東京遠征のもう一つの観劇はやっぱり!!ライオンキングでした
星組さんのBIG FISHが配信無し円盤無しのお知らせの後遠征を決めたのですが、せっかく東京に行くからには2つは観て帰りたいと思っていたのです。
“アナ雪”はまだ良いかな、それよりも“アラジン”が観たいなぁ・・・とか色々と考えて四季のサイトも覗きつつ、でしたが。
やはりね、LKは私が大阪で観てどハマりした演目なので久しぶりに観たくなりますよね。
↑初めての有明四季劇場♪
思っていたよりも駅から歩くので、行きはのんびりだけど帰りは大丈夫なのか??と少し頭によぎりつつの観劇でした。
またまた今回もサクッと感想を。
ブログを辿ると前回の観劇は浜松町に劇場があった頃の2017年4月23日が最後ですね。新しい劇場に変わる頃には演出も変わってヤングシンバの髪色も少し変わるとアルプで見たんだったか、どなたかの呟きで知ったんだったか・・・7年前なのでハッキリとは覚えていません
久しぶりに観劇して感じたのは舞台でのセリフやシーンが少しずつ削られて全体的に早くなっているなぁということでした。
ライオンキング大好き過ぎて一人でごっこ遊び出来るくらい未だに舞台の細かいセリフを覚えてるんですが、頭の中での記憶よりも今はセリフが短く分かりやすくなっているんですね。
「とんでもない!すごくカッコいい場所なんだ」
「「「それで?そのすごくカッコいい場所ってどこなの?」」」
とか何となく変わったと聞いていた箇所なのにいざ聞くと「イカす」じゃないのかと今頃新鮮に驚いたり(笑)
そんな小さな変化が今回とっても楽しい舞台でした。
一つだけ言わせてもらえるとしたら、《愛を感じて》のダンスシーン省いたのにあの評判のあまり宜しくないであろう紙テープはそのままなんかい
と突っ込んでおきますバレエのシーン好きだったのにーー
↑本日のキャスト。
ヤングシンバ 小松葵生君
登場からムファサとガルガルポーズを取るのは新演出??と最初から思ったヤングシンバくん。動きが機敏で感情のバロメーターが全部目に集まっているのかな?というくらいおめめがよく動く可愛いシンバでした。
ダンスよりも歌がとにかく上手ですね。セリフもしっかり話すのでとても聞き取りやすかったです。
ヤングシンバで特に印象に残ったのは《早く王様になりたい》でザズのパペットにキスするんじゃなくて別のアプローチをしていたことと、《お前の中に》で星を見つけて掴むような仕草ではなく指差してムファサに笑いかけるのがすごく無邪気で可愛かったことでした。
これはどちらも新演出??
長く観に行けていなかったことでこれがオリジナルなのか規定の動きなのかは次回観に行かないと分からないままになりそうです。大人になってもミュージカルで活躍出来そうなシンバ君でした。
ヤングナラ 松下咲葉ちゃん
シンバの小松君がキビキビと動く慣れた感じだったのに対してナラの咲葉ちゃんはまだおっとりな子ライオン♪という感じだったのがとにかく可愛かったです。
ゾウのダンスやセリフの一つ一つも幼くてぱやっぱやな雰囲気というのでしょうか。いつもナラの方がしっかり者のイメージなのでこれはこれで良かったです唯一取っ組み合いの所だけはナラが勝てるの??と不思議でした(笑)
狩りのシーンでは左右に大きく揺れて躍動感がありました。
シンバ 山下泰明さん
恐らく初見の山下さんは、登場からニッコニコ「心配ないさぁ〜」と現れた時のインパクトが大きくて、未見でドキドキしていた気持ちが「このシンバ大好き!」に変わるまでそう時間は掛かりませんでした。
ヤングの小松君同様に動きが機敏で本当に一瞬で成長して出てきたみたいです。ただ歌は少し調子が悪そうでした
そして序盤に落ち着かない姿はネコ科というよりはイヌ科な山下シンバがとても可愛い(笑)
《終わりなき夜》で怒って歌うのは島村シンバのイメージでしたがその何倍も怒りながら歌ったのは山下さんのオリジナル?とこちらでも分からないことがちょこちょこありました。
ナラ 空良さん
こちらも恐らく初見です。かなりお若いですよね??
空良さんもヤングナラの咲葉ちゃんにお顔の輪郭や体型が似ていてこの日はシンバだけじゃなくてナラも成長後に違和感がありませんでした。
空良さんも幼く見えるのに歌は力強く歌い上げる系でそのギャップがとても良かったし、生命力が強くてシンバを高みへと引っ張ってくれる頼もしい存在だというのがとても伝わります。
ティモプンはやっぱり大阪のイメージが強く逆に耳馴染みのないティモンの江戸弁は早口だと聞き取りづらいなと以前思った記憶がありますが、深堀拓也さんのティモンは少しゆっくり話すのでセリフが聞き取りやすいと感じました。
プンバァはオネエ口調で優しく話すのでどの方でもよく聞き取れるのですが「てやんでぇ!こんちくしょうめ!!」みたいなべらんめぇ口調は関西人には難しい?笑
深見正博さんのプンバァはまさにゆったり話す優しい感じが可愛くてお茶目な部分が特に好きでした。「ライオンさんっ」の言い方も可愛い
深見さんは以前東京LKで拝見したことがあってその時も同じように好印象なプンバァだったなぁと途中で思い出しました。
スカー 北澤裕輔さん
権力への欲が強そうな北澤スカーは、大阪で愛が欲しいスカーに見慣れた私には冷酷タイプに見えますね。
特に印象的だったのは、冒頭で全くネズミを食べる雰囲気がなく最初から投げ捨てようと思ってたかのように迷いなく投げたことと、ヤングシンバが立ち去るシーンでシンバよりもムファサの方をジロジロ見て本当に亡くなっているのか確かめるみたいに体を近づけていた事でした。
基本的に冷たいので(そりゃああなた好かれませんよ)な要素多めなスカーさんです
ラフィキの平田曜子さんは大阪でよく拝見したラフィキで懐かしかったです。あんまり周りを気にせずにまずは自分が楽しまなきゃ♪という雰囲気を感じる陽気なラフィキがスカーが王になる時には背中を向けて動かない姿が切ない・・・。
ムファサは内海雅智さん。独特な台詞回しとシンバにそこまで愛情を感じないように見えて大阪ではあまり好みのムファサではなかったのですが、新演出だとサラサラと流れるようなシーンが増えたのでムファサとしての淡白さがそこまで気になりませんでした。
土曜日のソワレは客席は少しまばらだったものの、観客の盛り上がりは大きくてカーテンコールも多かったように思います。
↑久しぶりにLKグッズを見ると欲しくなってしまうーー
↑という事で幕間に購入
シークレットピンズとライオンキングのカードケースを買いました。
ピンズは1600円とお高めですがサンプルで掲示してある物の作りが1000円のチャームよりも精細に見えたのでピンズに決めました。どうかスカーが当たりますように!!と念じながら購入。
カードケースは仕事で使う定期入れが傷んできていてちょうど何に買い替えようか悩んでいたのでこちらにしました。
職場のロッカーの鍵にもラフィキが描くライオンチャームのキーホルダーをつけているしメールの着信音も《ハクナマタタ》な私にはちょうど良いグッズ過ぎます(笑)小銭入れもあって便利そうなのも購入を決めたポイントですね。電子タッチタイプのカードを使っているので定期入れの透明部分がなくても問題なし
反対側に社員証も入れたのでこれで会議室等への入室も「心配ないさ♪」とテンション高く向かうことが出来るはず
↑ちなみにピンズは帰りの新幹線の中で開けるとスカーではなくザズーでした(笑)
↑この日は遠征といっても日帰りの旅だったのでソワレが終わってからすぐに劇場を離れてダッシュで駅に向かいました。
駅まで遠かったのですが、急いで出たことで予定していたよりも早い電車で東京駅に着くことができて一安心
東京駅に着いてからは激混み&新幹線乗り場まで遠かった為本当に早く着いて良かったです。なんとか大阪行きの最終新幹線に乗れました
↑心配していた雨は大丈夫だったものの、今回の遠征はとにかく蒸し暑くてずーーっと汗だくでした(笑)
なんなら劇場にいる間が1番快適なのではないか?というくらいどこも弱冷程度しかクーラーも効いておらず、本格的な暑さ寒さじゃないと却って空調が中途半端で暑いという見本のような日でした
暑すぎて食欲も無かったのでとりあえず駅の売店でドーナツとポカリを買っていざ大阪へ!!
大阪方面は京都辺りは土砂降りでしたが、新大阪に着く頃には雨も一瞬上がり濡れずに家に帰ることが出来ました。晴れ女バンザイ
行きは劇場方面へは品川駅の方が便利だったけどパックに付いていた東京駅用の1000円クーポンが使いたかったので早目の新幹線で東京に向かいました。
今回は節約の観劇旅にするのだ!!と1000円クーポン以外では無駄なお土産を買わない決意を胸にいざ東京駅に降り立ったら
↑こーーーんな可愛らしいショップがあるではないですか
フラフラぁー・・・と無意識に吸い寄せられて行き、改札を出て5分以内に無事3点をお買い上げ(笑)
いや、しょうがない。だって
可愛い可愛い可愛い
そこでプツッと何かが音を立てて崩れたので
↑妹の大好きなピカチュウも購入。もうみんな可愛いが過ぎる
↑上の写真だけ見たら「ディズニーに行ってきたんですか?」と聞かれそうなラインナップですよね(笑)多分ディズニーにも行きたいという願望から自然とあの場所へ吸い寄せられたのでしょう
1000円のクーポンでは少し小銭を足してぽてたまごを購入しました。色々買ってしまった故、
↑「えっ、節約旅するからお土産買わんけど我慢してって言ってなかった??」
と妹に笑われた姉でした。
マチネも号泣する名作だったし、ソワレもやっぱり大好きでパワーがもらえる舞台で大満足!そしてお土産もたーっぷり(笑)
さて、次の遠征はいつになるでしょうか(´∪`*)♡