怪奇現象や心霊現象がいっぱい起きるのに全く怖く感じないホラー映画

●ポスト・モーテム遺体写真家トーマス(2020)


戦争と疫病で沢山の人が亡くなり悪霊が取り憑いた村に、遺体写真家が訪れ悪霊と戦う


 私の10段階評価

ストーリー 2

ビックリするくらい凄く分からない(笑)

面白くないけど結末は気になる


怖さ 2

あれだけ色々起こるのに全く怖く感じない

ハラハラもビックリもしない


惨虐性 1

あるけど…惨虐に思わない


性的描写 1

写真家のお尻見えます


 私の感想

この作品は、ん〜。を遥かに超えて、ある意味凄すぎて笑ってしまう。


ストーリーが、なんか変(笑)

とにかく情景描写が分かりづらい。

最初はまったり〜スローペース

我慢して観てると怪奇現象が起き始めますが

えぇぇ?そのシーン終わり?

どーなったの?

何故みんな気付かないの?

来て!と言ったり

出てけ!と言ったり

喜ばれたり

オマエは疫病神!と罵るのに

凄く頼りにされたり

村人の精神状態が心配になるくらい感情の切り替えについていけない。

写真家がどうやって悪霊と戦うのか興味があって最後まで観ましたが、どこのシーンが霊との戦いなのか分からなかった。


後半はホントに次々と怖いはずの現象が起きます。だけど何故だろう全然怖く感じない。動きが変なのかなぁ。不自然だからかなぁ。やり過ぎだからかなぁ。謎です。


涙を誘うシーンだと思う所も全く感動しない。

何故だろう… 謎です。


1番衝撃だったのは、写真家が水中で意識を失い、村人が水中からなんとか助け出すのに…

心肺蘇生しない。写真家の体を叩いたり譲ったり呼んだりしてるだけ。

村人はみんな心配そうに見てるだけ。

文化の違いなのかな…時代の違いなのかなぁ…心肺蘇生しない事に、怖っ!って思いました。

そして悪霊と戦い?いつの間にか勝利したみたいで一件落着した様子でした。


あれだけ怪奇現象や心霊現実が起きて全く怖く感じないって…とても不思議な作品です。