大激戦のまま投票日を迎えた東京都知事選・東京都議補選(7日投票)。最終日の6日、「ひとりで生きる選択肢に光を会って」「私たちの声を聞いてくれる人にリーダーになって鳴ってほしい」ー。新宿駅周辺では、激しい雨と雷をついて、蓮舫知事のたっm上へ、各地で「ひとり街宣」に取り組む人たちや、初めて参加した若者などさまざまな思いを持った人たち詰めかけました。蓮舫氏は同日、多摩地域を駆け、新宿駅東南口での選挙選最後の訴えに力を込めました。一方、現職の高家百合子候補は街頭演説を増やしましたが、どこでも市民の厳しい批判の声にさらされました。日本共産党の小池晃食局長は、知事選と同日投開票の都議補選の必勝へ江東区、板橋区、北区で街頭演説し、山添拓、吉良よし子の両参院議員も街頭から訴えました。

 

「ひとり街宣」新宿に結集

 

新宿駅南口では夕方、激しい雷と土砂降りにもかかかわらず、「ひとり街宣」をする市民が各地から結集。傘をさしながらプラカードを掲げた人が道の両脇にずらりと並びました。

 

web系の会社で働く31歳の吉田さん(女性)は、一人のスタンディングは今回の知事選が初めて。3日から始めました。「勇気いりましたよ。でも同じような人が他にもいるので。地図アプリで宣伝場所を埋めてくのがあるけど、私が住む地域にも他の人の行動で印がついていて、うれしく思いました」といいます。

 

他県から足を運ぶ人も。埼玉県毛呂山町から来た、たまおさん(仮名、50代)は、「民主主義の浪が起きています。この目で見たいと思いました。埼玉や他の場所でも同じような動きをつくりたいです」と語りました。

 

今日初めて「ひとり街宣」する人も少なくありませんでした。吉田さん=群馬県高崎市=は「政治が悪い方に向かっていると感じました。自分事だとして何かできればと思いました。

 

「ひとり街宣」が行われていた場にも、蓮舫氏は駆けつけ、スピーチしました。

 

新宿駅東南口前での午後7時30分からの蓮舫候補の演説では、会場周辺には通路が狭くなるほど多くの人が詰めかけました。

 

蓮舫氏は、最後まで演説に耳を傾けた人たちに感謝を示した上で、「これからの都政に必要なのはうそのない誠実な都政だ。小池都政の8年を私にリセットさせてほしい」

 

 

2024年7月7日付「しんぶん赤旗」より

 

 

終盤になって蓮舫陣営は、盛り上がってきたのを感じます。小池陣営は最終盤になって街宣に乗り出したようです。「小池陣営」といってもその内実は、自民党東京都連のスタッフでしょうが。

 

いろんな報道を見ていると、小池陣営が焦っているのがよく分かります。

 

石丸陣営は、今回の知事選は、首都東京におけるデビュー戦だと考えているのでしょう。かれの本心は国政進出です。相当広島県安芸高田市では、議会と対立していたようです。もう広島に居場所はないと思い、首都東京での知事選に立候補したのでしょう。