モリモトが読書好きなのはそろそろお気づきかと思うが、中でもミステリー、サスペンス、ホラー、SF、ファンタジー系が好き。

純文学とか、哲学的なやつとか、いわゆる本好きが読むものは二十歳を越えたらほとんど読まなくなった。
まあ二十歳を越える前々もほとんど読まなかったが、、(一応国語の勉強の一環として少しは読んでた)

ようするにわかりやすくドキドキハラハラ出来るやつが好きなのだ。

しかし、江戸川乱歩賞とか、本屋大賞とか、このミス大賞とかいろいろ賞を取ってる物ばかり読み漁る傾向にあるモリモトだが、賞とってても意外と個人的には面白くないものもあるし、呼んだかどうだかすっかり忘れてしまうようなものもある。

そんなわけで今日は年間120冊を越えるモリモトの読み終えた本の中から、今でも記憶に残るミステリー、サスペンスを紹介。

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・十角館の殺人 綾辻行人
10年以上前、それまで江戸川乱歩と横溝正史しかしらなかったモリモトがミステリーにはまりだした記念すべき一冊。とにかく驚いたラストだったが、、どんなラストだったかは忘れてしまった。。


・青の炎 貴志祐介
この人の作品はとにかく展開がスピーディー。一気読みせずにはいられない。殺人を犯さざるを得なくなった少年の視点で話が進められる。どうやって完全犯罪を犯すか。ラストに向かう心理描写は完全に入り込める。一番好きなミステリー。


・99%の誘拐 岡嶋二人
携帯とかパソコンが今ほど発達してなかった頃の小説だが、パソコンが登場する。そこを踏まえて読むと、いや、踏まえなくてもめっちゃ面白い。


・果断ー隠蔽捜査2- 今野敏
山本周五郎賞と日本推理作家協会賞の秀作(なんと前作吉川栄治吉川英治文学新人賞を受賞してる) 安積班シリーズが「ハンチョウ」としてドラマ化され、いまやこっちの世界で超有名になった作家だが、実は古流空手の先生で、古流空手、中国武術、合気武術など、いわゆる現代の格闘技とは違う伝統武術を取り上げたアクション物が非常に多い。マニアックだがマニアックなモリモトはどっちかというとそっちの方が好きでそっちはほぼ全部揃えたw
ミステリー作家だと思ってた人はあらすじを見てから購入しよう。


・13階段 高野和明
非常に面白かった記憶がある。あるんだが、、、内容は忘れてしまった。。


・ハサミ男 殊能将之 
猟奇殺人者である主人公が自分とそっくり同じ手口で殺された犠牲者を偶然発見してその犯人を探し出すという、犯人が捜査員になる異色作。豊川悦司主演で映画化。


・夏と花火と私の死体 乙一
この人は天才。これほど常識を無視した作家はいないでしょう。しかも16歳でこの作品を書いてること自体考えられない。読んだことが無い人は試しに短編集の「ZOO」を読んでみよう。


他にも面白かったミステリーは腐るほどあるが、とりあえずパッと今思いついたのを羅列。
良かったら読んでみてください。

ちなみに上記に挙げた中で個人的な一番を言うと、青の炎。