米軍の輸送機オスプレイが米軍岩国基地に(山口県岩国市)の拠点に使う日米共同訓練などに反対する「岩国を戦争の拠点するな!オスプレイを飛ばすな! 市民集会」が21ニッチ、同市役所前で開かれました。住民投票を力にする会などでつくる実行委員会の主催。約150人が参加死、抗議の声を上げました。

 

28日からの日米共同訓練では、オスプレイ計6機程度が同基地に飛来。また同機はを年内に同基地に初配備する計画も狙われています。

 

「あの欠陥機、オスプレイを堂々とここへ持ってくるなんて、黙っているわけにはいかない」、こう訴えるしないの井上千代子さんは近所の男性から「わしは怒っとるわしの代わりに言ってほしい」と頼まれたとし、「埋もれている多くの声がある。市民の声を集めて大きな世論をつくろう」と呼びかけました。

 

実行委員長で岩国地域労連の即席湖文議長は昨年11月のオスプレイの鹿児島県屋久島沖での墜落事故などを挙げ、「これからも事故が起る可能性が高い。反対の声を大きくしよう」と訴えました。

 

日本平和委員会の千坂純事務局長が情勢報告し、オスプレイを「この2年で4件の墜落事故が発生し、計20人の軍人が死亡する異常な事態」と指摘。大分県平和委員会の日高幸男事務局長、日本共産党の藤本一規県議が連帯あいさつしました。

 

参加した市内の女性(77)は「オスプレイはいつ、どこで落ちてもおかしくなく、恐ろしい」。宇部市の山本善和さん(48)はあれほどの欠陥機が上空を飛べば市民は不安になる」と語りました。

 

 

2024年7月22日付「しんぶん赤旗」より

 

 

あれだけ事故を起こした飛行機です。岩国市民や山口県民が不安になるのも理解できます。そして事故の原因がはっきりしていないのも不安材料です。構造上の欠陥があるのでしょう。

 

オスプレイが配備されているのは、米国にとっての「同盟国」「同志国」の中で日本のみであることも記憶しておかねばなりません。