洗練OUTPUT -36ページ目

洗練OUTPUT

還元練習

わからないことだらけで考え込む毎日。
講師として勤めている塾の冬期講習が終わった。今回は初めて担当する学年ばかりで、ちょうど四日間で起承転結として済んだことがもったいなさすぎるほど距離は短くて道のりは長かった。
毎日9時に校舎入り、帰りは遅いと終電。講師の休む時間はなく、授業時間の間は5分休憩に心から紛糾していた。それでも生徒の悩んでる顔、閃いた顔、難しい問題が解けて正解のときの輝いた顔、すべてがいとおしく忘れられない。一瞬で生徒の虜になった私は彼らに翻弄されながら、奇しくもこちらの仮面は漫然と詐称し続ける。
しかし、素晴らしいこの世の中の果てに場違いな私は校長に嫌われ、生徒に好かれる。そんなポジションらしい。楽しくをモットーではいけないらしい。行き当たりばったり恣意的人間の方が良いらしい。

小学五年生の一部は書き初めで「日本の春」と書くから、アラブの春を心配したレイチェル・カーソンは晴るる日を望む。もうすぐ春ですね、と。