髪の毛の成長と再生に深く関わっているファクターの一つに「皮脂腺」と言う物が有ります。頭皮近くにあって毛包内に開口している器官で、ここから皮脂と呼ばれる脂(5αリダクターゼ)が分泌されています。この脂は、髪の毛に艶を与え、髪の毛の乾燥を防ぐ役割の他に、汗と混じり合って酸性の薄い膜を作り、頭皮を細菌から守る役目を果たしています。皮脂腺の活動が活発になりすぎると、脂ぎった顔と同様の症状を髪にもたらします。皮脂腺と毛包の関係を調べてみると、皮脂腺の小さい人の髪の毛は、黒く、太く、硬くハゲにくい。逆に皮脂腺の大きい人の髪の毛は、細くて柔らかく色も灰色やブラウンに近くてハゲ安い傾向にあります。


ホルモンのバランスが崩れることによる、5αリダクターゼ(皮脂腺から分泌される酵素)と男性ホルモン(テストステロン)とが結合してしまうと・・・・。悪玉男性ホルモン(デハイドロテストステロン)へと変化し、毛根を攻撃します。攻撃を受けた毛根は力を失い髪の発育をとめてしまい、成長の途中で抜けてしまうのです・・・。しかし、ほとんどの方の毛根自体は死んではおらず、細い産毛を製造し続けています。ただし、悪玉男性ホルモンの攻撃をうけるとまた抜ける!! これを永遠と繰り返すので、生えていないように見えますが、実際は生えている方がほとんどで、成長しきれていないのが現状なのです。悪玉男性ホルモンに変化をしてしまうと、自分の力では元には戻れなくなります。