雨で少し遅れたが、無事お客様が
 海外留学に出発した。


 搭乗手続きを終え、空港から電話がきた時の
 エピソード・・・


 いつも、楽しく明るく話していたお客様


 かれこれ、1年半くらいのお付き合いになる。


 最終面談にお話させて頂いた一週間前の時は、

 さすがに少し感慨深い 感じだったけど、


 
 いつものようにあっという間に時間が過ぎ
 接客が終わっていた・・・。



 さぁ、今日は出発の日、


 初めての長期の留学、


 目標・目的をしっかり持って人生
 を変えることになるだろう挑戦に臨む


 搭乗前に電話しますといった
 時刻、予定通りに電話を待っていた・・・


 
 そろそろ乗り込むであろう時間


 期待に胸を膨らませていることかな?

 緊張してないだろうか?

 ちょっとビビッてるかな?


 いやいや、Rさんのことだから、意外と
 平気で、明るく受け答えがあるかも


 なんて、楽しい想像をしながら・・・





 電話がかかってきた。





 いつものとおり、電話を出る。


 心の中では

 「もしもし!! 

 いよいよ出発だね、胸いっぱいの想いを

 詰めて・・・ いってらっしゃい」


 と明るく話しかけようと


 そう思っていた・・・



 けど、


 言葉に詰まってしまった



 彼女の声が震えていた


 その声は言葉にならなかった

 
 感動した心が伝わった

 
 電話口では泣いて声にならない


 ような しかし振り絞った 頑張ります



 という声が聞こえてきた。





 Rさんなら、きっと充実した

 留学生活を終えるはず。


 私自身決して忘れたく

 

 

 ない声となった。




 見送ることに慣れず、
 いつも感動していたい


 そう改めて思いました。



 毎回、感動して出迎え、
 毎回、感動して見送る。
 毎回、感動してつなげる。



 それが、外国人であっても 

 日本人であっても。


 そんな仕事をしていたい

 そう思った。


 いや、改めて
 そう教えられた。


 


 Rさん

 心より応援してます。

 気をつけていってらっしゃい!!!