の生産性は落ちますから、景気が上向きにはなりにくくなりますし、社員の給与は上がらなくなるでしょうから、消費も上向かない・・・・。
今年の夏は、平年並みか暑いなんて天気予測も出ていましたし、日本は試練の夏を迎えることになるようです。
おしまい