四季の演目では『ライオンキング』しか観劇経験のないど素人の私・・・。
そんな私がなんと、名古屋まで『オペラ座の怪人』を観に行く日が来るなんて( ̄▽+ ̄*)
今日のお相手は初めてライオンキングを観劇した際もご一緒した先輩です。
先輩はもう何年も前からずーっと観たかったのだとか。
私はシンバを演じている田中彰孝さんが四季を目指すきっかけになった大切なミュージカルだと語っている映像を見て興味を持ちました。
とっても単純な自分が恥ずかしいですが(笑)
まもなく新劇場がオープンするとの事ですが、今回初めて訪れた新名古屋ミュージカル劇場。
なにせ初めての劇場、初めての演目、しかも開幕初日で、周りの雰囲気に圧倒されて
キャストボードを撮るのを忘れてしまいました(笑)
ライオンキングで何となく覚えのあるお名前がチラホラ・・・。
主役のオペラ座の怪人は芝清道さんでした。
ライオンキング福岡公演の映像でお見かけしたことがあります。ムファサをされていた方ですね。SOMのCMにも登場していたような。
勝手にもう少しお若い方が演じられると思っていたのでびっくりです。
とても華やかなステージの中での物語で、歌声にもダンスにも魅了されました。
子供の出演している舞台ってとても可愛らしくって観ているだけで癒されるんですが、大人だけのミュージカルも締まりがあって良いですね。
映画も見たことがなくてあらすじを薄っすらとしか知らなかったので、話が進んでいくにつれてどんどんと舞台にのめり込んでしまって、観劇中はずっと暑かったです。
先輩はひんやりしていて少し寒かったようですが(゜д゜;)
座席は前方センターブロックのほぼ真ん中で、周りに小さいお子さんや喋る人等もいなくて、おかげさまで最後まで集中して観ることが出来ました!
一幕最後のファントムの悲しそうな表情がとても胸に残りました。
あとはシャンデリア!
私の頭上に落ちてくるかと思いました(笑)
そして休憩中にすれ違ったある方が、とても気になって振り返ると、なんと青山弥生さんでびっくりして振り向いたまま5秒くらいガン見してしまいました。
舞台で実際にラフィキを観たことがありますし、話にも聞いていましたが、本当にとっても華奢で小柄な方ですね。
あんな小さな体のどこからあの迫力ある声が出るんだろう・・・。
とても美しいきりっとした佇まいの方でした。
二幕も宝塚のような華やかなダンスのシーンから始まって、終始私の口は開きっぱなしです(/ω\)
ライオンキングよりももっともっと歌のシーンが多く、ほとんど歌いながらセリフを言っていたので
ミュージカルが好きな私にはとてもうれしかったです。
最後は私が全く予想していないラストでした。
周りからはすすり泣く声が聞こえて、隣に座っていた先輩も号泣でした。
カーテンコールも長い時間行われ、大歓声の中何度も何度も幕が開いていました。
因みにファントムはカーテンコールで笑ってはいけないという規則でもあるのでしょうか?
一度だけ笑っていましたが、基本的には無表情のままでした。
そのファントム役の芝さん。
何度かカーテンコールで捌けるときに一人だけ取り残されそうになって、右に捌けるか左に捌けるかフラフラとさまよっていて、笑いを誘っていました。
その後も何度か周りを見ながらおずおずとぎこちなく手を振ったりしていて、そちらも笑いを誘っていました。
その間も無表情だったんですが動きがメッチャ可愛かったです(笑)
最近オペラ座の怪人に三ケタ通ったというツワモノの方とお話する機会がありました。
最初は「えーっ!」とかなりびっくりしましたが、観終わって納得。
悲しいし怖いんだけど、最後に何か胸にくるものがありました。
次は12月に妹と観劇予定。
今更ですが、もっと詳しく物語を理解してから観に行けばよかったなー、と思ったので今度映画を借りてこようと思いました。