どちらがいいのかな
どうしたらいいのかな
これでいいのかな
こっちだとダメかな
これを選んだら後悔するかな
たいへんになるかな
あとで疲れるだろうな
でもした方がいいかな

 迷って
     彷徨って

はやく帰らなきゃ
連絡しなきゃ
これを選ぶとこわいだろうな
どうしたらいいんだろう
これでいいよね
いいよね


『 合ってるかな 』






真っ暗になったお部屋の
窓からみえるやさしい明かり
あなたがとても一生懸命で
ちょっと今ねこの時
一緒にみたいと想ったよ

この灯りはどうかな
この揺らぎは好きかな
近くで踊る小花がほら




めいいっぱいにだね
たくさん考えたね
こうでなければ
いけないななんて
くるしくなったね
見えない不安と
その先のちいさなお部屋に
そっと居たくなるから

迷って
彷徨って
答えをききたくなるよ
正解はなに
どちらがいいの
なにが間違いじゃないかなって

きみを見つめる
きみを守ろうと
眠れなくてね
霞むすべてに

この香りはどうかな
あまいよ不思議だね
まわりで微笑むお花がほわり




めいいっぱいにだね
楽しくなかったね
痛くもなかったんだ
なにがわからなかったかも

不安なのはわかるのに
なにが不安かわからなくて
落とし込みたいものと
混ざれない気持ち
焦ってどうにかしたくて
出来なくて嫌になって
うつるあなたのこと
とまらない虚しさ




この灯りは好きかな
一緒にみれるだけでとても
じんわりするねきみとだから

真っ暗になったお部屋の
ここに置いてみよう
ゆらゆら揺らぎ素敵な
そのまなざしだね

迷って
彷徨って
こうしてきみに会えるんだ
これまでのあなたと
この瞬間の
ささやかな

一緒にうたいたいな
迷って
苦しいとき
僕らのわからない瞬間に




きみの座る木のベンチに
正しさをそっと
置いておこう

その芝生に触れて
そわそわしながら
草花たちのところ
楽しいを
歩こう




正しいより楽しい
なぜか軽くなるんだ
わからなくなったら
なにも感じなくなったら
好きもわくわくも
なにも見えなくなったら
キライを教えて
そっと教えて




またたくさん彷徨っても
創造していけるんだ
間違ってしまったんだと
きみの心から
奏でられたものを
僕らの喜びにしよう
きみのいのちの
どんな音も
源(泉)




知る時になったら一緒にわかったって見つめよう
きみとまた違う歌を
歌えるね
またそれは別の瞬間

あなたのなかで
あふれている


真っ暗なお部屋の
この静けさが僕ら
今夜ちょうどいいね
こんなリズムで