朝から晩まで仕事。途中でとある仕事が煮詰まってきたので、もう一つの仕事を進めたりする。
夜に、知り合いの映画プロデューサーから電話を頂き、『きな子~見習い警察犬の物語~』の試写会を見たお爺ちゃんお婆ちゃんから子供までの様々な生の声を聞いて、栄養ドリンクなんか目じゃないぐらい、かなり元気をもらえた。
僕が目指したのは、実話から生まれた物語がゆえに、特別なことは起こらない、でもちゃんと特別なことが起こっているという矛盾した命題を成立させることだった。それは人間ドラマでみせるといったことに尽きる。この映画を通して、人間ドラマで物語を作る何かしらのコツを掴んだと思っている。
とにかく、僕が魂を込めて書いたシーンや台詞の意図がちゃんと伝わっているのが、ホント嬉しかった。
いい作品を作りたい。その思いが強ければ、無理も出来る。厳しいスケジュールだけど頑張りたいと思う。