こちらは舞浜アンフィーシアターでのコンサートでした。
とてもじゃないけど遠征など出来ないので配信にて。ここだけは便利な世の中に感謝です
REY’S Special Show Time
『VERDAD(ヴェルダッド)!!』 —真実の音—
作・演出/藤井 大介
“VERDAD”とはスペイン語で“真実”を表す言葉。魂のこもった“真実”の歌・踊り・演技を追求し続け、常に前へと進んでいく礼真琴の魅力を詰め込んだ“REY(王)”のスペシャルショーを、舞浜アンフィシアターにて開催致します。
一幕では星組による数多のショー作品から名曲を散りばめた宝塚歌劇ならではのショーを、二幕ではポップスやロック、ミュージカルナンバー等で、宝塚歌劇の枠にとらわれない礼真琴の“今”の魅力に迫ります。
礼真琴率いる星組メンバーの情熱とエネルギーを詰め込んだ至福のショータイムをお届けします。 公演期間7/2(金)~10(土)
(公式より)
出演者
天寿光希、礼真琴、瀬央ゆりあ、音咲いつき、夕渚りょう、
湊璃飛、天路そら、蒼舞咲歩、二條華、希沙薫、碧海さりお
彩園ひな、舞空瞳、紅咲梨乃、奏碧タケル、都優奈、
鳳真斗愛、侑蘭粋、星咲希、碧音斗和、綾音美蘭
今回も楽天TVにて(*´ω`*)
ネタバレ嫌いの私は宝塚ニュースも見ずに大事に温めていたのですが、歴代の星組公演での歌をメインとした1幕はカッチリとした印象でした。
まずせり上がりから回転しながらトップスターのこっちゃん(礼真琴さん)が登場。続けてなこちゃん(舞空瞳さん)とせおっち(瀬央ゆりあさん)も舞台袖から現れて音楽だけの中3人で踊る姿はTHE宝塚!で綺麗な世界でした。
その後は少しずつ登場しては増えて行く組子達と共に星組メドレーを
宝塚歴が長くない私には馴染みのない曲も多かったですが、こっちゃんの歌声がいっぱい堪能出来たプロローグがとっても好みでした。
黒の衣装でビシッと揃った星組子達カッコ良かったです愛の歌の時にみんなでこっちゃんを囲ってセリフに一喜一憂なリアクションも可愛いし、曲調が宝塚らしさに溢れていて楽しめました。
若手コーナーではセンターで歌って踊るペアの1人が奏碧タケルさんで、気になっていた下級生なのでガッツリアップで見られて嬉しかったです
二人ともオラオラ踊っていて男前なダンスでした。
会場の舞浜アンフィ―シアターには行ったことがないのですが、ここは客席が円形になっていて、観客は舞台をグルっと囲って座っているのが不思議な空間ですね。
タカラジェンヌで初めて舞浜コンサートを行ったのは前花組トップだったみりお(明日海りおさん)。コンサートに向けたインタビューだったか、それともMCだったかで『舞浜はお客様に後ろ姿まで見られるから緊張しますね~』みたいな事をおっしゃっていたのが印象深いです。
円になった組子が回っていく舞台装置が楽しい・・・客席を回るゴンドラもアクリル板を付けた状態ではありますが、コンサート感が高まって良いですね~
1幕で好きだったのはせおっちの《ハロー宝塚》で、娘役を侍らせて陽気に歌う姿に笑いました
後のMCで「このハロー!は世界に向かって言うように」と演出家の先生に言われているという話だったので、その世界規模のハロー!がとにかく楽しかったです(笑)“ノバボサノバ”の「サンバ!」も凄かった
それから《セマニフィーク》のこっちゃんと女装版「せお子」も(笑)
せおっちはとっても綺麗なお顔立ちなのに、イケメン過ぎて女装は似合わないのだから不思議・・・
2017年の“阿弖流為”以来の別箱振り分けが一緒だった「ことせお」ですが、やっぱり同期同士楽しそうなMCに癒されました。
その他1幕で蝶のような扮装で出て来た2人組は“ロミジュリ”でどちらも愛役だったさりお(碧海さりおさん)と希沙薫さん。やっぱり愛役を射止めただけあって柔らかい踊りが綺麗でした。
そこからせお子が出てきてみっきぃ(天寿光希さん)の歌に乗せてデュエットダンス?を踊っていたので今から思えばかなり濃いメンツですね
1幕にこっちゃんが歌って好きだったのはやはり“アルジェの男”の曲でしょうか。梅芸で1度しか観られなかったのですがDVDを買う位お気に入りの舞台だったのでまた礼ティリアンにあえて嬉しかったです♪
歴代の星トップの曲メドレーもテンションが上がりました。《Ray》も昨年ほぼ1年間一緒だった曲ですね~。
2幕は・・・楽しかったけど、コントの場面は正直長く感じました
せめて面白かったら良かったのですがそこもあんまり
ローラは面白いけど、盛り上がった中盤にこっちゃんがわざわざ歌が下手な役をやって《ひとかけらの勇気》を歌う意味はあったのだろうか。途中で雷に打たれて上手に歌い出すなら、最初から上手に歌って欲しかったです(笑)
2幕のプロローグの歌も衣装も演出もカッコ良かったのでそこだけは残念でした。
1幕でもスクリーンに映し出される映像技術が凄いなぁと感じましたが、2幕の方がより生かされていたので会場に居たらもっと映像も感じられて楽しめたでしょうね
2幕のMCでも再び登場したせおっちと同期同士でまたしても盛り上がるトークコーナー。今度は金髪の美女ではなく黒髪イケメンのせおっちと笑いもあり、涙?もあり・・・という展開でしたがせおっちよ・・・柴犬のぬいぐるみ張り付けたルンバを自宅で追いかけるのはやめなさいと途中自宅でマジ突っ込みしました
瀬央さんは黙っていたらとってもお綺麗なのに(2回目)、人をとことん笑わせてしまう才能が本当に凄い(笑)ローラの曲も濃くてめっちゃ面白かった。
なこちゃんはアイドルの曲?を娘役たちで歌って踊るのがめっちゃ可愛くてでもあのキレキレの動きを見ていると是非エグザイルのダンスシーンにも出てきて欲しかったです
舞浜という事でトップコンビのディズニーソングもあって2幕でもちゃんと夢たっぷりのシーンがあってうっとりなことなこのデュエットでした(*´ω`*)
そうそう、この後のルミエールのこっちゃんも可愛かったですが、星組さんに《Be Our Guest》の賑やかな曲が合っていて家で手拍子しながら観ちゃいました。
・・・と2幕で少し思うところはあったものの、結局は最後まで楽しく観ていた私
どの組子も全力で楽しんでいるのが伝わって、そんな雰囲気の良さがコンサートの熱気にも繋がっていたように思います。
普段の舞台とは違って意外なところで目立つ下級生がいたりして次の大劇場公演が更に楽しみになりました。