先月のキュンキュンした観劇から2週間。
やっと今日の観劇日となりました。長かったー(^_^;)

本日はいつもキャスト変更を聞きたがらない妹との観劇でした。もうね!先月の話をしたくてしたくて!でも内緒だからキャスト変更は言えないし・・・

でも良かったんだよライオンキング~(´д`lll) !!と2週間悶々としました。
小さい頃に見た絵本の『王様の耳はロバの耳』を思い出しましたね。

かなりのストレスですよ、これ(笑)




ヤングシンバ 南勇魚君

今日は初めましての勇魚シンバでした。勇魚と書いて「いさな」君って読むんですね。

登場してからの第一印象はめっちゃ小さくて色白な子だなー、と思いました。小さすぎて尻尾が垂れている部分が長い!シンバのカツラを被った姿がアンバランスで、かなり頭でっかちになっているのも特徴的です(笑)

声は「小さい子供らしい声」の高さでした。
動きも歩幅が狭くって終始ちょこちょこしていて、あのあどけなさが魅力のシンバ君ですね。
全体的な雰囲気はとにかく赤ちゃんみたいに幼くて、お顔は素の表情だと上垣ひなたちゃんに似ていて、笑うと橋本佳月君に似ています。

プライドロックのやり取りは内田ムファサが息子に、というよりはまるで小さい子供に言い聞かせる先生のようにとても間合いを取って表情でも声でも丁寧に教えを説いていました。

この場面は卓也君は「退屈そうな無表情」でしたが、勇魚君は「話を聞くのに精一杯な無表情」に感じました。
ザズがやってきても声に反応せずに、ムファサがポン!と肩を叩いたのを合図に初めてザズの存在に気づき駆け下りて行く感じです。

《朝の報告》は腕を組んでも全然偉そうじゃなくて、少し口を半開きでザズの報告を聞いているのがとても子供らしいと思いました。

そして蝶々を追う時に手で引っ掻く仕草がなくて、代わりに跳びながら両手を同時にバタバタとしているのが目を引きました。


何あれ、めっちゃ可愛い(*゚ー゚*)笑


小さいからソロ前のザズに近づく動きも細かくて(間に合うかな?)とヒヤヒヤしました(゚ー゚;

オリジナルダンスはバレエ系の子なのか?最初にクルクルと回りながら中央に移動して、途中でも背中を向けて回るような動作が入っていました。
声量があって歌の上手なシンバ君ですね♪

ナラを誘うシーンではぴょんぴょん飛びながらナラを引っ張るのが幼い誘い方だなー、ってここでもほのぼの。
プライドロックでは表情が硬かったんですが、子供同士だと途端ににこやかで幼馴染感が凄くありました。

《早く王様》前のダンスでも途中でまさかの心愛ナラと片手ハイタッチ!仲良しコンビです。
ダチョウの手綱を左手で持っている子を初めて見ました。

そしてギターポーズで登場するシーンの後!びっくりしました。


佳月君にそっくり!!


元々笑うと似てるなー、と思っていましたが、ダンスの動きも4期以降の2人と違い回転の仕方も佳月君と同じでした。
なのでちっちゃい佳月君だー!と思いながら観ていました(笑)

最後にスキップで下がるときにのしのし歩きだったのが珍しかったのですが、のちに理由が判明。

象の墓場では怯えた表情が多くて、《チャウダウン》では終始へっぴり腰でした。
反撃なんてとんでもない!
勇魚シンバはライオンポーズも縮こまっていました(^▽^;)

星のシーンは泣きそうな声で内田ムファサに訴えていましたが、ここでも内田ムファサが優しく諭すのが素敵でした。

峡谷で岩に飛び乗る時に ふんっ! て感じで懸命に飛び乗ってて、本当に小さいなー、と改めて思いました。
ムファサの死に直面した時も、大きい内田ムファサを体全体で一生懸命に揺らすのが健気で(ノω・、)
助けを呼ぶ声も泣きそうになっているし、スカーが現れてからの熱演も本当に良かったです。

そして最後の《ハクナマタタ》で分かったことが一つ・・・。

勇魚君!スキップできないんだ(笑)

セリフはハクナマタタで少し違った部分がありましたが、捌けて行く時までちょこちょこ可愛らしい勇魚シンバでした。



ヤングナラ 田邉心愛ちゃん

かなり大きくなりましたよね~(;^_^A 
狩りで登場する時に他の雌ライオンと背の高さが変わらなくなっているなって思いました。
多分一番背が高いのは鈴ちゃんだと思います。
でも細身なのでまだ子供っぽいんですが、心愛ちゃんはガッチリしているのでシルエットも大人の方に近くなっている気がします。

それなのに勇魚君と組んでもそんなに違和感がないのを見て、
リードが得意な利モモちゃんとは違いリードするよりも合わせるのが上手なんだと今日改めて思いました。

今日の《作戦会議》は心愛ナラの重要な一撃目、ザズを“地面に叩きつける”を行った後、頭を地面に固定して、バットでホームラン!的なゼスチャーをしていました。

心愛ちゃん野球ネタも出来るのね(笑)
すごくいい笑顔でした(゜д゜;)


今日気になったキャストさんはハイエナダンサーの舞台向かって左から二番目の方でした。正確に言うと以前も気になったんですが、
下手から登場する時に左手をガッツポーズしながら骨をジャンプしてやって来るんですよね。
踊り終わってからもポーズ取っていて目を引きます。あの方はどなた(笑)


内田ムファサの登場で妹が興奮しているのが何となく分かったオープニング(^ε^)動物一体一体に動きを見せていて、やっぱり貫禄のあるムファサでした。
前回観た卓也シンバの時と今回の勇魚シンバの時とで、
諭し方が全然違うのも凄いと思いました。

『父さんに怖いものは何もないでしょう?』

と言われた後にすごく優しい声で笑ってからシンバの目を覗きこんで、

『いいや・・・あるよ』

と返していて、あれだけで父親の深い愛が分かる素敵なシーンでした。


特に私が好きなのは渓谷でシンバを逃がす時の丁寧な手の動きで、シンバが去ってからも一瞬だけ無意識に伸ばしたように見えるあの優しい手が大好きです。

ムファサは心のどこかで『死』を覚悟していたんだろうなって思えて、あの最後の触れ合いに泣けるのです(iДi)

お芝居の話なのに(この手の優しさをシンバは忘れないでほしいな)とか思ってしまって。
内田ムファサ!大好きです。



本城スカーが帰ってきてくれましたね。
他の方よりもマスクを動かす回数が多いので観ていて楽しいスカーです。そしてどこか忘れてしまったんですが、舌を出しておちゃめな演出もありました。

今日は骨上の ニヤ・・・。 も見られました!薄っすら笑うのがゾクッとします。ギラギラな《覚悟しろ》は、暗転前は笑っていたのに最後に雄叫びのような声が入っていました。

峡谷で倒れているムファサの元へ登場した時に、一瞬だけ片手をあげてなんだかシンバに襲い掛かるような動きをしていました。
シンバが逃げてからも深ーいため息をついていましたね。



南シンバが登場して一幕が終わった直後に妹に『なるほどね』と言われました。『この前やたらとLKの話してた訳や』と(笑)

『分かってくれた?ずっと我慢してたんやで』と休憩中にやっと前回の話も出来ました。


今日も素敵でした、南シンバ(●´ω`●)

去年の大阪公演では普通に子供と同じライオンポーズをとっていたはずなのに、今年は威嚇ポーズが歌舞伎っぽくなっていますね(笑)
ちょっと盆踊りみたいで笑いそうになる時が・・・(´∀`)いつからなんでしょう?

でも内田ムファサがヤングシンバに剣を向けない優しいムファサだったから、むやみに爪を相手に向けないこの新しいポーズも内田ムファサの子供っぽくて、
優しい南シンバらしいなと思ったり。

今日も感情の幅が大きい《終わりなき夜》でした。
最後の両手共グーのポーズは去年と同じですが、前回も今回も笑っていませんね。歯を食いしばったような表情でした。

そして前回は書ききれなかったのですが!一番キュンキュンしたシーンがあったんです。
それがナラと再会してからの《愛を感じて》
バレエダンサーが現れる直前に照れたように二人が離れるあのシーンです。

あの後に南さん、ナラから離してしまった左手をそっと大事そうに見つめているんですよ!!あれがすっごいキュンキュンするんです。
少女まんがみたい(笑)
私はやっぱり表情豊かな役者さんが好きなんでしょうね。

小松ナラがハッキリと好意を示すので南シンバくらい応えてくれるとちゃんと同じ距離で

ナラ→→♡←←シンバ  

になっているのが分かって、舞台の観劇慣れしていない私にも分かりやすいです。

そして今回も《お前の中に~リプ》ではあちこちを見回している動きがありました。
あれは卓也君に合わせたわけではなかったんですね(;´▽`A``
南シンバは『ワシもそこにいるだろう』と言われた夜空を見ていたんでしょうか?

ダンスも歌とリズムがピッタリ合うのが見ていて心地良かったです。


小松ナラは今日は控えめだった前回よりもガッツリシンバを見る“肉食系ナラ”でした。
でもその分《愛を感じて》での舞いに笑顔はありませんでした。

こういう微妙な違いが発見できて、舞台って本当に何度でも観たくなります(*^-^)

小松さんの《シャドウランド》での強そうな感じから幼馴染のシンバと出会ってからの少女のような振る舞いが最近好きになってきました(笑)きっとシンバが現れるまでは頑張って一人で国を守ろうとしていたんですよね。


今日のカーテンコールは規定回数の後に5回もありました。

4回目で王家の挨拶を見た後はどこか満足した私がいましたが、どこからともなく謎の手拍子がありまして(笑)

心愛ちゃんと小松さんがどこか一点を見つめながら笑ってお話をしていました。関係者の方でもいたのでしょうか?
勇魚君は挨拶のお辞儀がすごく早くて、ぴょこん!て感じでした。でも捌けるときにはあちこちに手を振りながら南シンバとゆっくり捌けて行っていました。

内田ムファサは勇魚君とつないだ手で指揮者のようにリズムを取ったり、南シンバともニコニコと微笑み合っていて癒し系父さんでした(^∇^)

あと何回観に行けるでしょうか?


次回も楽しみです(‐^▽^‐)