【ロンドン共同】英下院(定数650)総選挙は4日に投開票された。BBC放送の確定議席予測によると、スターマー党首率いる最大与党の労働党の圧勝が確実とななった。過半数を大きく超える400議席以上を獲得し、2010年以来14年ぶりの政権交代を実現する見通し。5日にスターマー党首が首相に就任する。与党保守党は不祥事や首相交代が相次ぎ、過去100年間で最大と指摘。歴史的大敗の可能性が大きい。

 

スターナーシ派「選挙運動をしてくれた型、投票しいぇくれた型、ありがとう」とX(旧ツイッター)に投稿し、支持者に謝意を伝えた。

 

BBCが出口調査などに基づき、4日夜に伝えた議席3、下院選下院選予想では、労働党は410以上。一方保守党は改選議席よりより200議席以上減らしして131、自民党はは61、右派ポピュリズム政党「リフォームUK」が13、同党が下院選で議席をおなる可能性がある獲得するのは初めて。

 

英メディアによると、保守党は1830年代の結党以来の最少議席となる可能性がある。

 

 

2024年7月5日付「共同通信」電子版による

 

 

地滑り的な労働党の勝利に終わりました。ある程度は保守党が議席を減らすと言われていましたが、ここまで差がつくとは想定外でした。極右政党が躍進した仏総選挙とは対照的な結果になりました。今年はG7の中で大きな選挙を抱えたメンバー国があります。米国では大統領選と下院議員選、英国と仏では総選挙、そして日本は総選挙の話がちらほら聞こえます。

 

日本では2009年の総選挙でこのような結果が出、自民党が地滑り的大敗を記録したことがありました。次期総選挙ではどのような結果になるのでしょうか。