夏休みでいつも通ってる地元の柔道場が一ヶ月お休みなので、つまんねえなーどっかで柔道出来ないかな、、と思ってたら閃いた。
「そうだ、講道館へ行こう!!」です。
講道館というのは創始者である嘉納治五郎先生が開いた柔道の本拠地。
普通の人は夏休みに「そうだ、海へ行こう!!」とでも思うんでしょうが柔道家は講道館なのです。ちなみに強い人と組み合うより、海の中で得体の知れない物を踏んづけた時の方がよっぽど怖いんですよ僕は。
というわけで水道橋にある講道館に行って来ました。
中学生の時に一回行った以来なのでほぼ初めてに近い。
月謝を払わなくても初段以上の人なら一回８００円で稽古が出来るようです。
行ってみると何故か外国人が多くて、日本人と同じくらいの人数がいる。
指導員の方に伺ったところ、毎日どこかしらの国から観光ついでにやりに来るとか。
日本人は地元の道場に通ってると案外講道館まで行こうとはしませんが、外国の柔道家からするとせっかく日本に行くなら柔道の聖地である講道館に行ってみたいと思うんでしょうね。
横浜在住の人が意外と中華街には行かないってのと似た構造かもしれません。
そんなわけで、今日はフランスからの団体さんが来てたので、せっかくだからフランス柔道に触れてみたくてフランス人ばかり4人と稽古してみた。
やってみたところ、フランスはヨーロッパ随一の柔道大国なだけあって、みんなわりと日本的な柔道をするようです。
ちなみにフランスは柔道以外にも日本武道が非常に盛んで、合気道や空手等もかなり普及してます。
なにか日本と通じる気質があるのかもしれませんね。そういや日本のマンガやヴィジュアル系バンドもフランスが一番ウケてるみたいだし。
そんなわけで、長身の体格差を使った力任せの柔道じゃなくて、技で攻めてくるので日本人とやってるのとそれほどは変わりませんでした。
ただ、モリモトは横捨て身技が得意なんですが、ヨーロッパは横捨て身系の技をやる人が多いせいか、日本人だと割と掛かるのに今回やった４人のフランス人は横捨て身に対する警戒心が強くて一人もかからず。。
何故か出足払いだけは全員綺麗にあっさり掛かったのが不思議です。まあたまたまかも知れません。
4人中3人は投げつつ投げられつつとわりかし実力が拮抗していたものの、一人とても上手い人がいて、7～8回くらい投げられた。
体格差を使った力技じゃなく、技術で負けたので悲しいかなぐうの音も出ません（笑）
日本の意地でなんとか２回投げ返したけど、、。
なんにせよ、フランスの柔道家はみなフレンドリーで気遣いもあり、とても楽しく稽古出来たので感謝です。
ちなみに、このブログ読んでる人にはそうそういないと思うけど、初めて行って色々戸惑ったので、これから講道館に初めて行ってみたいという人のためにいくつか注意事項を書いときます。
☆段を持っている人は基本的に講道館の門人として登録されるようで、段を取った後にもらう登録カードか、段を証明出来る物を持ってけば入門料はかかりません。柔道自体が初めての人の場合は入門料が掛かるかもしれません。
☆畳の上ではストレッチはオーケーですが、ただ坐ってる場合は正座。あぐらはダメです。
☆帯がほどけて締め直す場合は、立ったままではなく、正座して締めます。ゆるんだのをちょっと引っ張り直したり、道着の裾を帯の下に入れ直すくらいは立ったままでオーケーだそうです。
この辺は町道場や学校の部活ではあんまり気にしてないので講道館ならではの作法ですね。
☆道場に入って右側に一般稽古に来ている人たちが大体固まっているので、適当な人を見つけて寝技でも乱取りでもお願いしますって言えば応じてくれます。
僕の場合は最初どうして良いかシステムがわからなかったのでしばらく正座して練習見てたらフランス人が「乱取りヤリマショウ」と話しかけてくれました。
☆いざ乱取り等を始める時は道場の端っこで一回座礼をしてから真ん中に進んで、立ったまま軽くもう一度礼をして始めます。何分間とか時間が決まっていないので適当なところでやめて、礼をし、最後はまた端っこで座礼をして終わり（外人選手の場合は大抵その後握手もします）
なお、座礼は段が高い方が道場の壁を背にしてするそうです。
☆講道館のホームページには一般稽古は１６時～２０時となってますが、実質集まりだすのは１８時からのようで、１８時～２０時だと思っていれば良いと思います。日祝とイベント行事があるとき以外は毎日やってるそうです。
この辺の知識は行ってみないとわからず、行く前にネットで色々調べても全然載ってなくてモリモトも困ったので、今後行きたいという人のお役に立てばいいかなと。
-----モリモトナオユキLive schedule----
8.16渋谷LOOP annex
9.28恵比寿switch
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「そうだ、講道館へ行こう!!」です。
講道館というのは創始者である嘉納治五郎先生が開いた柔道の本拠地。
普通の人は夏休みに「そうだ、海へ行こう!!」とでも思うんでしょうが柔道家は講道館なのです。ちなみに強い人と組み合うより、海の中で得体の知れない物を踏んづけた時の方がよっぽど怖いんですよ僕は。
というわけで水道橋にある講道館に行って来ました。
中学生の時に一回行った以来なのでほぼ初めてに近い。
月謝を払わなくても初段以上の人なら一回８００円で稽古が出来るようです。
行ってみると何故か外国人が多くて、日本人と同じくらいの人数がいる。
指導員の方に伺ったところ、毎日どこかしらの国から観光ついでにやりに来るとか。
日本人は地元の道場に通ってると案外講道館まで行こうとはしませんが、外国の柔道家からするとせっかく日本に行くなら柔道の聖地である講道館に行ってみたいと思うんでしょうね。
横浜在住の人が意外と中華街には行かないってのと似た構造かもしれません。
そんなわけで、今日はフランスからの団体さんが来てたので、せっかくだからフランス柔道に触れてみたくてフランス人ばかり4人と稽古してみた。
やってみたところ、フランスはヨーロッパ随一の柔道大国なだけあって、みんなわりと日本的な柔道をするようです。
ちなみにフランスは柔道以外にも日本武道が非常に盛んで、合気道や空手等もかなり普及してます。
なにか日本と通じる気質があるのかもしれませんね。そういや日本のマンガやヴィジュアル系バンドもフランスが一番ウケてるみたいだし。
そんなわけで、長身の体格差を使った力任せの柔道じゃなくて、技で攻めてくるので日本人とやってるのとそれほどは変わりませんでした。
ただ、モリモトは横捨て身技が得意なんですが、ヨーロッパは横捨て身系の技をやる人が多いせいか、日本人だと割と掛かるのに今回やった４人のフランス人は横捨て身に対する警戒心が強くて一人もかからず。。
何故か出足払いだけは全員綺麗にあっさり掛かったのが不思議です。まあたまたまかも知れません。
4人中3人は投げつつ投げられつつとわりかし実力が拮抗していたものの、一人とても上手い人がいて、7～8回くらい投げられた。
体格差を使った力技じゃなく、技術で負けたので悲しいかなぐうの音も出ません（笑）
日本の意地でなんとか２回投げ返したけど、、。
なんにせよ、フランスの柔道家はみなフレンドリーで気遣いもあり、とても楽しく稽古出来たので感謝です。
ちなみに、このブログ読んでる人にはそうそういないと思うけど、初めて行って色々戸惑ったので、これから講道館に初めて行ってみたいという人のためにいくつか注意事項を書いときます。
☆段を持っている人は基本的に講道館の門人として登録されるようで、段を取った後にもらう登録カードか、段を証明出来る物を持ってけば入門料はかかりません。柔道自体が初めての人の場合は入門料が掛かるかもしれません。
☆畳の上ではストレッチはオーケーですが、ただ坐ってる場合は正座。あぐらはダメです。
☆帯がほどけて締め直す場合は、立ったままではなく、正座して締めます。ゆるんだのをちょっと引っ張り直したり、道着の裾を帯の下に入れ直すくらいは立ったままでオーケーだそうです。
この辺は町道場や学校の部活ではあんまり気にしてないので講道館ならではの作法ですね。
☆道場に入って右側に一般稽古に来ている人たちが大体固まっているので、適当な人を見つけて寝技でも乱取りでもお願いしますって言えば応じてくれます。
僕の場合は最初どうして良いかシステムがわからなかったのでしばらく正座して練習見てたらフランス人が「乱取りヤリマショウ」と話しかけてくれました。
☆いざ乱取り等を始める時は道場の端っこで一回座礼をしてから真ん中に進んで、立ったまま軽くもう一度礼をして始めます。何分間とか時間が決まっていないので適当なところでやめて、礼をし、最後はまた端っこで座礼をして終わり（外人選手の場合は大抵その後握手もします）
なお、座礼は段が高い方が道場の壁を背にしてするそうです。
☆講道館のホームページには一般稽古は１６時～２０時となってますが、実質集まりだすのは１８時からのようで、１８時～２０時だと思っていれば良いと思います。日祝とイベント行事があるとき以外は毎日やってるそうです。
この辺の知識は行ってみないとわからず、行く前にネットで色々調べても全然載ってなくてモリモトも困ったので、今後行きたいという人のお役に立てばいいかなと。
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