マチネ後は妹とカフェであれこれ語り合ってから再び劇場へ・・・。

 

image

 

京都劇場でのマチソワは初めてなので不思議な気分でした。

(四季のマチソワ自体名古屋と大阪LKラストの2度だけですがてへぺろ

 

image

 

↑ソワレのキャストはこちら。

 

カジモドは飯田さんです。

 

良いのか悪いのかは分かりませんが・・・私はいつも別のキャストを観た時に、前回拝見した方が浮かんできます。

「あの人とココが違う!!」そう気づいた時に、何故違うのか?を考えるのが楽しいんですよね。

いつも理解力が足りないので、そうやって観た方が私の中では印象付けられて、自分なりに解釈しやすくなるのかもしれませんあせる

※あくまで個人的な感想です

 

そして京都でWキャストの田中さんを片隅に置きながら、ドキドキで観た初見の飯田カジモド目

 

登場シーンでのカジモド変身(?)からもう違いますね。

田中カジモドは、まずは手元を見てから顔を黒く塗って、キチキチッ!と紐を結んで上着を羽織って・・・と、まるで道着を着るかのような動きで着替えていたような記憶があります。

 

でも飯田カジモドは手元を見ずにサッと顔を黒く塗り、流れるように着替えるのが印象的でした。それから目元を黒く塗る位置は左右逆なんですね!?

 

歩き方も飯田カジモドの方が低い姿勢でした。

でも鐘を突く時や椅子を持ち上げるのは、田中カジモドの方が力持ちっぽいです(笑)

 

飯田カジモドは語尾を少しだけ伸ばして喋るのが幼い印象でしたが、歌うとグッと声が低くなってイメージが変わりました。

フロローにイチゴを貰う時や、ベンチをキュキュッと磨いて招く姿、《陽ざしの中へ》でのはしゃぎっぷりが可愛かったですね(´∀`)

歌声を聞きながら、誰かカジモドの呪縛を解いてあげて欲しい・・・と願ってしまいました。

 

そういえばエスメラルダと『二人で♪』と歌う時に、

 

田中カジモド→人差し指をクロスさせる

飯田カジモド→手すりを使ってチョンチョンお互いを指さす

 

と、ここの違いも印象的でした照れ

 

田中カジモドとは真逆で、慎重さよりも好奇心が強そうなタイプに見えます。

 

 

でも・・・癇癪持ちっぽいというか、怒ったらめちゃくちゃ恐そうだなぁ滝汗ってフィーバスに向かって椅子を持ちあげた時に思ってしまって。

あの時の表情が、本気で投げそうだったんですよねアセアセ

 

奇跡御殿で『僕は醜いから~』と歌った姿が悲しそうで思わずホロッとした後だったので、二面性があるカジモドに見えましたガーン汗

 

ガーゴイルを追い払う時は笑っているのに、実際出ていかれると凄く不安そうにするシーンは切ないですが・・・

『ここは聖域!!Sanctuaryだ!!』とハッキリと言い放つ瞬間は鳥肌が立ちました。

 

そして最後の最後にフロローと対面するシーンの飯田カジモドが本当に恐かったガーン

 

考えてから言葉を発していたような田中カジモドに対して、飯田カジモドは間髪入れずに真っ向から全否定!!

 

ずっと幼さを強調していたように感じたのに、最後にフロローを追い詰める時の表情は完全に知能のある大人の男という感じじゃありませんか?

いつの間にそんなに成熟したんでしょうあせる

 

的確に抉るようなセリフも、こういえば相手が傷つくって分かって言っている顔でした。

『ご主人様は言いましたよねぇ・・・??』の二ヤリが私の中では完全にホラーにアセアセ

フロローに強く依存していたからこその強い反動?ラストは切なさよりも、完全に怪物になってしまったカジモドが恐ろしく感じます・・・滝汗

 

フィーバスの頭を不器用そうに撫でる姿で少しホッとしたもののカーテンコールまで心臓がドキドキしていました(゚ー゚;

 

 

 

芝フロローは二人のカジモドに対して凄み方が違うんですね。

印象的だったのがカジモドが初めて嘘をつくシーン。

 

田中カジモドへはソワソワする姿をどこか楽しむように見つめるのに対して、

飯田カジモドは完全に怯えたような表情をするので、威圧的な表情のままジットリと嫌~な目で見つめていました(笑)

 

その後隊長と会話する際もそっと飯田カジモドの反応を窺っているし、「こいつはもう少しつつけば何か出てくるなひらめき電球」的な顔をしているのが面白い。

 

芝フロローは危険なスイッチをたくさん持っている男だと思うんですがあせるそのスイッチが入る瞬間が飯田カジモドと似ているなぁと今回思いましたドクロ

今日のソワレ公演は、飯田カジモドに追い詰められた時の表情が凄かったです。

 

 

 

岡村エスメラルダは、飯田カジモドと会話する時は少しだけ声の高さを下げているように感じました。マチソワで観るとそれぞれへの接し方の違いも確認できるので、良いですねニコ

 

マチネでは処刑のシーンで思わず涙ぐんで肩が震えるような演出でしたが、ソワレではグッと前を向いている姿が印象的でした。

 

清水フィーバスが、苦悩の中で歌う姿も印象に残りましたし、フィーバスとエスメラルダの別れが切なくて、周りで泣いている人が続出笑い泣き

 

ソワレでもイケメンジェアンな宇龍さんがカッコ良かったですキラキラ

マチネでは密かに(シンバとムファサ!ここでも親子役だラブラブ)と思ってました。

冒頭の亡くなるシーンで、すっと立ち上がって舞台奥に歩いて行くテンポの良さが好きですね(笑)

 

 

アンサンブルもですが、聖歌隊の違いも面白くてそちらもついつい見てしまったソワレでした。

 

リズムを取るように少し動く人、ゆったり歌う人、険しい表情で歌う人、色々な方がいますね~音譜

 

 

 

 

カーテンコールは全部で8回ビックリマーク

 

マチネと同じ流れで続いて行き、飯田さんは両手を振ったり投げキッスをしたりでしたが・・・観客席はまた二人のハグを期待している雰囲気でした(笑)

 

7回目に何故か同じ方向を向いて立つ→お互いが向き合って、芝さんが大げさに両手を広げる→飯田さんも大げさに飛び込む

 

と観劇3回目でも同じ流れでしたニヒヒ

 

 

・・・が!!

 

何故かここで拍手が鳴り止まず、もう一度キャストの方々が出てくる事に(笑)

 

 

「あれ?ハグしたら終わりじゃないん??」と私と妹はビックリでしたが、キャストの方々もビックリしていたような気がします目

 

 

最後は芝さんが怒ったようにプン!と立つ→そのまま飯田さんが抱き着く→両手ブンブンしながら去る、

で皆さん満足したようです(笑)

 

 

image

 

 

ソワレ後は夜の京都タワーを眺めてからゆっくりと帰宅。

 

関西は先週の大型台風が過ぎてからは、朝晩ずいぶんと過ごしやすい気候になってきました照れ