急に予定が空いたので私史上初の月に4回目の観劇に行って参りました(≡^∇^≡)


仕事終わりの観劇は久しぶりです。今日のお目当てはもちろん未見の涼吾君。


彼のデビュー日以降はライオンキングの観劇予定が多かったので、きっと9月までには観ることになるだろう・・・と、思っていましたが、

そこから2か月・・・7回観劇して観ることが出来たヤングシンバは2名(笑)


予定が空いてチケットが入手できそうな日のキャストが岸野君。これは絶対に観劇せねば!となりました。

なんだか今日を逃すとこのまま当分観ることが出来ないような気がしたのです(笑)



20150929-2

ヤングシンバ 岸野涼吾君


そしてやっと会うことが出来ました!7月にデビューした涼吾君ヘ(゚∀゚*)ノ


登場シーンでの第一印象は 小柄だけど華奢ではないな・・・と思いました。9月に3回観た陽登君がとても華奢だったので余計にそう感じたのかもしれません。

シンバメイクが似合う男前シンバです。


声は甲高くなくて、いかにも少年っぽい“高学年男子”って感じの声ですね。

セリフがあまり母音法が強調されておらず、自然なので藤井颯君を思い出しました。涼吾君のやせ形ではない体系も似ているかもしれません。


プライドロックに上ってからの間延びした「わぁーーお」が新鮮でした。他の子よりも ー が多いというか・・・。


頂上では常に王国全土を見渡そうとしているような大きな動きでした。


特に『地を這うアリから、大地を飛び跳ねるあのレイヨウの群れまで』というムファサのセリフの声と動きに対しては足をスクワットのように屈ませて、かなり前のめりになって反応していました。


びっくりしたような表情がとても多く、何にでも興味津々で子供らしい反応を見せるシンバですね。



ヤングシンバがザズに王家の挨拶をしてから、次のセリフが始まるまでのあの間合いの表情が私はとても好きなんですが、

にこっと誇らしげにザズを見上げる涼吾君が良かったです。あそこで屈託ない笑顔を見せるのってとても難しいと勝手に思っているのですが、目元が癒し系のにこやかな笑顔でした。


《朝の報告》のお父さんのマネっこは、まず始めに腰に手を当てたムファサをジロジロとガン見。よく観察してから腰の辺りを拳でポンポンと叩いてからマネっこ。上手にマネできたようでここでも誇らしげにニコッ!でした。


その後の腕を差し出す仕草なんかはマネしていませんでしたが、表情がとても豊かで見ていて飽きませんでした。


オリジナルのダンスは歌い出しに数歩歩いてから空手の型のような振付で、キックが多かったですね。というかいきなり歩き出すのって(おおっ?)って結構びっくりしますね(笑)


歩いてからの正拳突きは初めて観た時の大前君を思い出しました(´∀`)規定ダンスのガッツポーズが手を開いて挙手のようになっていたり、側転が観客に背を向ける形だったのも珍しいなと思いました。


スカーとのやり取りも『内緒だぞ』と言われてからのいたずらっ子な頷きがとても表情が良く見えて、めっちゃ可愛い表情でした(*^ー^)

ここはみんな頷くことに夢中で、あんまり表情が見えませんもんねー(^_^;)


ナラとのやり取りもザズが迫ってきてからの反りも凄かったです。


《早く王様》のカーテンが下りる直前のダンスは右手と左手を交互に『イエ-!』って感じに出していました(笑)


歌の中での吠え方や『左へゆーけ!』のポーズは陽登君とよく似ていました。

ダンスも上手で、歌も声量があって元気いっぱいですね。

ギターのポーズを取ってからのダンスで、両手を広げて指をさすポーズがメッチャゆっくりしっかりさすので、まるでホームの駅員さんのようでした(笑)


ナラとの取っ組み合いは大人のシンバのように一度起き上がろうとする素振りを見せるので、本当に喧嘩しているみたいで上手でしたね。


ハイエナに対しては結構前かがみになって威嚇していたので、とても好戦的に見えました。途中で逃げようとしたナラに対してもはっきりとした拒否のポーズを取っていて、気の強いしっかりした男!って感じのシンバ君です。

今度は是非利モモちゃんと組んでいるときに観てみたいですね(・∀・)


星のシーンは初めにあまり嬉しくなさそうに夜空を見上げますが、だんだんと時間が経つにつれて次第に『それも悪くないな』とでも言いたそうな穏やかな笑顔になってゆきました。

あの時涼吾シンバはどんな心境で夜空を見ていたんでしょう。


全然関係ありませんが、ムファサに抱き着くときも反対側に抱き着いていたので、(もしかして左利きなのかなー)と思いました(笑)


プンバのおならのニオイをかいで、端の方まで逃げていたのが可愛かったです。手で仰ぐというよりも風を起こして遠くに押しやろうとしているのがいかにも子供でした(*^▽^*)

私も小さい頃あのゼスチャーをよくやっていたなぁ・・・(;^ω^A


たまに見せる笑顔がとっても穏やかな男前シンバ君でした。



ヤングナラ 田邉心愛ちゃん


今月二度目の心愛ちゃんでした。前回もその前も思ったのですが、小象ダンスの時の“耳振り”で、よく動かしている腕が見えるな、と今回も感じました。


他のナラの時にはあまり腕が見えないので、良いのか悪いのかはよく分かりませんが(^▽^;)

あの小象の耳の仕組みが良く見えます。


でもあちこちを見渡しながらの元気いっぱいな挨拶がとても素敵です。特にザズが現れた時に、竿で飛ばしている方のザズを見てにっこり笑うのが可愛いですね。


狩りも登場シーンから既に獲物を狙っていて、振付をしながらも目線を前に戻す時にしっかりガゼルの動きを観察しているような素振りを見せる小さなハンター(笑)

毎回『さあ行くぞ!』とでも言うように構えを取ってから一度飛び跳ねて走っていくのが良いですね。


舞台ではこのシーンは“ナラが初めて連れて行ってもらった狩り”という設定だと聞いたので、心愛ナラはこの狩りを心待ちにしていたナラなんでしょうね。


その後の満足そうな笑顔も良いです。


私の中での心愛ちゃんの観劇ポイントはズバリ!躍動感に溢れた狩りと、シンバと共に草むらでコソコソと作戦を練っている時の俄然ヤル気なゼスチャーです(笑)


今日のお相手涼吾シンバは終始作戦の主導権を握られていて、心愛ナラの次から次へと繰り出す恐ろしいゼスチャーに『ほうほう』と頷いてマネしているだけでしたからね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


因みに本日のゼスチャーは首を絞めて捻ってから頭を何かでガンガン叩いているような身振りでした。こわっ・・・。



さすがに3度も見ると慣れてきた池田スカー。


いつも捕まえた野ネズミがプルプルしていて、ネズミが生きているように演出しているのが良いなと思います。

他のスカーの時には私は観たことが無いので、きっと池田スカー以外はガッツリ狙って瀕死状態にしているんでしょうねσ(^_^;)


その後のネズミ投げがとってもソフトで心優しいスカーですし(笑)


そんなことを考えると笑ってしまいました。


今日は《覚悟しろ》で地面を杖で叩いてから、ハイエナたちを威嚇して追い払っていました。唸り声を出しながらだったので、なかなか迫力がありました。よく杖を使うスカーですね、途中で何度も音に合わせて杖で地面を叩いていました。

最後の笑い声も狂ったような声で、そのまま崩れ落ちそうになりながらずっと笑っていました。



内海ムファサは今日も変わらずアップテンポです。でもヤングシンバの涼吾君とニコニコ笑いあうシーンが一度だけありました。

ザズの『サラビ様は私のボスでございます』に対する『ぅん?』という顔が威厳があってカッコイイです。


内田ムファサの『え?そうなの?』的におめめを大きくしてザズを見るでも、

宇龍ムファサのように黙ったまま目を細めてジロッ!とザズを見るでもなくて、


穏やかに、でも怒っているような、不思議なリアクションですね。

ザズの口ばしにグータッチするのが好きです。


後は最後に崖から落ちる時の『スカーーーー』が声が上がらず、低めの声なのも印象的でした。



石毛シンバは今日は途切れ途切れに歌うことなく、声も良く出ていました。一日お休みだったので声の調子が戻ったんでしょうか?


真面目な顔がいつも多いイメージでしたが、プンバ達のやり取りを聞いて笑うのが多かったように思います。

石毛シンバの演技が好きなので今日も切ない気持ちになりました。


《愛を感じて》の後にナラが去って後悔するように伸ばされた手とか、ラフィキに見せる弱さとか、どこか人間臭いシンバが見られるんですよね。


『お願い・・・』や『でもまだ痛む』の声の優しさがとても心に響いて、

特にラフィキに『登れぬ山などない』と歌われた時のハッとした顔はすごく素敵でした。


素敵と言えば平田ラフィキのズールー語が何回観に行っても不思議です。どこからあんなにポンポコ音が鳴るんでしょうか(笑)

トイレ休憩の時に後ろに並んでいた修学旅行生の女の子が「あのへんてこな人は口になんか楽器が入ってんの?」て不思議がっていました(´∀`)



今日は平日の夜公演だからか、カーテンコールは2回だけでした。


毎回池田スカーは尻尾が気になるらしく、後ろに下がるたびに足で尻尾を蹴って戻していました。

その仕草を見ていると、前回妹が「韓スカーは尻尾さばきが上手なんやなぁ・・・」と池田スカーを見て言っていたのを思い出しました。