フェリー旅後編。

 


松陰神社を参拝した後はバスで少しだけ移動しました。

 
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↑ここからは楽しい城下町の散策コース・・・でしたが、
 
雪が凄くて写真で見てた景色と違うからどこ歩いてるのか分からん叫びあせる
 
となり、写真を撮り損ねたけど道路の標識も雪まみれで見えなかったし、集合場所に戻れなかったら嫌だからあんまり歩くのやめようか?とちょいと歩いて終わりました・・・。
 
高杉晋作像も雪が積もって首元が成人式女子のようになり、少し前に恒例になったトレンド「殺生丸様」現象勃発です(笑)
 
 
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↑この方も左からの吹雪のせいで元からこんなツートンの服好んで着てた人みたいになってるし笑い泣き
 
とにかく雪と風がすごかった!!歩いていると鞄にも頭にも雪が積もり北国に旅行中だっけ?な気分でした。
雪道になると考えレインブーツで行って本当に良かったです。上着もコートではなく撥水するシャカシャカ系にして正解でした。
 
 
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↑近場をウロウロと動き回って小腹が空いたのでソフトクリームを買って戻り移動するバス内で食べました。
右が巨峰味(私)で左はさつまいも味(妹)です。手に持って戻るとこんな寒い中ソフトクリームを食べるのかキョロキョロ汗と近くに座る人達にジロジロと見られましたにひひ大雪と寒波のせいでバス内で待機する人も居たようですあせる

バスが出発してからも相変わらず雪はすごいけど、ここまで休憩や散策時間の度にキチンと時間通りどころか5分以上前には既に揃っているツアー客によりとっても順調に進んでいたこのバス旅。
 
しかし!!
ここから数十分バスを走らせたら本日の目玉である豪華な昼食タイム・・・となるハズでしたが、大雪の影響でなんと走行中に目の前のトンネルが通行止めになりUターンする羽目になりまして雪の結晶雪の結晶前を走るトラックが横転したそう。警察やら何やら出動したばかりの頃で周囲は状況が飲み込めずてんやわんやです。
 
下道から移動した事で目的地に着くまで余分に2時間も掛かってしまいました。
 
しかし本来なら「え~目あせる」と動向が気になってソワソワ落ち着かなかったと思いますが、年明けから本当に休みの度に予定を詰め込んでいた私達は割とリラックスしていて(笑)
 
バスに座っているだけでこうして目的地に行けるとはなんて有難いんだ照れ遅れてもちゃんと向かってるのなら大丈夫だろう。
 
とゆったりした時間を満喫していました。
 
バス内は主に年配の方が大部分を占めていてあとは大学の卒業旅行かな?みたいなグループが若干名いたのですが、年配の方達は
 
「若いからお腹空いたでしょあせる
 
とそのグループに自分達が持参したお菓子を配っていて、ついでに私達にもお菓子を配ってくれました(笑)もういい歳になったのに
 
「お姉ちゃんらもお腹空いたやろ?」
 
と私までおじさんにチョコレートとビスケットをもらうとは思いませんでした。前の席からは
 
「アメちゃんもあげよ。大阪のおばちゃんや~(笑)」
 
なんてグラサン同じ関西圏から来ているおっちゃんとおばちゃん達はとっても親切で楽しいバス旅でした。
思えば時間通りここまできっちりしたスケジュールをこなしていたのは日本人観光客だけだったのもあるのでしょうね。
バス内も程良く静かでストレスゼロでした。
 
そして運転手さんの頑張りで無事に遅れながらも昼食会場へ。
 
 
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↑とらふく御膳♪
てっさだけ恐らく遅れたことにより端が乾いていたのですがにひひ他はどれもホカホカ出来立てで美味しかったです。
今回初めて知ったけど山口ではふぐのことを福に掛けて「ふく」と呼ぶのだとか!?唐揚げお寿司山賊焼とふくまみれ!
 
本当はもう少しゆっくり食したかったけど、この後予定されていた大規模なお土産コーナーへは時間の都合で寄れなくなったとバスガイドさんに通達された後だった為、急いで食べ終わってこの食事会場に売っているお土産を片っ端から吟味して購入するしかありませんでした(笑)
 
しかもここでお土産を買わねば凝視あせるというのは全員同じ気持ちだったようで、バス内の助け合い?に引き続きお土産コーナーでも仲良く連れ立って爆買いタイムとなり面白かったです。
 
 
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↑そして船に戻る前に北九州市の植物園に寄り、こちらでも園内の散策時間短縮(60分→40分)となっていたので入口での説明のみであとは自由時間となりました。ここで
 
「普段は1時間少しで巡るコースですが、その気になったら山頂まで行けると思うので若い方は行っても良いかも知れませんね。大変だからあまりお勧めはしませんが。」
 
と植物園のお姉さんに説明されまして。どうやら山頂からは下関の海が見渡せると聞いて興味が湧き、妹と「行く?」と山頂を目指すことに(笑)
・・・どう見てもお姉さんは学生さん達を見ながら言ったのですが普段よく歩くから行ける!!と鼻息荒めの山登りチャレンジでした。
 
 
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↑こちらが山頂からの景色(*´ω`*)遠くに船も見えて綺麗でした。北九州はそんなに雪が降っていなかったので登りやすくて良かったです。
 
 
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↑こんな感じで少し前に車から見ていた景色が上から見られるのは楽しいですね。
 
 
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↑もちろん見渡した後は急いでこの山道を下りました。ちなみにこの山頂まで登って来たのは私達だけですあせる
 
そう、いつだって全力で楽しむ我ら(笑)
 
学生グループは途中で休憩していたらしく、その他の方は園入り口傍の洋館でゆっくり温まっていたそうでもったいない!!と言うと「寒いもん~泣くうさぎ」とのことでした。
 
これにてバス旅は終了OK
最後は無事にバスを走らせて下さった運転手さんに歓声と大きな拍手があり盛り上がりました。
途中予定がズレても怒らず関西の人は優しい、と運転手さんてへぺろいくら関西人がイラチでも流石にこの天候で怒る人はいないでしょう(笑)

この日の山口県は本当に公共交通機関の乱れで大変だったようなので、新幹線や飛行機ではなく船旅だからこそ成立した旅でした。一応ここまで予定はこなせてホッとひと安心。


 
再び船に乗ってからは前日のようにすぐにお風呂に入ろうとしたら既に大浴場が混み出していた為今度はシャワーを使ってみる事にしました。
多分ですが昨日夕食後に大浴場が混んだから混雑回避しようと早めに行動した人が多くて、その結果今度は大浴場が先に混んだのだと思われます。
 
 
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↑シャワーはトイレのような個室タイプで5つくらい並んでいて無人でした。写真左は外側からで右はドアを開けた先です。
 
興味津々で使ったのですが、私はこちらでも全然気になりませんでした。むしろ人を気にせずゆっくり着替えたりできるから楽かも?大浴場はロッカーが狭くて横に人が来ると着替え辛かったんですよね。
 
ただこちらはシャンプーが高級な馬油ではなく、花王だったのは残念汗自宅から持って来たシャンプーを使いました。ちなみにシャワーはボタンを時々押さないと数秒で止まるシステムだったのはやや面倒でした。
 
結論。
大浴場もシャワーも問題なく使えるが、自由なのはシャワー。良いシャンプーがあるのは大浴場(笑)
ただしどちらも備え付けのドライヤーが弱いから不安ならドライヤーを持参するべし。

 
 
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↑さようなら、とまたしてもデッキに出られなかったので窓からお見送り。
 
前日はすぐに寝てしまったので、夕食が終わってもしばらくは起きていようと、前日は立ち寄らなかった船内のショップに行きました。
 
こちらが意外と便利で、
 
 
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↑片側が九州のお土産で・・・
中川晃教さんの時に話題になったネジチョコ発見!
 
 
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↑もう片側が見慣れた関西のお土産コーナーになっています(笑)ここに山口のもあればゆっくり見たかったなぁ。
 
ショップにはお酒やアイスなんかも売っていて普通に船内を満喫できるものが揃っています。ここに大浴場の馬油シャンプーもありましたが、なんとシャンプーだけで6千円越えでビックリびっくり
大浴場にはトリートメントとボディソープもあったし太っ腹ですね。

船内には他に大画面でテレビを見られる場所もあるし、パウダールームもあるし、小さいけれど子供用のプレイルームやゲームセンターもあるし、船ってやっぱり面白いですよね。
 
 
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↑上の階のテレビコーナーを振り返るとこんな感じで客室に繋がっていて、一見すると病院の待合室みたいだなぁと思ったり。
 
 
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↑食事前には明るくて海が見えるうちに!とソファのあるこのエリアに座っていたのですが、昨日も今日も端ではおじさん達が酒盛りでしたおいで
 
妹はというともうすっかり船の苦手意識は消えたみたいです。むしろちょっと気に入ってる?笑
 
船内の客室に入ると電波が全く入らないのは不便でしたが、逆にそのお陰で何もせずぼーっとできるのも船旅の良さかもしれません。
Wi-Fiもありますが、旅が進むほど通信は遅くなります。不安定過ぎてむしろWi-Fiってなんだっけ?となるくらいですが・・・
 
 
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↑そう、ここは海の上(笑)
陸から離れる分夜中は本当に電波が入りませんでした。
 
 
 
この後ゆっくりと時間は流れて、妹は「眠い」と早々にベッドに戻り私も寝たのですが夜中に起きてしまいおいで船旅という非日常に今更ワクワク寝られない事態に(笑)
 
トイレに行ったついでにマップでどの辺りを走っているのか確認すると、ちょうど四国周辺だったので外を見たくなり夕方にいたエリアへ行きました。
 
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↑この写真は夕方に撮ったので有人ですが、さすがに夜中は誰も居らず貸切状態。
 
 
しばらく海を見ていましたが・・・段々と遠くに見える灯りがいっぱいの陸より手前側にその灯りを遮るようにぼんやりと見える山?が出てきました。
 
 
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↑奥に見える光は四国の高松市の灯りなのですが、それよりも手前にある黒い物体がなんだか不気味に映ります。
 
マップで調べてみると・・・
 
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↑本当だ、何か小さな島がある?
とマップ通りの景色に驚きました。船の上でも十分正確ですね拍手
 
この地図と実際の景色を見比べるのがとても面白くてかれこれ1時間は1人で海を眺めていました。ここを過ぎたら小豆島だキラキラ
 
と待つこと数十分。
 
 
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↑今度は小豆島を船から眺めます。やっぱりさっきの島よりも大きくて、船からでも島の道路を走るトラックが見えました。
 
ここである程度満足した私はようやく部屋に戻り再び寝て、朝食の為に4時にすぐ起きて(笑)
ずーっと寝ていたはずの妹を再び起こすことになるのでしたにひひ
 
妹はまたしても一度も起きず爆睡だったとか。結局はどこでも寝られる妹でした凝視
 
4時半からの朝食を食べて、再び南港に降り立ったのは5時半。そこから自宅まで帰ったのですが極寒の山口に耐えたので大阪の朝も全然平気でした。むしろ市内に降る粉雪が本当に粉雪過ぎて最初は気づかなかった程です。

妹は再び家に帰ると「まだ眠い」と言っておりましたが、私はせっかくこんな朝早くに起きてるんだから!と普段行けなかった神戸のお店に一人でランチに行ってきました(笑)妹には「嫌!!」と拒否されてついでに元気過ぎると引かれました(笑)
早朝に着く船旅って良いですね(´∪`*) 
 
 

ここからは旅の購入品などを。
 
 
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↑山口で大慌てで買った土産たち。
職場に持って行く分と自分で食べたいものとたくさんあります。松陰串だんごがとっても美味しくて次に行くことがあればまた買いたいと思いました。夏みかんのお菓子も美味♪
 
吉田松陰は食べ物は常に質素なものを心掛けていたそうですが、大福だけは大好物でやめられなかったという逸話があると帰ってから調べたら出てきたので、それで甘い和菓子に松陰の名前がついているものが多かったのでしょうか。
 
 
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↑こちらのコーヒーは持ち帰ったお水を沸かして飲みました。まろやかで美味しかったです照れ
お水はその場で購入した水のペットボトルを空にして汲んでいたのでそのまま飲めるくらい新鮮なままでした。
 
 
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↑松陰神社の購入品。
御朱印帳は色違いで紺が有り普段の私ならきっと紺を好んで購入しますが、今回は雪がすごかったので何となくそれを連想させてくれるこの色にしました。
番傘のおみくじは大吉で番号も7番の「快晴」ととっても縁起が良くて嬉しかったです。
 
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↑妹は自分の物を持って来ていたのに、木目の御朱印帳に一目ぼれしてこちらを購入していました。
私も欲しかったけど上手に管理できる自信がなかったです汗
 
 
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↑神社に着いてからみるみる雪が積もる様子は珍しい光景で道中の出来事もとても良い思い出になりました。
 
また行きたいねと妹と話していますが、次は新幹線でも良いかな?と思ったり船なら個室にしようか?と思ったり・・・次回はゆったり萩を回れるコースを模索中です(*´ω`*)