中学校の武道必修化に続いて今度はダンスも必修化するらしい。
お国の考えることはなかなかわからんですが、それはともかく
武道は「怖い、痛い」などのマイナスイメージがある子供もいるだろうけど、ダンスについては「恥ずかしい」と思う子供がいるんだろうな。
なぜならモリモトが中学生だったらダンスやるのは確実に恥ずかしいから（笑）
やる気無さそうな顔で適当に手足を動かす中学男子の姿が容易に想像出来る。
ちなみに教師も困惑しているらしい。
「５０代で今更ヒップホップ（ダンス）はキツいですよ。。」
とか（そりゃそうだ 笑）
「生活指導の“怖い先生”でとおってるのに、このままでは生徒にバカにされちゃいます…」
などなど、理由としてはまあ実によくわかる。
武道必修化の時も思ったけど文部科学省は現場のことをもーちょい考えたほうが良いんじゃないかと思う。
ダンスも武道もそれ自体は良いが、問題は普通の中学校の教師にはどちらもちゃんとは教えられないでしょう。
武道に関して言えば、学校の先生が何日間かでまとめて柔道の短期講習受けて事務手続きみたいな調子で初段の黒帯だけもらって「さあ、あなたはもう初段ですから、教えちゃって下さい！！」って言われてもなあ。。
真面目な先生ほどこんなんで教えていいのか？と微妙な気分になるだろうし、教えられる方もなんだかなという気がする。
実際中学時代に近所の道場に通ってたモリモト達柔道部のメンバーは、柔道の授業で体育教師をバンバン投げちゃってたし。。
モリモトは長年武道やってるけど、道場で子供の相手をするときも最低限の事しか言わないし、教えるとしてもほんのちょっとアドバイスするくらい。
ダンスもそうだと思うけど武道ってやればやるほど繊細な体の使い方が必要で、奥が深いのがわかってきて、そのあまりの難しさに途方にくれてヤンキー座りでタバコ吸い出すくらいだから下手に教えられないんですよ。
こっちの思い込みでまちがった体の使い方を教えちゃったら子供にその間違った癖が付いちゃうと思うと、せいぜい明らかにおかしいだろって思う部分を修正するくらいが関の山。一度変な癖が体につくとそれを取るのは大変なのです。
だから教えるのはちゃんとした先生や師範じゃないと意味がないどころかむしろ逆効果なんじゃないかと僕は思うのです。
まあ考え過ぎかも知れないけど、どうせ教えるなら力任せの強引な技じゃなくて本物を教えたいじゃないですか。
力任せにくる相手を力を使わずにスッとさばいて制するのが武道の本質だし、そうだからこそそれをそのまま実生活にも生かせるのであって、力に対して力で対抗するんだったら単純に体の大きい方や筋トレを沢山した方が強いし、実社会においては上司にゴマすったり競争相手を蹴落として権力を身につけた方が強いのです。
でも武道ってのはそういう強さを求めるものじゃなくて、ガンっとぶつかってくるものをこちらは感情的にならずにスッと受け流して自分も相手も傷つかずに済ませるのが理想なわけで、そういうことを考えだすと、今まで嫌でしかなかった会社でのクレーム処理なんかも余裕を持って受けられたり、逆に「さあ感情むき出しのクレーム来たけど、どう丸く収めようか」と、変な話ちょっとクレームが楽しみになったりさえするのです。
実生活がいちいち武道の修行になるんですね。嫌なことも修行だと思えばそんなに嫌でも無くなるのです。
友だちとの諍いなんかも一歩引いて考えられるようになるし、上手くすれば諍いになりそうだという雰囲気を敏感に感じて、諍いにならないように修正することもできるわけです。
ここが武道のすごいところで、文部科学省がそんなことを考えて必修化したのかどうかはわからないけど、その武道の良さを教えるには本物を教えられる先生が必須で、武道経験の無い中学校の先生がちょっと講習受けたくらいじゃ、中には良い授業を行える天才的な先生もいるかもしれないけど大抵は無理でしょう。
そんな簡単に身に付いたら世の中武道の達人だらけでしょ。
今までの頭脳至上主義から、体も大事だと気付いて、そっちを取り入れる方針は非常に良いと思うんだけど、ちょっと早まり過ぎたかなと。
子供達が武道に触れる機会が多くなるのは嬉しいけど、もう少ししっかり体制を整えてから始めないと、この武道とダンスの必修化教育は「ゆとり教育」に並んでまたもや非難される教育改革に終わらないかと武道好きとしては逆に心配なのです。
-----モリモトナオユキLive schedule----
5.5渋谷LOOP annex
タイトル：New days Vol.20
時間：OPEN 17:00 START 17:30
TICKET：＜前売＞￥2500 ＜当日＞￥3000
※入場時にドリンク代が別途必要となります。
出演 モリモトナオユキ / 小川恭平 / あや / 月の203号室 / アユム・ダンデライオン / 磯貝マナト
ランキングに参加してます!!是非クリックを!!
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お国の考えることはなかなかわからんですが、それはともかく
武道は「怖い、痛い」などのマイナスイメージがある子供もいるだろうけど、ダンスについては「恥ずかしい」と思う子供がいるんだろうな。
なぜならモリモトが中学生だったらダンスやるのは確実に恥ずかしいから（笑）
やる気無さそうな顔で適当に手足を動かす中学男子の姿が容易に想像出来る。
ちなみに教師も困惑しているらしい。
「５０代で今更ヒップホップ（ダンス）はキツいですよ。。」
とか（そりゃそうだ 笑）
「生活指導の“怖い先生”でとおってるのに、このままでは生徒にバカにされちゃいます…」
などなど、理由としてはまあ実によくわかる。
武道必修化の時も思ったけど文部科学省は現場のことをもーちょい考えたほうが良いんじゃないかと思う。
ダンスも武道もそれ自体は良いが、問題は普通の中学校の教師にはどちらもちゃんとは教えられないでしょう。
武道に関して言えば、学校の先生が何日間かでまとめて柔道の短期講習受けて事務手続きみたいな調子で初段の黒帯だけもらって「さあ、あなたはもう初段ですから、教えちゃって下さい！！」って言われてもなあ。。
真面目な先生ほどこんなんで教えていいのか？と微妙な気分になるだろうし、教えられる方もなんだかなという気がする。
実際中学時代に近所の道場に通ってたモリモト達柔道部のメンバーは、柔道の授業で体育教師をバンバン投げちゃってたし。。
モリモトは長年武道やってるけど、道場で子供の相手をするときも最低限の事しか言わないし、教えるとしてもほんのちょっとアドバイスするくらい。
ダンスもそうだと思うけど武道ってやればやるほど繊細な体の使い方が必要で、奥が深いのがわかってきて、そのあまりの難しさに途方にくれてヤンキー座りでタバコ吸い出すくらいだから下手に教えられないんですよ。
こっちの思い込みでまちがった体の使い方を教えちゃったら子供にその間違った癖が付いちゃうと思うと、せいぜい明らかにおかしいだろって思う部分を修正するくらいが関の山。一度変な癖が体につくとそれを取るのは大変なのです。
だから教えるのはちゃんとした先生や師範じゃないと意味がないどころかむしろ逆効果なんじゃないかと僕は思うのです。
まあ考え過ぎかも知れないけど、どうせ教えるなら力任せの強引な技じゃなくて本物を教えたいじゃないですか。
力任せにくる相手を力を使わずにスッとさばいて制するのが武道の本質だし、そうだからこそそれをそのまま実生活にも生かせるのであって、力に対して力で対抗するんだったら単純に体の大きい方や筋トレを沢山した方が強いし、実社会においては上司にゴマすったり競争相手を蹴落として権力を身につけた方が強いのです。
でも武道ってのはそういう強さを求めるものじゃなくて、ガンっとぶつかってくるものをこちらは感情的にならずにスッと受け流して自分も相手も傷つかずに済ませるのが理想なわけで、そういうことを考えだすと、今まで嫌でしかなかった会社でのクレーム処理なんかも余裕を持って受けられたり、逆に「さあ感情むき出しのクレーム来たけど、どう丸く収めようか」と、変な話ちょっとクレームが楽しみになったりさえするのです。
実生活がいちいち武道の修行になるんですね。嫌なことも修行だと思えばそんなに嫌でも無くなるのです。
友だちとの諍いなんかも一歩引いて考えられるようになるし、上手くすれば諍いになりそうだという雰囲気を敏感に感じて、諍いにならないように修正することもできるわけです。
ここが武道のすごいところで、文部科学省がそんなことを考えて必修化したのかどうかはわからないけど、その武道の良さを教えるには本物を教えられる先生が必須で、武道経験の無い中学校の先生がちょっと講習受けたくらいじゃ、中には良い授業を行える天才的な先生もいるかもしれないけど大抵は無理でしょう。
そんな簡単に身に付いたら世の中武道の達人だらけでしょ。
今までの頭脳至上主義から、体も大事だと気付いて、そっちを取り入れる方針は非常に良いと思うんだけど、ちょっと早まり過ぎたかなと。
子供達が武道に触れる機会が多くなるのは嬉しいけど、もう少ししっかり体制を整えてから始めないと、この武道とダンスの必修化教育は「ゆとり教育」に並んでまたもや非難される教育改革に終わらないかと武道好きとしては逆に心配なのです。
-----モリモトナオユキLive schedule----
5.5渋谷LOOP annex
タイトル：New days Vol.20
時間：OPEN 17:00 START 17:30
TICKET：＜前売＞￥2500 ＜当日＞￥3000
※入場時にドリンク代が別途必要となります。
出演 モリモトナオユキ / 小川恭平 / あや / 月の203号室 / アユム・ダンデライオン / 磯貝マナト
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