モリモトナオユキofficial blog-リモンチェッロ1


先日ティラミスの話をしましたが、イタリアには真夏に最適な爽やかなお酒が色々あります。

その中でも誰でも簡単に作れるのがカプリ島等の名産のレモンのお酒「リモンチェッロ」です。

まだまだ寒いですがモリモトの気分はもはや夏に向かっているのです。

イタリアではこのお酒を冷凍庫でキンキンに冷やして食後に飲むそうです。アルコール度数が高いのでウィスキー同様、冷凍庫でも凍らないんですね。

で、このお酒は日本ではあんまり好かれてないのか中々スーパーなんかでは売ってなくて、専門店や大手デパートに行くとあったりなかったり、あっても大概一種類しかなく、割と値段が高いのがネックです。

大体1本2500円前後が多い気がします。

それプラス、ネット情報によるとどうも手作りの方が美味しいらしいとあちこちで言われているので、試しに作ってみました。

これが結構簡単なので誰でもすぐ作れます。

日本で言う梅酒みたいな感覚です。

材料はレモン5~8個、砂糖400g、100度のアルコール500ml、水500mlの4つだけ。

紹介されているレシピによってそのそれぞれの分量は多少異なりますが、材料自体はこの4つだけなのですぐ作れます。

レモンは中身を使わずに皮を使用するので、出来ればノーワックス、有機栽培のものが良いようです。最近はスーパーでも有機栽培のものも売ってるのでわりかし手に入りやすい時代かもしれません。

アルコールはイタリアでは度数100度のお酒を使うそうですが、日本では手に入らないようなのでスピリタスという96度のお酒を使います。

このスピリタスはスーパーでは中々というかほぼ置いているところは皆無だと思いますが、お酒の専門店やネットで買えます。ちなみにレモンもノーワックス、有機栽培のものが今はネットで買えます。

モリモトは思い立ったらすぐやりたいのでネットでは待っていられず、お酒の専門店とスーパーをはしごしてレモンとスピリタスを買ってきました。

まあぶっちゃけスピリタスが1500円くらいでレモンも有機栽培のものは高いので6個で500円ちょっとしたので、砂糖とミネラルウォーターも合わせると2500円近くしちゃってるんですが、、。

とはいえ、お酒500ml+水500mlで計1リットル作れるので、製品2本分と思えば安いっちゃ安いのです。

作り方はネットで検索すると沢山レシピが出てくるんですが一応書いとくと、レモンをピーラーで黄色の皮部分だけを剝いて、お酒に2~3日漬け込みます。レシピによっては一週間漬け込むレシピも多いですが、モリモトはさっさと飲みたいので3日でやめました。

ちなみにこの下の画像は漬け込んだばかりのものですが、すぐに色素が溶け出してお酒が少しだけ黄色くなります。3日経つとさらに黄色みが増します。

モリモトナオユキofficial blog-リモンチェッロ2


それにしても皮だけ剥く過程ですが、やってみて思ったんですが、ジャガイモなんかと違ってレモンの皮は固いので、結構切れるピーラーじゃないと難しいです。切れないピーラーだとガッツリ厚く剝けちゃって皮の下の白いワタの部分まで剝けてしまい、これが入ると苦くなっちゃうので、なるべく切れるピーラーを使って黄色い部分のみを上手く薄く剥ぎ取ります。

ここが一番難しいところですかね。

モリモトの家には100円ショップで買った切れ味の悪いピーラーともうチョイましなピーラーの二つがあって、100円ショップのほうは切れ味が悪くて黄色い部分だけを剥ぎ取るのは難しかったです。

それはともかく、3日ほどこの皮をお酒に漬け込んだ後、水500mlに砂糖を加えて火にかけて砂糖水を作ります。

まちがってお酒の方を火にかけると下手するとニュースで取り上げられるくらいの火事が発生することになりかねません。なんせアルコール96度なので簡単に火がつく上にそれが500mlもあるのです。

「こいつぁうっかりだあ」とか言ってられないレベルの失敗になります。もはや一族の恥です。

なので扱ってる時はタバコも厳禁。

あとはこの砂糖水が冷めてから黄色くなったお酒と混ぜて(※熱々で混ぜるとやはり火がつくことがあるそうです。)からガーゼ等で濾すだけなんですが、その前にこの砂糖400gってのは凄まじい量です。。

溶かさずに砂糖のままだと1リットルの瓶にも入りきらなそうな量で、これを実際に目の当たりにするとこんなもん飲んじゃ駄目だろ、、と思わず突っ込みたくなるぐらいの恐ろしい量です。

何かの間違いじゃないかと4回くらいレシピの分量と測りのメモリを見比べましたがどうやら間違っていません。

よく缶コーヒーやジュースなんかには砂糖が沢山入ってると話に聞きますが、実際にこういう甘い飲み物を作ってみていかに砂糖が多く含まれているかというのを実感出来たのは良い教訓になりました。

あれを見たら1日2杯以上は飲んではいけないと実感します。じゃあその山盛りの砂糖の画像のせろよという感じですが驚き過ぎて写真撮るの忘れました。。

で、出来上がったのがこれです。

モリモトナオユキofficial blog-リモンチェッロ3


早速冷凍庫で冷やしてショットグラスで飲んでみましたが、色も香りもさわやかで夏っぽいです。冬だけど。

ただ、、だいぶ甘いです。。

これなら砂糖の量半分か三分の二くらいでいいんじゃないか?という気がしましたがとりあえず最初はレシピ通り作ってみました。次回調整すればもっと好みの感じになるでしょう。

なんせ皮しか使ってないのでいかにも酸っぱそうに見える見た目と違って酸味は一切なし。だから大学生の時にこのお酒を初めて飲んで、見た目とのギャップで「なんじゃこりゃ」って正直思いました。

まあアルコール度数がウィスキーくらいあるので甘くてもなんとか飲めるんですが、試しに残ったレモンの実をしぼって炭酸で割ったら中々いい感じになりました。

しかし、この残ったレモンどうすんだ、、というのが目下の悩みです。

モリモトナオユキofficial blog-リモンチェッロ4



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