旅館の食事といって、イメージされるのは
多分きっと、和食ではないでしょうか。
※環翠楼本館料理イメージ写真
「旅館料理=和食」
が大多数だと思います。
ただホテルに行けば、
和食もあり、洋食もあり、中華もあり。
(大きな旅館ですとそうしたレストランを併設する場所も有)
それが当たり前ではありませんが
そういったレストランを併設するホテルがあるかと思います。
お客様にとって≪選択肢≫のひろがりは
楽しさにつながると考えております。
一つのフロアに
様々な種類の飲食店がならぶ場所で
「どこにする~」「どこにしよっか~」
のような感覚でしょうか。
選んでいる時も楽しいですよね。
食べる前から楽しくなる感覚
それを旅館選びの段階で
取り入れたかったのです。
様々な料理、和食以外の料理を
提供する旅館が増えても
私は面白いと思います。
逆に料理を出さないで地域の食事処で食べていただく
それももちろんありだと思います。
決まったことはないのだと思います。
全ての旅館が和食ですと
旅館を選んでいる人は
和食を前提条件に
旅館を選ばなければいけないわけで
それでいいのだと言われれば
そうなのかもしれませんが、
先にも述べました
選んでいる際の
「どこにする~」「どこにしよっか~」
という、勝手に思う≪楽しい会話≫
は生まれないのではと
思ってしまいます。
それがすべてではもちろんありませんが、
「食」だけでみますとそんな気がいたします。
※環翠楼別館イタリアンレストランアンジュ料理イメージ写真
そこで登場、イタリアン。
ステーキと旅館、お寿司と旅館は知っていました。
はい、なのでイタリアン。
そしてさらには昼にも営業するという
旅館のデッドタイムを消しにかかりました。
旅館をこの先も日本の文化として残していくうえで
何が必要なのか、どのように運営していけばいいのか、
よく考えます。
今はまだ外国のお客様が来られない状況ではありますが、
感染症が落ち着きを見せ、日本への受け入れが緩和されてきましたら
またきっとお越しいただけると思っております。
そうした時
「旅館には泊まりたいけれど、和食がちょっと苦手なんだよね」
という方に対してのアプローチになればと思います。
それはもちろん外国のお客様だけにではなく
日本のお客様に対しても同じことです。
ぜひ、≪新しい形の旅館≫環翠楼別館を
ご堪能いただければと思います。