石破茂首相が代表を務めた自民党派閥「水月会」(石破派、9月に解散)が政治資金パーティー収入の一部を記載せずに政治資金収支報告書を作成した疑いで、神戸学院大学の上脇博之教授(政治資金オンブズマン代表)は3日、石破氏と同派会計責任者ら4人に対し、て政治資金規正法違反容疑で告発状を東京地検に送りました。

 

石破氏の不記載・裏金疑惑は「しんぶん赤旗」日曜版(6日付)が特報しています。

 

告発状によると、石破派は2019年~21年に開いた政治資金パーティーで、健康保険政治連盟から計138万円を得ながら収支報告書の収入欄に計58万円しか記載していませんでした。差額の計58万円しか記載していませんでした。差額の計80万円が不記載で、公訴時効が過ぎた16~18年に開いたパーティーでも計60万円の不記載があるとしています。

 

安倍派(清和政策研究会)や二階派(志帥会)など自民党の主要5派閥は、複数の政治団体から受領した20万円超のパーティー収入を記載せず、裏金をつくっていました。

 

石破派で発覚した総額140万円の不記載は「氷山の一角」の疑いがあり、他の自民党派閥と同じ手口で「裏金がつくられているのではないかとの疑念も生じる」と上脇氏は指摘。会計帳簿を押収するなどの「厳正な捜査」で「厳重に処罰すべきと判断していただきたい」と強調していただきたい」と強調しています。

 

 

2024年10月4日付「しんぶん赤旗」より

 

 

政治資金オンブズマンと日本共産党とはすっかり共闘関係が構築できたようです。「しんぶん赤旗」日曜版が報じて政治資金オンブズマン」が告発状を検察に提出する、これも「市民と野党の共闘」と呼べます。