ブログがまたほったらかしでした。
まあ、何やかんやいろんなことありました。
『魔女の宅急便』で糸井重里さんがつけたキャッチコピー。
「おちこんだりもしたけど、私はげんきです」といった感じ。
そんな中、ポール・ハギス監督の『クラッシュ』を見た。3回目かな。心に響いた作品は時間が経ってまた見ると、新たな発見があったりする。何故自分が惹かれるのかが、明確に浮き彫りになったりする。
ものすごく簡単に言えば、『悪い奴が、危険を顧みず、職業的アイデンティティからいいことをする』『いい奴が保身のために、職業的に相反するような悪いことをせざる得なくなる』――そういうのが自分は、好きなんだなと再確認。メモの意味で、ブログに記しておく。
さらにもう10回以上読んでいる宮本輝さんの『五千回の生死』を読み直した。
「一日に5千回ぐらい、死にとうなったり、生きとうなったりする男」の話だが、改めてこういうキャラクターを書いてみたいと思った。
ざっくり言えば、矛盾を抱えたキャラクター。それを大事にしたいな。
話は変わって、思った以上に頭が回転しない。
原因は分かっている。夏だからだ。暗示にかかっているかのように、昔から夏になるとガクンと気持ちが落ちる。やたら厭世的になったりもする。何故だろう。冬に生まれたからだろうか。関係ないか。
だからといって、目の前の仕事から逃げている時間はない。本気になって原稿に取り組むぞ!
今、本気になろう――と書いていて、ふとドラゴンボールのピッコロを思い出した。重いターバンとマントを脱ぎ棄て、さあ本気になろうかと言わんばかりに、首をゴキゴキならすシーンがすごく好きだったな。