アイデアを生み出すとき、とても参考になる本がある。星新一さんの「できそこない博物館」という本だ。

1000を超えるショートストーリーを、どうやって生み出したのか、その創作法が載っている。
ただ当たり前だが、この本を含めて創作法の類を読んだからといって、アイデアが生まれることなんてあり得ない。

あくまでも参考になるということだ。


この本は、物を考え出す時の姿勢がとても参考になる。要は粘り強く、頭が沸騰するまで、考えるということだ。アイデアとは沸騰してクールダウンした頃にやって来るものだから。

僕の沸騰時間は大体、6時間。
どんなアイデアでも、6時間考え続けると、その後に何かしら生まれる。
もちろんいいアイデアばかりとは限らないけど。



物を書く人間にとって、読んでおいて決して損はない本です。