相変わらず閑古鳥が鳴いている状態であるが、性懲りもなく第二段のユーチューブ動画を作ってみた。


 たった5〜6分の拙い動画を作るだけでも存外時間がかかるもので、数日かけての力作がこの下手な内容なのである。



 谷崎潤一郎の「春琴抄」についての通読回想で、まだまだたどたどしさが大いに残る出来映えである。

 自分が目と耳を傾けるのは、やはり解説が上手な方である。

 月並みな作品でも、それを紹介するに至る経緯が分かりやすく、作品についても触れすぎず離れすぎず穏やかに話す人は羨望の眼差しで観てしまうのである。