産業革新機構は4日までに、自動車の走行データから運転者の特性を分析するベンチャー企業、スマートドライブ(東京・渋谷)に6億6千万円を出資した。同社は走行分析機器から得た運転者の情報を保険会社に提供して利益を得る事業モデルが強み。社外取締役も派遣し、成長を後押しする。
スマート社の機器は国内外の車に簡単に取り付けできる。スマートフォン(スマホ)のセンサーや通信機能を利用するので機器のコストも低い。
同社にはアクサ損害保険も革新機構と同時期に出資した。出資を機に、アクサの保険加入者に機器約1万台を提供し、運転状況分析を始める。革新機構から調達した資金をテコに、機器を普及させ収益の拡大を目指す。
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