【ECO】海と川の役割 | Car Reuse Coordinator 1ばりき ゆたかの戯言

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「水の惑星」地球


太陽系の中で、地球は地表面に水が存在する唯一の惑星と言われ、広大な海には地球上の水の97.5%が存在しています。
水循環を通して陸地に水を供給し、二酸化炭素の吸収や気温・気候の調節にかかわり、地球環境の形成に重要な役割を果たしてきました。





海は水の供給源


海水は態様の熱で蒸発し、上空で冷やされ、雨や雪となって陸地に降り注ぎ、河川に流れ込んで海へ戻っていきます。この繰り返される水の流れ「水循環」は地球環境を構成するとても重要な要素です。
海水が蒸発する気化熱で大気は冷やされ、気温が下がると海水から大気に熱が供給されます。気温や気候の調節も、海がもつ大切な役割です。





海洋大循環と地球環境


海の表層と深海底には、海水の大きな流れ、海洋大循環があります。海流は風や海水密度の差によって生じ、暖流と寒流とがあります。西ヨーロッパの温暖な気候は沖合を流れる暖流の影響と考えられています。
深海の海流は1000年以上もかけて深海底を巡り、再び戻ってきます。「熱塩循環」とも呼ばれるこの循環は、まだ十分に解明されてませんが、非常に規模が大きく、地球の気候形成に深くかかわっていると考えられています。
海水温のわずかな変化が、海洋大循環にどのように影響し、気候にどのような影響を及ぼすかが大きな研究のテーマになっています。





海の役割


①地上生物に不可欠な淡水の供給源となる
②二酸化炭素を吸収・貯蔵する
③海洋生物の生存・成長の環境を与え、海洋資源を育成する
④海流などの循環によって、物質を移動させ、気候を安定化させる
海の表層では大量の二酸化炭素が溶け込み、その一部は「生物ポンプ」などによって海の深層に運ばれ安定的に貯蔵されます。




海・川、土壌、大気が協働して水循環を支える


川は、わたしたちの生活に重要な水資源を供給してくれます。わたしたちは川とともに発展してきました。文明の発祥地が大河の流域にあることからも、川の重要性がわかります。
川は水とともに上流の森や土壌から窒素やリン、カリウムなどの栄養分を運び、河川に豊かな生態系をつくりだします。海まで運ばれた栄養分は、植物プランクトンや海藻を繁茂させ、海中生息系を育てます。海にたくさんの生物が棲めるのは、川のおかげなのです。
海と川は、土壌・大気と協働して自然界の水の循環を支え、地球上の生物にとって最適な環境をつくりだしています。



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