![59](https://stat.ameba.jp/user_images/20140730/19/u-nation/4c/4d/p/o0420030013019173295.png?caw=800)
>そうそう、お前さま、
>お渡ししたいものがございます。(幸円)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140730/19/u-nation/dd/21/p/o0420029313019173638.png?caw=800)
>和漢朗詠集でございます。
>何かのお役に立ちましょうか?(幸円)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140730/19/u-nation/b7/57/p/o0420029513019173910.png?caw=800)
おお、かたじけない。
ありがたく使わせてもらうぞ。
※和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)
藤原公任(ふじわらのきんとう)の歌集。
寛仁2年(1018年)頃、成立。
もともとは藤原道長の娘・威子入内の際に、
贈り物の屏風絵に添える歌として編纂され、
のちに公任の娘と、藤原教通の結婚の際に
祝いの引き出物として贈られた。
漢字と仮名文字の両方で、
当時の流行歌が書いてあることから、
寺子屋などで読み書きの教科書としても用いられた。
宋に渡った日本の修行僧が、
寺に入山するときにも納めていたり、
イエズス会によって出版されたキリシタン版の上巻が、
スペインのエル・エスコリアル修道院に残っている。
▼覇道の章 №45 徳川家の事情 ~1~