前回のDIYやってみましたの続きです。
前回のブログで述べたようにそもそも今回のセルフリフォームのきっかけは
”部屋に木のテーブルを置きたい”
から始まったわけですが、、
なんと、、
その肝心のテーブルで、
失敗しました(ノД`)
一番大事なとこ失敗した(笑)
いや、元々家具店で見かけたテーブルはどうにもオシャンティーで高級(5万くらい)だったのと、部屋丸ごと変えたもんだからペンキ代とか床材代とか椅子代なんかがかさんだのもあってあきらめまして、ネットで安げなやつ(1万くらい)を見つけて買ったんですが、これがどうも、、ネットレビューでは評判良かったんですが個人的には微妙でした。。。
木のね、温もりが欲しかったんですよ僕は。
見た目だけではなく実際の肌触りが木であって欲しかったんです。
で、購入したテーブルはネットで見る分には良い感じなんですが、実物は天板の表面にラッカー塗装でコーティングしてあって、まあいわゆる普通のテーブルなんですが、木そのもののザラザラした肌触りが無かったわけです。
ツルツルのカッツカツ。汚れなんて絶対付きません、珈琲こぼしても雑巾一拭きで終わり的な。
このテカテカ感わかりますかね。
それはそれでもちろんいい面もあるんですが、やっぱ出発点であるテーブルで妥協したのは間違いだったなと思わざるを得ないのです。
エレキギターはラッカー塗装してあるのでラッカー塗装がどういう物かは馴染み深いはずでして、、ネットショップでテーブルの詳細仕様を見た時に”ラッカー塗装”と書いてあることに気付けよバカ!!という感じなんですが、写真とレビューばかりにワクワクし過ぎて気付きませんでした(笑)
そこで、、、
閃いたんですが
「コーティングが嫌ならとっちゃえばいいんじゃん?」
ということです。
で、一日悩んだ挙げ句
買ったばかりのテーブルを思い切ってヤスリがけしてみました(笑)
このラッカーが中々落ちなくて、空いた時間を使って二日ヤスリがけした結果、木の表面らしきものが見えてきました♪
でも、、、
やっぱなんかツルツル。。
元に比べればまあ木っぽいけど、イマイチ、、ザラザラ感が出ない。
でもこれ以上やったら表面無くなっちゃいそうなので、ここにDIY界で評判のブライワックスを塗ってみました。
このワックスはワックスがけと同時に色も付けてくれる優れもので、ネットでもかなり評判良かったので埼玉からバスと電車にゆられて、わざわざ新宿の東急ハンズで買ってきました(大宮のハンズには置いてなかった(ノ_-。)
前回のバターミルクペイントもそうですが、なぜかこういうDIYで評判の品は”島◯”等のホームセンターでは扱ってないんですよ。
これだけ人気なのに何故扱わないのか不思議、というか不思議を通り越して憤りまで感じましたよまったくもう。
で、ようやく手に入れたブライワックスをシャシャーっと塗った所
、、、、。
あれ、、、?
なんか割と元の雰囲気に
も、戻った・°・(ノД`)・°・
頑張ってヤスリがけして元に戻してどうすんだ。。
今までの苦労はなんだったのか、、、。
またもや失敗してしまった。。
いや、ブライワックスが悪いわけじゃないんです。
やっぱ元の素材がツルツルだから何塗ってもツルツルなわけで、ワックスでテカリが出ると見た目はどうしても元に近い感じになるんでしょう。
まあラッカーコーティングがヤスリで無くなったからカツカツ感はなくなったので前よりいいっちゃいいんだけど。。
でもなあ、、。なんか違うんだよなあ( ´(ェ)`)
もはや諦めるかと床の上に横になって20分ほど魂抜いて宇宙と交信してたんですが、、、
フっと
起き上がりました。
立ち上がりました。
ここからが頑張りどころだと思ったのです。
僕の武術の師匠が言ってました。
「もうキツいと思ってから頑張れない人は他人を助けられませんよ。キツくなってからが本当の稽古です」
と。
というわけで、ワタクシ頑張りました(まあ完全に自分の為ですが)
ホームセンターに行き、材木を買ってきました。
色々悩みましたがサーモウッドという木材を選びました。
その材木2本をホームセンターで半分に切ってもらい4本にし、それを丈夫な金具で繫ぎ、天板を作ります。
※一本だけ色が違うのは試しに一本だけ試しにブライワックスを塗ってみたからです。
買ったばかりのテーブルの天板を土台から取り外します。
作った天板をネジと金具で土台に取り付け
全く別のテーブルを作っちまいました(笑)
このままでもまあ良かったんですが、もうちょい製品ぽくしたかったので、今回はここにワトコオイルというオイルを塗り、いわゆるオイルフィニッシュという仕上げをしました。
このオイルフィニッシュというのは、先のラッカー塗装のように木の表面に膜を作って木を守る方法と違い、木の中にしみ込ませて内側から木を守るという仕上げ方法です。
これだと表面に膜が出来ないので、木の肌触りがそのまま残るわけです。
ただし、表面をコーティングしないので冷たいコップなんかを直接置くと輪染みが出来て取れないようです。ラッカー塗装に比べてこういう所がデメリットなんですが、コースター等を敷けばもちろん大丈夫です。
ちなみにワトコオイルにも色んな色があって、今回使ったサーモウッドはそれなりに良い色してたから色は付けなくて良いやと思って”ナチュラル”という品番を選んだんですが、ナチュラルと言っていながらも色がついてました。
元よりも大分濃い色がつきましたが、まあこれはこれでいいやということで気に入ってます。
材木の目の部分や亀裂のある部分にオイルがしみ込んで色が濃く付き、より良い感じになりました。
ただ、オイルの蓋を開けた時、なんかの匂いに似てるなと思ったんですが、、気付かなくてもよかったのに気付いてしまいました。。
ゴキブリ用のスプレーの匂いに似てます(笑)
でも二三日したらその匂いもとれました。
さて、またもや長くなったのでここまでにして次回は椅子についての失敗と、結局今回いくらかかったのか等を書きます。