『平らけく安らけく』

穏やかで安らかであること


祝詞に出てくる言葉です


何事もないときには

穏やかで安らかであることの有難さが

感じにくいかもしれませんが


なにかアクシデントに見舞われたり

困難の中にあるときには

心の底から

穏やかで安らかであることをのぞむのではないでしょうか



穏やかで安らかであること

それは人それぞれの価値観や基準があると思います


わたしにとっては

・安心して眠れること

・お腹が満たされていること

・不安に押し潰されることなく安心でき  る環境にあること

などでしょうか


そんなこと?と思われるかもしれませんが

今の社会を見廻してみて

どう感じますか?


わたしは

人が人らしく生きていく為の土台となるこれらのことが

すべてのひとに行き渡っているようには思えないのです



『土台』は大切です


ワクワクするようなイベント事も

土台となる生活そのものが成り立っていなければどうでしょう?



『平らけく安らけく』



どうか世界がこの言葉のように

穏やかで安らかなものでありますように


どうかそのような世界を

こどもたちに引き継いでいけますように


そのために

何が出来るのか

何が必要なのか

 

あきらめずに

向き合いつづけたい

そう思います



福井県・音海の海