今時の音楽好きの小中学生は月のお小遣いが入るとすぐツタヤで何枚もCD借りて、結果お金がすぐなくなってやってけないとぼやくらしい。

だとするとちょっとうらやましい。

モリモトが中学生の時はレンタルショップがまだ無かったので、当時お小遣い(3000円)が入ったらCDショップに行き、店員のポップとジャケットからくるインスピレーションをたよりに良いかどうかもわからないCDを一枚だけ買って即金欠だった。

当然当たりもあればハズレもあるわけだが、その分当たりを引き当てた時の喜びは大きい。

今ならネットやスマホで簡単に試聴も出来るからそもそもハズレを引きにくいが、昔はテレビとラジオ以外聞けなかったので、邦楽はまだしも、洋楽に手を出そうものなら洋楽に詳しい師匠でもいない限り直感で買うしか無かった。

だがハズレを引いたときも、意地が出る。

失敗したと思いたくないのだ。

CD購入後早速家に帰り、一度聞いて「???」な音楽だったとしても、

「いや、、これは絶対に良いはずだ」

と無理矢理思い込もうとする。

これはCDだけに当てはまらず、ゲームソフトもそうだった。

明らかにクソゲーでも4~5千円とか出したからにはクソゲーであってはならないのだ。

それは刑事ドラマ等でよく見る、大物政治家の息子が犯罪者であってはならないくらいにあってはならない。

この点において、両事例は無理矢理ねじ伏せようとする感じがとても似ている。

ねじ伏せようと考える主体が国家権力であるか個人の小さい脳みそであるかの違いだけである。

だが、国家権力の場合はどうなるのか知らないが、脳みその方は大抵その後事実を認める。

とはいえ、CDについては時には聞いているうちに本当に良くなることも稀にある。

そう言う意味では昔のミュージシャンは恵まれていたとも言える。

人にもよるだろうが、CDを何枚も借りられれば一回聞いて気に入らなければ即「サヨナラ、はい次のやつー」になる可能性も高いが、一枚しかなければ翌月のお小遣いまで”次のやつ”に行けないので、嫌でもじっと正座して繰り返し聞くしか無いのである。

ただしこの話は金持ちの子供や、CDを貸し合える音楽好きの友達が多い子供には当てはまらない。

モリモトはどちらでもなかったと言うことである。

ちなみにモリモトが中学生のとき1聴して「???」と思ったCDはジミヘンである。

ただし、当時は何度聞いてもそもそも音楽にすら聞こえなかったが、大学生になってから好きになったので、これは単純に耳が子供過ぎて追いついてなかっただけの話。



-----2013Live Schedule------

5.7@渋谷Loop annex
臼井嗣人 / 岡野宏典 / モリモトナオユキ / Kevin / Re:Youth
OPEN:18:30 / START:19:00
ADV 2500YEN +1Drink / DOOR 3000YEN+1Drink
モリモトナオユキは21:00頃出演
ご予約は人数、お名前を記載の上こちらまでメールでお願いします↓↓
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